本記事ではアークテリクス「スコーミッシュフーディ」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
など、実際に着てみた印象をお伝えします。
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」はスタイリッシュなルックスとストレッチによる極上の着ごこちを兼ね備えたウィンドブレーカーです。
アウトドアやスポーツだけでなく、街着としても春〜秋の3シーズンは強力な戦力になってくれます。
というわけで、アークテリクス「スコーミッシュフーディ」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
- アークテリクス「スコーミッシュフーディ」外観
- アークテリクス「スコーミッシュフーディ」特徴
- アークテリクス「スコーミッシュフーディ」サイズ感
- 5つのメリット
- 3つのデメリット
- 洗濯方法
- アークテリクス「スコーミッシュフーディ」レビュー まとめ
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」外観
「スコーミッシュフーディ」はカナダのアウトドアメーカー【アークテリクス】の定番商品で、変わりやすい天候に適した軽量ウィンドシェルです。
178cm76kgのぼくはブラックのMサイズを着ています。
テカテカとした光沢がなく、マットな質感のため、落ち着いた雰囲気を感じます。生地は薄手ながらもしっかりしており、ペラペラとしたチープさはありません。
胸ポケットにアークテリクスのシンボル「始祖鳥」のリフレクターロゴが入っただけのミニマムなデザインです。
シンプルゆえに年齢を問わず着ることができます。
フロントジッパーはYKK製の「ノンスリップジップ」を採用。
つかみやすく滑りにくい素材が使われているため、開閉操作にモタつくことがありません。
また、アゴまでジッパーを閉めることができるので、首元からの冷気を遮断できます。
裾のアジャスターコードと袖のゴムシャーリングで風対策もばっちりです。
ウィンドブレーカーとして過不足ない機能が装備されています。
フードは手前が「帽子のつば」のような感じになっているため、雨の日でも視界を確保。
後頭部のドローコードを絞ることで、フード全体のフィット感が調節可能です。
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」特徴
つづいて、アークテリクス「スコーミッシュフーディ」の特徴を見ていきましょう。
【スペック】
素材:TYONO30(ナイロン100%)
重量:140g
フィット:トリムフィット(やや細身)
製造地:バングラデシュなど
価格:25,300円(税込)
生地は日本の東レが開発したハイテク素材「TYONO(ティノ)」です。わざわざこんなタグを付けるほど推しています。
「TYONO30」は以下に優れた素材です。
- 撥水性
- 通気性
- 防風性
- 耐久性
- ストレッチ性
アウトドアに必須の条件がすべて揃っています。
なかでも、ストレッチ性を備えているのが、この生地のスゴイところです。
ナイロンでありながらも、この伸縮性!
このアークテリクス「スコーミッシュフーディ」はその他のウィンドブレーカーと比べて着ごこちは頭ひとつ抜けています。ストレッチ性を備えたウィンドブレーカーはなかなかありません。
さらに、アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は持ち運びに便利なパッカブル仕様です。ウェア全体を胸ポケットに収納できるようになっています。
胸ポケットの奥にある輪っかを引っ張り出して......そのまま胸ポケットの裏側にウェア全体をグイグイ押し込んでいきます。
......すると、手のひらサイズまでコンパクトになります。
重量もわずか140gとめちゃくちゃ軽いです。
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」はおもにバングラデシュで製造されています。
ネットショップを見てみると、並行輸入品が多数販売されています。
並行輸入品がニセモノであることはまずないと思いますが、メーカー補償は受けられないのでご注意ください。
アークテリクスによると、並行輸入品の場合は、修理代が正規品の約3倍かかるとのことです。(参考:よくある質問|ARC’TERYX|アークテリクス公式オンラインストア)
修理に出すケースはほぼないと思いますが、気になる人は正規取扱店での購入をおすすめします。
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」サイズ感
【サイズ表】単位:cm
着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 | |
---|---|---|---|---|
XS |
71
|
52
|
43
|
61
|
S |
73
|
53
|
45
|
64
|
M |
75
|
55
|
47
|
66
|
L |
77.5
|
59
|
50
|
67
|
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」はUSサイズのため大きめの作りです。なので、サイズ選びはふだん着ているサイズよりもワンサイズ小さめをおすすめします。
178cm76kgのぼくはふだんLサイズを着ていますが、アークテリクス「スコーミッシュフーディ」はMサイズがジャストでした。(中にTシャツ着用)
スリムシルエットのためスッキリと着こなせます。とはいえ、窮屈感はまったくありません。ストレッチが効いているので突っ張りがなく、肩や腕も動かしやすいです。
ただ、厚手のニットやスウェットを着込むのは厳しいかと。Tシャツ+シャツくらいが限界です。
袖も手の甲が隠れる長さでちょうどいい感じ。
もし、これがLサイズだったら袖が長すぎたでしょうね。ワンサイズ小さめを選んで正解でした。
なので繰り返しになりますが、サイズ選びはふだん着ているサイズよりもワンサイズ小さめがおすすめです。
5つのメリット
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」のメリットは以下の5つです。
- ストレスのない着ごこち
- 長く着れる
- おしゃれ
- 3シーズン対応
- 持ち運びの負担なし
1. ストレスのない着ごこち
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は
- 軽量
- ストレッチ
のため、快適な着ごこちを実現しています。
ナイロン100%のウィンドブレーカーとしてはトップクラスのストレッチ性を誇るため、アウトドアやスポーツなどのアクティブな動作でもノーストレスです。
あと、もうひとつ大きなポイントが袖口の処理。
袖口の半分(シワが寄っている部分)だけにゴムが入ってます。
これが締まりすぎず、緩すぎずで絶妙なフィット感で着ごこち向上に一役買っています。
こういう袖口の処理は初めてだったんですが、「ちょっとした工夫で着心地が変わるんだな」と感心してしまいました。
とにかく、アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は着ごこちへの配慮がしっかりされています。
2. 長く着れる
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は長く着ることができます。
デザインがミニマム&シンプルなので、年齢や流行に左右されません。
着る人や合わせる服を選ばないため、ワードローブに一着あるとなにかと重宝します。
なので、アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は長く愛用できること間違いなしです。
3. おしゃれ
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」はアウトドアだけでなく街着としてもおすすめです。
シルエットや素材感が洗練されているので、アウトドアウェア特有の野暮ったさがまったくありません。
とくにブラックは都会的な雰囲気すら感じさせ、スッキリ見えます。
なので、アークテリクス「スコーミッシュフーディ」を街で着てもおしゃれです。
4. 3シーズン対応
春や秋は肌寒かったり、暖かかったりと服装に悩むシーズンです。
そんなときこそアークテリクス「スコーミッシュフーディ」があると助かります。
気軽に脱ぎ着できるため、体温調整もカンタン。
夏はエアコン対策に使えます。ビルの中や電車など、肌寒さを感じたらサッと羽織れます。
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は春〜秋の3シーズン使えるため便利です。
5. 持ち運びの負担なし
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は持ち運びの負担になりません。
重量が140gと軽量なうえに、収納するとほぼ手のひらサイズまで圧縮できます。
たとえば、外出先での天候や気温の急な変化にも対応できるので、お出かけや旅行でも安心。
外出時にアークテリクス「スコーミッシュフーディ」をバッグに入れておくと心強いです。
3つのデメリット
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」のデメリットは次のとおりです。
- 収納ポケットが少ない
- 収納時のシワ
- 焚き火NG
1. 収納ポケットが少ない
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は胸ポケットひとつだけで、両サイドにハンドポケットがありません。
胸ポケットにはスマホがギリギリ入る程度なので、手ぶら派にはちょっと厳しいかもです。
とはいえ、ハンドポケットを省いたことで軽量化につながっていることも事実。軽快な着ごこちを求めるなら、歓迎すべき仕様です。
2. 収納時のシワ
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は収納時にシワになりやすいです。
コンパクトに収納するために、かなりギュウギュウに押し込むのでシワになります。
一時的に収納するだけであれば問題ではありませんが、収納したまま長期間放置するのはNGです。
自宅では収納状態から出して、ハンガーに吊るして保管しましょう。シワを最小限に抑えることができます。
まぁアウトドアウェアなので、そこまで神経質になる必要はないと思いますが......。
3. 焚き火NG
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」をキャンプで着る場合は焚き火に注意です。
素材がナイロン100%のため、火の粉で穴が空きます。というか溶けます。
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は決して安くはないため、穴が空いたら悔やんでも悔やみきれません。
長く愛用するためにも、焚き火では使わないようにしましょう。 どうしても焚き火をするのであれば、上にコットンのアウターやシャツを羽織ることをおすすめします。
洗濯方法
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」は家庭用洗濯機で水洗いできます。クリーニングに出す手間やコストが省けるので助かりますね。
洗濯時の注意事項は以下のとおりです。
【OK】
- 温水での洗濯機洗い(40℃まで)
- 乾燥機(80℃まで)
【NG】
- ドライクリーニング
- アイロン
- 漂白剤
NG事項に注意すれば、ふだんと同じように洗濯すれば大丈夫です。特別になにかをする必要はありません。
【洗濯方法】
- ファスナーを閉じる
- 洗濯ネットに入れる
- 洗濯機の通常モードで洗濯
- 自然乾燥 or 乾燥機で乾かす
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」レビュー まとめ
以上、アークテリクス「スコーミッシュフーディ」をレビューしてきました。
アークテリクス「スコーミッシュフーディ」はスタイリッシュなルックスとストレッチによる極上の着ごこちを兼ね備えたウィンドブレーカーです。
アウトドアやスポーツだけでなく、街着としても春〜秋の3シーズンは強力な戦力になってくれます。
ぜひいちどチェックしてみてください。
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