こんにちは、ゆうきちです。
今回は春キャンプにおすすめの服 7選を紹介していきます。
選ぶポイントは以下のとおり。
- 動きやすい
- 街でも着れる
- 流行に関係なく長く着れる
春は服装選びが難しい季節ですが、キャンプとなるとさらに難しくなります。
キャンプ場は標高が高い場所にあることも多く、とくに朝晩はまだまだ冷え込みます。
防寒対策をしっかりしたうえで春キャンプを楽しみましょう。
春キャンプにおすすめのメンズ服 7選
30代〜40代男性を想定してセレクトしています。
1. アークテリクス スコーミッシュフーディ
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」はカナダのアウトドアメーカー【ARC'TERYX 】の定番商品で、変わりやすい天候に適した軽量ウィンドシェルです。
「TYONO30」は以下に優れたハイテク素材です。
- 撥水性
- 通気性
- 防風性
- ストレッチ性
アウトドアに必須の条件がすべて揃っていますよね。
で、持ち運びに便利なパッカブル仕様。収納袋に入れるタイプではなく、胸ポケットに本体をぐいぐい押し込んで収納できるようになっています。
すべて収納すると500mlペットボトルよりもコンパクトに。
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」のメリットは以下の6つ。
- 快適な着心地
- 長く着れる
- 街着としてもオシャレ
- 3シーズン対応
- 持ち運びが便利
- 洗濯機OK
重量が140gと軽量でストレッチが効いているので着心地バツグンです。ほぼノーストレスですね。また、デザインがシンプルなので年齢に関係なく長く着れます。コンパクトに収納できるので荷物にならず、サッと羽織ることができるので便利ですよ。
デメリットは以下の3つ。
- 収納ポケットが少ない
- 収納時のシワ
- 焚き火NG
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は胸ポケットひとつだけで、両サイドにポケットがありません。しかし、ポケットを省いたことで軽量化につながり、着心地がアップしているとも考えられますよね。
なお、焚き火には要注意です。ナイロン100%なので火の粉で穴が空く可能性がありますので...。どうしても焚き火をするのであれば、脱ぐかコットンのアウターやシャツを羽織りましょう。
アークテリクスの表記サイズはUSサイズなので、通常着ているサイズよりもひとつ下のサイズを選ぶことをおすすめします。
ぼくは178cm76kgですが、Mサイズでジャストでした。
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は春〜秋の3シーズン使えます。とくに宿泊なしのデイキャンプや街着としてもおすすめのアウターです。
>>>アークテリクス「スコーミッシュフーディ」レビューはこちら
2. シエラデザインズ マウンテンパーカー
シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は【SIERRA DESIGNS】を代表する商品としてだけでなく、マウンテンパーカーの元祖として「永遠のド定番」と言われています。
シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は米国製60/40クロスが使われています。
特徴は以下のとおり。
- 撥水性
- 透湿性
- 引き裂き、摩擦、引っかけへの耐性
シエラデザインズ「マウンテンパーカー」のメリットは以下の4つ。
- 焚き火で使える
- 焚き火グッズが余裕で入る収納力
- 3シーズン使える
- 街でも着れる
60/40クロスはコットンとナイロンの混紡生地なので焚き火に使えます。火の粉が多少降りかかっても穴があくことはほぼありません。 TC素材(ポリコットン)のテントやタープなんかと同じ原理ですね。ただ、完全防火ではないので、そこは要注意です。
両サイドのポケットは大きく、しっかりとマチがあります。
これなら焚き火グッズ(手袋やふいごなど)が余裕で収納できますね。(注意:丈の短い「ショートパーカー」はポケットにマチがないので収納力が劣ります。)
シエラデザインズ「マウンテンパーカー」のデメリットは以下の2つ。
- 水洗い不可
- 値段が高い
シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は定価:44,000円(税抜)です。ちょっと尻込みする値段ですが、ぼくはそれだけの価値があると思っています。流行とは関係なく、長く着れますし、とくに40代以降のほうが渋みが増して似合ってくると思います。
(注意:丈の短い「ショートパーカー」も定価は同じですので、選ぶ際はよく確認してください。)
サイズはふだん着ているサイズよりワンサイズ下を選ぶことをおすすめします。ぼくは178cm 76kgでMサイズでちょうど。父親も着ているのですが、165cm 64kgでSサイズを着ています。
シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は夏以外の3シーズン使えるアウターです。
厚手ではないのでインナーで服装の調節がしやすく、朝晩が冷える春キャンプにおすすめします。焚き火に使えることもポイントです。
>>>シエラデザインズ「マウンテンパーカー」レビューはこちら
3. グラミチ ニューナローパンツ
グラミチ「ニューナローパンツ」はもともとクライミング用パンツとして開発されたのですが、いまではタウンユースの定番パンツとして大人気です。ちなみに「ナロー」とは【narrow = 細身】の意味で、略してNNパンツと言われたりもします。
グラミチ「ニューナローパンツ」のメリットは以下の3つ。
- 焚き火に使える
- ストレスゼロ
- 街でも履ける
素材はコットン98%なので焚き火で使っても大丈夫。火の粉が降りかかったとしても穴が空きにくいです。
特筆すべきポイントが履き心地です。ジーンズやコットン100%のパンツに比べて履き心地がバツグンに良いです。どれくらい良いかというと、グラミチ「ニューナローパンツ」を履いたまま寝ても違和感がないくらい。一泊くらいならパジャマを持っていかなくても大丈夫です。
快適な履き心地を実現している特徴は以下のとおり。
- ストレッチ生地
- ガゼットクロッチ
- ウエストがゴム
- ウェビングベルト
素材がコットン98%、ポリウレタン2%のストレッチ生地なので、よく伸びます。
おかげでストレスがなく、めちゃくちゃ動きやすいです。
ガゼットクロッチとは股の部分の加工のこと。
こういう立体加工のパンツはあまりないですよね。足が開きやすいというか、ストレスなく自由に動かせる感じです。
また、ウエストがゴムなのでラクです。「3kg太ってキツイ!」みたいなこともなし!ウェビングベルトで快適な位置まで絞ったり緩めたり調節もできます。
グラミチ「ニューナローパンツ」のデメリットは以下の3つ。
- ベルトが垂れる
- 洗濯時にバックルをはずす手間
- バックポケットのベルクロ
こんな感じでベルトが垂れます。
もうひとつベルトループがあればなーと思うことはあります。でもこれもグラミチらしさ。ワンポイントにもなりますし。
バックポケットはベルクロ仕様です。
ミニタオルなどのタオル生地はこのベルクロに引っかかるので、 さらっとした普通のハンカチを使いましょう。
サイズは自分のウエストが下記表の最小と最大のあいだに収まるサイズを選べばOK。ウエストがゴムなので、そこまでにシビアに考えなくても大丈夫です。
ぼくは178cm 76kgでLサイズを履いています。ウエストは33〜34インチ(83cm〜86cm)です。
ぼくはヘザーグレーとデニムの2本揃えたほどグラミチ「ニューナローパンツ」を気に入っています。快適すぎてもう他のパンツが履けなくなるくらいです。
4. KEEN ジャスパー
KEEN「ジャスパー」はクライミングシューズとコンフォートシューズのいいとこ取りをしたアウトドアスニーカーです。アウトドア系スニーカーとしてはロングセラーを記録する定番モデルです。
KEEN「ジャスパー」の特徴は以下のとおり。
- ホールド性の高いレースシステム
- 吸湿性に優れたライニング素材
- カスタマイズが楽しめるシューレース2種付き
シューレースがつま先まであるのがKEEN「ジャスパー」の大きな特徴です。足をしっかりとホールドしてくれるので、他のスニーカーでは味わえないフィット感があります。見た目もブーツとスニーカーの中間のような雰囲気でかわいいですよね。
中はサラッとしていて汗を吸ってくれます。
フットベッドは肉厚でもちもちしているのでクッション性がバツグン。
ソールは比較的フラットな作りでグリップ性に優れています。
いかにもアウトドアという感じで耐久性も問題なさそうです。
付属品として靴ひもが2種類ついています。
ぼくが購入した「色:CATHAY SPICE/ORION BLUE」には、鮮やかなブルーと茶/紺ミックス柄の2種類の靴ひもが入っていました。気分に合わせて選べるのが嬉しいですよね。
実際に履いてみるとこんな感じ。
全体的に履き心地が柔らかいです。
で、ホールド感がめちゃくちゃあります。とくにかかとが包み込まれているので、ズレたり脱げそうになることが全然ありません。足で地面をつかむ感覚があって歩きやすいです。
KEEN「ジャスパー」のサイズは少し小さめに作られています。公式サイトでは0.5cm大きめを勧めていますが、ぼくは甲高幅広なので、1cm大きいサイズがちょうどいい感じでした。ふだんは仕事用の革靴(26.5cm)を履いていますが、KEEN「ジャスパー」だと(27.5cm/US9.5)がピッタリです。
なので、
普通足の方 ▶ 0.5cmアップ
甲高幅広の方 ▶ 1cmアップ
を選ぶといいと思います。
KEEN「ジャスパー」はアウトドアスニーカーなだけあって機能性や履き心地は文句なしという印象です。ナチュラルな外観はキャンプにもぴったりですし、街で履いてもおしゃれですね。
5. ナンガ メリノウール
ナンガ「メリノウール」は滋賀県のアウトドアメーカー【NANGA】によるウール100%のインナーです。
春とはいえ、キャンプ場は朝晩冷え込むこともしばしば。そんなときに薄手のウールインナーがあると心強いです。ナンガ「メリノウール」はオーストラリア産のメリノウールを100%使用しています。
ウールは冬の素材と思われがちですが、抗菌・防臭効果と吸湿性があるので少し汗をかく春にも威力を発揮してくれます。
生地は薄手でサラッとした肌触り。熱がこもりにくく春にもちょうどよい感じです。
ウール100%ですが、チクチク感がまったくなくインナーとして気持ちいいです。
ボディは立体裁断されています。
体にフィットするので、アクティブに動きやすいです。アウトドアメーカーらしいこだわりですね。
ナンガ「メリノウール」のサイズはややゆったりめです。ぼくは178cm76kgですが、Lサイズがちょうどでした。ピチピチでもなくダボダボでもなく、自然に肌に沿う感じです。なので、サイズ選びは普段着ているサイズを選ぶことをおすすめします。
ナンガ「メリノウール」はキャンプやアウトドアはもちろん、デイリー使いにもおすすめできるウールインナーです。
6. ROTOTO ダブルフェイスソックス ”シルク&コットン”
ROTOTO「ダブルフェイスソックス ”シルク&コットン”」は奈良県で【一生愛せる消耗品】を作り続けるROTOTOの定番ソックスです。
パッケージもシンプルでかわいいです。
ROTOTO「ダブルフェイスクルーソックス ”シルク&コットン”」の素材は以下のとおり。
コットン 38%
ポリエステル 9%
ナイロン 4%
ポリウレタン 1%
熟練の職人の手で丁寧に編まれたソックスは以下のような二重構造になっています。
肌に当たる内側→シルク
内側のシルクはパイル状に編まれています。
履き心地がふわっと柔らかく、肌当たりがやさしいです。
サイズは男女兼用で以下の3種類。
M(25〜27cm)
L(27〜29cm)
ぼくは靴のサイズが26.5cmなのでMサイズを履いています。
ちょうどいいサイズ感です。
ROTOTO「ダブルフェイスソックス ”シルク&コットン”」のメリットは4つ。
- 快適
- 靴を脱ぐ場面でも恥ずかしくない
- 年齢性別問わず履ける
- 気分が上がる
コットン100%のソックスと比べて、サラッとしているので蒸れにくく快適。やさしく包み込まれるような履き心地も気持ちが良いです。
外観からも上質なことがわかるので、靴を脱ぐ場面でも恥ずかしくありません。リブの色の切り返しもさりげなくオシャレ。また、ベーシックなデザインなので年齢性別問わず、誰にでも似合います。
注意点は2つ。
- 靴がきつくなるかも
- ソックスにしては高額
生地が二重構造なのでやや厚手です。靴のサイズによってはきつく感じる可能性があります。しかし、入らないほどではないと思うので大丈夫だとは思います。
価格が1足1,760円します。ソックスは毎日履くものなので気持ちが良いものを履きたいですよね。3足1,000円ソックスとはやっぱり全然違います。
ROTOTO「ダブルフェイスソックス ”シルク&コットン”」は春におすすめのソックスです。色味がナチュラルなのでキャンプの雰囲気にもよく合います。
>>>ROTOTO「ダブルフェイスソックス ”シルク&コットン”」レビューはこちら
7. ROCOCO別注 今治スヌード
ROCOCO別注「今治スヌード」は大阪の洋服店【ROCOCO】が愛媛県今治市にある老舗タオルメーカー【宮崎タオル】へ別注した綿100%のスヌードです。ROCOCOのベストセラー商品です。
パッケージはしっかりした箱に入っています。
ギフトにもいいと思います。
ROCOCO別注「今治スヌード」は男女兼用です。
スペックは以下のとおり。
カラー:ブラウン、レッド、オレンジ、ターコイズ、カーキ、スレート
重量:70g
素材:コットン100%
価格:3,520円(税込)
生産:日本製
希少なスーピマオーガニックコットンを混紡しています。
着用するとこんな感じ。
柔らかいコットンなのでまったくチクチクしません。ぼくは敏感肌なので助かります。そして、着けていることを忘れてしまうほど軽いです。気がついたらほぼ一日中着けていました。折り畳めばコンパクトになるので、お出かけや旅行にもぴったりですね。
ただ、コットンなので保温性は高くありません。首元の隙間から冷気が入ってきますので、冬はちょっと厳しいかなという印象です。
ROCOCO別注「今治スヌード」は輪っか状なので、マフラーみたいにほどけることがありません。アクティブに動くキャンプにもおすすめです。
春キャンプにおすすめの服装 7選【防寒対策必須】 まとめ
以上、春キャンプにおすすめの服を紹介してきました。
春は昼間のポカポカ陽気に油断しがちですが、キャンプ場の朝晩は冷え込みます。
防寒対策をしっかりしたうえで、春キャンプを楽しみましょう。
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