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【シエラデザインズ「マウンテンパーカー」レビュー】ワンサイズ小さめがおすすめ!ロクヨンなら焚き火もOK

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本記事ではシエラデザインズ「マウンテンパーカーについて、

  • サイズ感は?
  • 焚き火に使える?
  • 家庭で洗濯できる?
  • 値段なりの価値あるの?

 

といった疑問を解決できればと思います。

 

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は老舗としての伝統を受け継ぎつつも、時代を超越した「デザイン」「着ごこち」「機能性」「使い勝手」を備えたアウターです。

 

ぼくは実際に3年以上愛用していますが、サイズ違いで2着揃えたほど気に入っています

 

ではさっそく、シエラデザインズ「マウンテンパーカー」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」外観と特徴

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」はマウンテンパーカーの元祖であり、【永遠のド定番】と言われるマウンテンパーカーです。

 

1968年の発売以降50年以上も愛されているロングセラー商品です。

 

【スペック】

表地:綿60%、ナイロン40%

裏地:綿60%、ナイロン40%(上部)
   ナイロン100%(下部)

重量:700g(Mサイズ)

価格:48,400円(税込)

 

ぼくは178cm76kgで、オリーブドラブMサイズとグリーンSサイズの2着を愛用しています。

 

こちらはオリーブドラブMサイズ。

シエラデザインズ マウンテンパーカー

これぞ正統派マウンテンパーカーというべきベーシックで渋いルックス。オリーブドラブはややミリタリーテイストを感じる無骨なカラーです。

 

こちらはグリーンSサイズ。

シエラデザインズ マウンテンパーカー

明るめのトーンで春や初秋にぴったりな爽やかなカラーです。
 

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」最大の特徴といえば「60/40クロス」です。

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綿60%ナイロン40%の比率で織り上げられていることから、「60/40クロス(通称ロクヨンクロス)」と呼ばれます。

 

肌ざわりはサラッとしつつも質実剛健な風合いが魅力です。(詳しくはコチラで後述します)

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は以下のように防風対策がしっかりしています。

  • 高さのあるフード
  • 比翼仕立てのフロント
  • 腰のドローコード
  • 袖のベルクロカフス

どれも発売当初からの基本的な装備ですが、今なお変わらずに受け継がれているということは完成度が高い証拠です。

 

あご部分のチンガードと背中のマップポケットで防寒面にも配慮しています。

このマップポケットは名前のとおり地図を入れるためのポケットなのですが、地図や新聞などを入れると防寒にもなります。

 

まぁ実際はほとんど使わないので豆知識として......。

 

収納面も充実しており、フロントに収納ポケットが4つとハンドポケットが2つ。

腰ポケットにはマチがあるので、財布やスマホが余裕で入ります手ぶら派にはうれしいですね。

 

この腰ポケットはサイドから手を突っ込めるため、寒いときも便利です。

 

フロントファスナーはプラスチック製のビスロンファスナー、ボタンはブランドロゴ入りの高級感ある仕様です。

ビスロンファスナーは金属製と比べて軽く、スライダーの滑りがいいためスムーズに開閉できます

 

また、引き手が大きいため、手袋をしたままでも掴みやすいことも特徴です。
 

内側は上半分が60/40クロス、下半分がナイロン100%となっています。

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肌ざわりがサラサラしているため、袖を通しやすく、動きやすいです。 

 

60/40(ロクヨン)クロスとは

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 シエラデザインズ「マウンテンパーカー」に使用されている60/40クロス(通称ロクヨンクロス)は

 

  • 横糸→綿60%
  • 縦糸→ナイロン40%

 

の比率で織り上げた生地のことで、すべてアメリカで作られています

 

綿100%ともナイロン100%とも異なる独特の光沢と風合いが特徴です。

ロクヨンクロス

サラッとた肌ざわりナチュラルなやわらかさを併せ持ち、使い込むほどに味わいが出るため、最新のハイテク系アウトドアウェアにはない魅力があります。
 

そして以下の性能に優れています。

  • 撥水性
  • 透湿性
  • 耐久性

 

まさにアウトドアにピッタリの生地ですね。

 

それぞれの性能を深堀りしていきます。

 

①撥水性

60/40クロスは綿混紡ながらも、少々の雨なら弾いてくれます。

 

次のように、生地が濡れることによって、はじめて撥水性を発揮します。

 

1.生地が湿気を吸う
  ↓
2.綿が膨張する
  ↓
3.糸の目が詰まる
  ↓
4.水を通しにくくなる

 

これにナイロンの撥水性能が合わさり、水を弾くようになります。

ロクヨンクロス 撥水

とはいえ、完全防水ではないのでご注意ください。長時間雨に打たれると浸水します。


②透湿性

60/40クロスのユニークさは撥水性だけでなく、同時に透湿性を実現したことです。

 

綿が含まれているため通気性が高く、汗をかいてもムレを防止。ある程度の温度や湿度の変化に対応できるため、快適な着ごこちが長続きします。

 

③耐久性

60/40クロスはナイロン糸が縦の一方向に使われているため、引き裂きや摩擦、引っ掛けなどへの耐性があります。

 

また、綿を混紡しているため耐火性にも優れます

 

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」サイズ

 サイズ表(cm)

  身幅 着丈 裄丈 重量
XXS
54
70
75
600g
XS
56
72.5
80.5
600g
S
57.5
74
83.5
650g
M
59.5
76.5
85
700g
L
62
78.5
88.5
700g
XL
63.5
80.5
92.5
750g
XXL
66
82
95
800g

 

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」はUSサイズのため大きめの作りです。よって、サイズ選びはワンサイズ小さめをおすすめします。

 

タイトめが好みであれば、ツーサイズ小さめでも大丈夫です。

 

ぼくは178cm76kgで、ふだんはLサイズが基本です。今回、シエラデザインズ「マウンテンパーカー」のMサイズとSサイズの2種類を着比べてみます。

 

①Mサイズ

シエラデザインズ マウンテンパーカー サイズ

袖や裾の長さがちょうどよく、ボディはやや余裕があります。

 

中にニットやスウェットなどを着込んでもまったく窮屈感がありません。かといって、ダボッとも見えず、スッキリとしたシルエットです。

 

②Sサイズ

シエラデザインズ マウンテンパーカー サイズ

袖や裾の長さが若干短めですが、それでも全然違和感なく着れます。

 

ボディがジャストのため、厚着は難しいです。中は下着+シャツくらいまで。タイトめに着るぶんには問題ありません。

 

ぼくの体型(178cm76kg)だと、Mサイズのほうが余裕があって着ごこちがいいです。厚着できるため冬も使えます。

 

なので、サイズ選びは基本的にワンサイズ小さめがおすすめです。タイトめが好みであれば、ツーサイズ小さめでもOK。

 

4つのメリット

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」のメリットは以下の4つです。

  1. 焚き火OK
  2. バツグンの収納力
  3. 3シーズン使える
  4. 街で着てもおしゃれ

 

1. 焚き火OK

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は焚き火に使えます

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なぜなら綿が60%混紡されているためです。

 

いわゆるTC素材(ポリコットン)のテントやタープと同じ原理で、火の粉が付いても穴が空きにくくなっています

 

たとえば、焚き火に強いことで人気のテンマクデザイン「サーカスTC」やタトンカ「タープ2TC」は綿35%ポリエステル65%です。

 

よって、綿が60%混紡されているシエラデザインズ「マウンテンパーカー」は焚き火に使えます。ただ、完全防火ではないのでご要注意ください。 

 

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2. バツグンの収納力

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は収納力バツグンです。

 

ポケットが大きく、マチがあるため財布やスマホ、小物などが余裕で入ります。

 

日常のちょっとした外出ならバッグが不要なため、手ぶら派にとってはうれしい仕様です。

 

また、キャンプで使う場合もキャンプギアをまるっと収納可能

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手袋、ヘッドライト、火吹き棒、ガストーチを入れてもまだ余裕があります。

 

バラバラになりやすい小物をまとめれるため、管理がラクです。
 

3. 3シーズン使える

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は夏以外の3シーズン使えます


生地が薄すぎず厚すぎずでちょうどいい塩梅のため、インナーで服装の調節がしやすいです。真冬でも気温が10℃以下でなければ全然大丈夫。

 

たとえば、ぼくは季節によってインナーを以下の感じで調節しています。

 

  • 春・秋→下着+シャツ
  • 冬  →下着+シャツ+ニット+ネックウォーマー

 

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は微妙な気温の変化にもフレキシブルに対応できるため便利です。 

 

4. 街で着てもおしゃれ

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は街で着てもおしゃれです。

デザインそのものは無骨なものの、シルエットがスッキリしているため野暮ったさがありません

 

カジュアルコーデだけでなく、細身のパンツやジャケパンなどのトラッド系コーデにもマッチします。

 

カラーバリエーションが豊富なので、お気に入りの一着が必ず見つかるはず。女性が着てもカワイイですよね。

 

なので、シエラデザインズ「マウンテンパーカー」はアウトドアだけでなく、街着としてもおすすめです。

 

2つのデメリット

逆にシエラデザインズ「マウンテンパーカー」のデメリットは次のとおりです。

  1. 家庭での洗濯NG
  2. 高額

 

1. 家庭での洗濯NG

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は家庭で洗濯できません

 

洗濯表示にしっかり表記されています。

シエラデザインズ マウンテンパーカー 洗濯

 

上記画像をまとめると以下のとおりです。

【OK】

  • 石油系溶剤による弱いドライクリーニング

【NG】

  • 家庭での洗濯
  • 漂白剤
  • タンブル乾燥
  • アイロン
  • ウェットクリーニング

 

なので、シエラデザインズ「マウンテンパーカー」はクリーニングに出しましょう。カテゴリーは「ジャンパー」になるため、料金は1,000円前後でできるはずです。

 

2. 高額

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は48,400円(税込)と高額です。

 

これだけの金額を出せばもっと保温力の高いダウンジャケットが買えてしまうので、迷うのもムリはありません。

 

ぼくも購入時は迷いました。ですが、今は買ってよかったと感じています。

 

実際に着てみると「デザイン」「着ごこち」「機能性」「使い勝手」などトータルで完成度が高いです。50年以上売れ続けているだけのことはあります。

 

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は流行に関係なく長く着れるため、総合的に見るとコスパが高く、値段相応の価値があると思います。

 

それでも48,400円はなかなか高いので、もう少しお手頃なマウンテンパーカーを探しているなら以下をチェックしてみてください。

 

▼マウンテントレイルパーカー 25,300円(税込)

65/35クロスを採用し、現代に合わせてアレンジしたマウンテンパーカー。

▼ボアパーカー 29,700円(税込)

もこもこボアライナーが付いた冬仕様のマウンテンパーカー。

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」レビュー まとめ

以上、シエラデザイン 「マウンテンパーカー」をレビューしてきました。

 

シエラデザインズ「マウンテンパーカー」は老舗としての伝統を受け継ぎつつも、時代を超越した「デザイン」「着ごこち」「機能性」「使い勝手」を備えたアウターです。

 

アウトドアや焚き火のみならず、街着としても活躍しますので、ぜひいちどチェックしてみてください。

 

 

 

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