冬キャンプや近所履きに使うためにKEEN「ハウザー3 スライド」を購入しました。
購入の決め手は以下の3つです。
- とにかくラクちんで暖かい
- サンダルよりもホールド感があるため、脱げにくく歩きやすい
- おしゃれではないけど、近所履きする程度ならダサくはない
KEEN「ハウザー3 スライド」なら
「冬キャンプでずっとブーツを履いていると心からリラックスできない」
「ゴミ出しやコンビニに行くだけなのに、わざわざスニーカーを履くのが面倒」
「冬に夏用サンダルを履くのは寒いし、人目も気になる」
このようなストレスを解消してくれます。
本記事ではKEEN「ハウザー3 スライド」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
など、実際に履いてみた印象をお伝えします。
というわけで、KEEN「ハウザー3 スライド」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【メリット】
- とにかくラクちん
- マイクロフリースに包まれてポカポカ
- 手を使わなくても脱ぎ履きがカンタン
- 靴ひもがないため締め付けがない
- もちもちインソールで履きごこちバツグン
- 一般的なサンダルよりも脱げにくく歩きやすい
- 冬キャンプや近所履きにピッタリ
- ルームシューズやドライビングシューズにも使える
【デメリット】
- ホールド感が弱く長距離・長時間は歩けない
- 靴底がフラットで滑りやすい
- おしゃれではないため街履きは微妙
KEEN「ハウザー3 スライド」外観
まずはKEEN「ハウザー3 スライド」の外観を見ていきます。
ぼくはチャコールグレー28cmを購入しました。
靴ひもがなく、サンダルと靴の中間のような個性的なデザインです。ナチュラルで暖かみのあるフェルト素材が秋冬の雰囲気によく合います。
【スペック】
アッパー:合成繊維
アウトソール:ラバー
重量:331g(28cm片足)
価格:9,900円(税込)
別の角度からもチェックしてみましょう。
横幅がわりと細身でスッキリと見えます。つま先とかかとを巻き込むように保護するアウトソールがKEENらしいですね。キャンプで石や木の根っこにつまずいても、ケガしないよう配慮されています。
重量は28cmで片足331gです。
アウトソールがしっかりしている分、サンダルとしては決して軽くありません。
ただ、同じくKEENの夏用サンダルと比較しても重たいわけではないので、許容範囲かと思います。
では、KEEN「ハウザー3 スライド」にはどんな特徴があるのでしょうか?
KEEN「ハウザー3 スライド」特徴をレビュー
KEEN「ハウザー3 スライド」の特徴やディテールを見ていきます。
とにかくラクちんな3つの理由
KEEN「ハウザー3 スライド」は「とにかくラクちん!」のひと言です。
その理由は3つあります。
- 脱ぎ履きがカンタン
- 締め付けがない
- 柔らかな履きごこち
それぞれ詳しく解説します。
1.脱ぎ履きがカンタン
KEEN「ハウザー3 スライド」はサンダルと靴の中間のようなフォルムですが、どちらかと言うとサンダル寄りです。
ヒールが4cmと低いので、手を使わずに脱ぎ履きできます。
例えば、寒い日のゴミ出しや近所のコンビニ。ちょっとそこまで行くだけなのに、わざわざスニーカーを履くのは面倒ですよね。
「ハウザー3 スライド」なら冬でも、サンダルと同じようにズボッと履いて、サッと出かけることができます。
2.締め付けがない
KEEN「ハウザー3 スライド」は締め付けがありません。
というのも、靴ひもがないから。
靴ひもを締め上げなくていいので、甲が圧迫されずストレスがありません。
締め付けがないとは言っても、ガバガバでは歩きづらいですよね。
ご安心ください。
甲を最低限ホールドするために、バンジーシューレースが備えてあります。
このバンジーシューレースはゴム製で伸びるため、グッと引っ張ってやれば甲にフィットします。
すぐに脱げてしまうことはないので、一般的なサンダルよりもずっと歩きやすいです。
3.柔らかな履きごこち
KEEN「ハウザー3 スライド」は履きごこちがバツグンに良いんです。
その秘密がこのインソール「
そこらのインソールとは違います。
見てください、ぐにゃりと曲がります。
厚みのある、かかと部分もこの通り。
このインソールはとにかく柔らかく、感触はもちもちです。なので常にフカフカの
冬キャンプに使える
KEEN「ハウザー3 スライド」は冬キャンプにおすすめです。
キャンプ場では疲れを癒やして、リラックスしたいですよね。でもブーツだと重たく、硬いのでゆったりできません。
テントの出入りも、いちいち靴ひもを締め直さないといけないため不便。かといって、夏用サンダルでは寒くて耐えられません。
そこでKEEN「ハウザー3 スライド」です。
とにかくラクちんであることは前述した通りです。間違いなくのびのびリラックスできます。
そのうえKEEN「ハウザー3 スライド」なら足元はポカポカ。
ご覧ください。
内側がマイクロフリースでビッシリ覆われています。
じわっと暖かいマイクロフリースに足が包まれていることを想像するだけで、ほっこりしませんか?肌ざわりもなめらかで、履いていて気持ちがいいです。
しかも、一般的なサンダルよりもしっかり歩けます。
かかとが浮かないため、傾斜が多く、地面がデコボコしたキャンプ場でも歩きやすいです。
例えば、似たような冬用サンダルにSUBUがあります。しかし、SUBUはヒールがなく、いわばスリッパのような形状のため足が滑るんです。なのでキャンプ場では歩きづらいんですよね。
対してKEEN「ハウザー3 スライド」は、SUBUよりもホールド感が高く、滑りづらいためキャンプ場に向いています。
さらに、使えるのはキャンプ場だけではありません。
行き帰りの車の中でも、ドライビングシューズとして使えますし、サービスエリアでも履いたまま降りれます。ブーツのように、運転しているとスネが痛くなることもないんです。
よって、KEEN「ハウザー3 スライド」は道中も含めて、トータルで冬キャンプにおすすめです。
一方で、KEEN「ハウザー3 スライド」はタウンユースにはおすすめしません。なぜでしょうか?
街履きにおすすめしない3つの理由
KEEN「ハウザー3 スライド」が街履きには向かない理由は以下の3つです。
- 長距離・長時間は歩けない
- 滑りやすい
- 決しておしゃれではない
詳しく見ていきましょう。
1.長距離・長時間は歩けない
KEEN「ハウザー3 スライド」では長距離・長時間歩くことは難しいでしょう。
というのも、ホールド感が弱いから。
具体的にはこの3点が要因です。
- 靴ひもがなく、甲が固定できない
- バンジーシューレースでは十分にホールドできない
- かかとの高さが4cmしかない
これらは、KEEN「ハウザー3 スライド」のメリットである「ラクちん」を支える大切な要素なのですが、街履きとなると逆にデメリットになってしまいます。
靴のように足をガッチリ固定できないため、買い物などで長距離・長時間歩こうとすると、どうしてもガバガバしてきたり、かかとが浮いてきたりします。
すると、疲れやすくなってしまうんです。
なので、KEEN「ハウザー3 スライド」は、せいぜいゴミ出しやコンビニ・スーパーまでの近所履きが限界です。
2.滑りやすい
KEEN「ハウザー3 スライド」は普通に滑ります。
なぜなら靴底がフラットだからです。
画像の通り、溝がほとんどありません。
これでは滑って当然ですよね。
とくに駅の改札のようなツルツルした路面や、道路脇によくある金属製のふた(グレーチング)は滑りやすいので注意してください。
雨の日は転んでケガする恐れがあるので、履かないほうがいいでしょう。
KEEN「ハウザー3 スライド」は、キャンプ場などの滑りづらいフィールドか歩き慣れた近所で履くことをおすすめします。
とはいえ、このアウトソールはデメリットだけではありません。
床に擦っても靴跡が残らないノンマーキングラバー製のため、床を汚す心配なくオフィスや自宅でルームシューズとして使えます。
3.決しておしゃれではない
KEEN「ハウザー3 スライド」は、ダサくはありませんが、おしゃれでもありません。
というのも、リラックス感が強いからです。
この「ハウザー3 スライド」って、「つっかけ」に見えませんか?
「つっかけ」は言い過ぎとしても、フォルムが独特なので単純にコーディネートしづらいです。
なのでKEEN「ハウザー3 スライド」はタウンユースには向きません。あくまでサンダルの延長と思っておくほうがいいでしょう。
とはいえ細身でスッキリしており、素材感も上品なので、サンダルほどルーズには見えないのも事実。キャンプや近所履き、あるいはルームシューズとしてなら、こなれた雰囲気が出せます。
では、次にサイズ感をチェックしてみましょう。
KEEN「ハウザー3 スライド」サイズ感
【展開サイズ】
メンズ:25〜29cm、30cm、31cm
ウィメンズ:22.5〜26cm
KEEN「ハウザー3 スライド」はやや小さめの作りとなっています。とりわけ甲が低い印象です。
くわえて、基本的に秋冬しか履かないと思うので、厚手の靴下を履くことを想定して、サイズは0.5〜1cm大きめを選ぶほうがいいでしょう。
ぼくは仕事用の革靴は26.5cm、スニーカーだと27〜27.5cmを履いています。このKEEN「ハウザー3 スライド」は28cmを選びました。
実際に履いてみた画像がこちらです。
厚手の靴下を着用してジャスト。つま先は1cmほど余裕がありますが、足が甲高幅広ということもあり、甲・横幅ともにギリギリです。
アッパーが低いため、履き口が若干狭く、足を入れる際はグッと押し込む必要があります。とはいえ、いったん履いてしまえば、締め付けはなく、程よいフィット感で快適です。
つま先に空間があるものの、甲がアッパーでホールドされるため、前にズレることもありません。結果的に、かかとが浮かないので脱げる心配がなく、しっかり歩けます。
よって繰り返しになりますが、サイズ選びは普段履いているスニーカーよりも0.5〜1cm大きめがおすすめです。甲高幅広や厚手の靴下を履く場合は1cmアップがいいでしょう。
補足として、KEEN「ハウザー3 スライド」のサイズ感に関するネット上の口コミを調べてみたのでシェアしておきます。
KEEN製品、どれもサイズ感が難しいです。いつもは25か25.5です。幅広目です。
こちらの商品26センチにしました。本当にぴったりでした。厚手靴下だと、ちょっときついかもですが、甲のコード緩めればちょうどよさそうです。
主人用に購入しました。普段は26cmから26.5cmですが、少し厚手の靴下を想定して27cmを購入してみました。
甲高なこともあり、普通の靴下で甲の部分はピッタリでした。履きやすいと喜んでくれました。
サイズは日頃26.5cmで27.5cmを購入。ジャストサイズでしたが、少し厚手のソックスを履いたら足が入らないです。履き心地は抜群です。
父へのプレゼントに購入しました。普段25.5cm(やや甲高)で、サイズを迷いましたが26cmでジャストサイズでした。
靴下を履いて履くのでちょうど良いかと思います。もう1サイズ大きいサイズと迷いましたがジャストで履きたい方にはこのくらいで良いかと思います。
やはり大きめサイズを購入している方が多い印象です。素足で履くのか、靴下を着用して履くのかで合うサイズが変わってきそうですね。ぜひサイズ選びの参考にしてみてください。
KEEN「ハウザー3 スライド」レビュー まとめ
以上、KEEN「ハウザー3 スライド」をレビューしてきました。
KEEN「ハウザー3 スライド」は、とにかくラクちんで暖かい冬用サンダルです。
一般的なサンダルよりもホールド感があり、脱げにくく歩きやすいため、冬キャンプや近所履き、オフィスや自宅でのルームシューズに使えます。
ぜひいちどチェックしてみてください。
【メリット】
- とにかくラクちん
- マイクロフリースに包まれてポカポカ
- 手を使わなくても脱ぎ履きがカンタン
- 靴ひもがないため締め付けがない
- もちもちインソールで履きごこちバツグン
- 一般的なサンダルよりも脱げにくく歩きやすい
- 冬キャンプや近所履きにピッタリ
- ルームシューズやドライビングシューズにも使える
【デメリット】
- ホールド感が弱く長距離・長時間歩けない
- 靴底がフラットで滑りやすい
- おしゃれではないため街履きは微妙
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