本記事ではKEEN「ニューポートH2」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
など、実際に履いてみた印象をお伝えします。
KEEN「ニューポートH2」はアウトドア向きのがっしりとしたタフさと日常使いできるファッション性を兼ね備えたスポーツサンダルです。
水陸両用のため、街履きやキャンプ、川・海でのレジャーなどオールマイティーに使えます。
というわけで、KEEN「ニューポートH2」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【メリット】
- 速乾性が高くウォーターアクティビティに使える
- キャンプや街履きなどオールマイティーに使える
- ホールド感が高く、脱げにくい
- つま先が覆われているためケガしにくく安全
【デメリット】
- 履き口が狭いため脱ぎ履きしにくい
- クッション硬め
- ややゴツく、スタイリッシュさに欠ける
KEEN「ニューポートH2」外観と特徴
「ニューポートH2」はKEEN大定番の水陸両用サンダルです。アウトドア系スポーツサンダルのなかで、2019年から3年連続売上No.1を記録しています。(BE-PAL 2022年2月号参照)
【スペック】
アッパー: ポリエステル
アウトソール: ラバー
ミッドソール: EVA(合成樹脂)
フットベッド: EVA(合成樹脂)
重量:389g(27cm片足)
価格:15,400円(税込)
ぼくはトリプルブラックの27cmを履いています。
ベルト状のアッパーが印象的な、サンダルとスニーカーの中間のようなデザインです。全体的にややゴツめで、どちらかと言えばスニーカー寄りな印象。トリプルブラックはすべて真っ黒なカラーリングのため、どんな服装でも合わせやすく、履く人の年齢も問いません。
アッパーは【ウォータープルーフ】のタグが付いているとおり、耐水性のあるポリエステル素材のウェビング。内側にウェットスーツのようなライニングが付いています。
なので、アッパー・ライニングともに濡れてもすぐに乾きます。つまり、水を吸って重たくなったり、ズブズブの不快な感触がないんです。KEENのご担当者いわく「履く前に防水スプレーを使うとさらに効果的」とのことでした。
また、このライニングは肌当たりがソフトなため、靴ズレしにくくなっています。
シューレースはゴムひもです。
伸縮性があるため締め付けが少なく、甲にピタッとフィットします。フィット感の調節はひもを引っ張って先端のストッパーで留めるだけ。いちいち結ぶ手間がないのでカンタンです。また、ほどける心配もありません。
つま先にはラバーのトゥガードが装備されています。
石や枝などから足を守ってくれるため、オープントゥのサンダルと比べると格段にケガをしにくく安全です。これならフィールドや川でも心強いですね。
フットベッドは解剖学をもとに、土踏まず部分がすこし盛り上がった形状になっています。
とはいえ、実際に足を入れてみると比較的フラットな印象。くわえて、素材は硬すぎず柔らかすぎずの適度な反発があるため、クセのない履きごこちです。
ソールは高さが約3.5cmでガッチリしています。クッションは硬めですが、逆に沈み込まないため安定感があり、長時間歩くのに向いています。
足裏にはタテ・ヨコ全方向に深さ2〜4mmの溝が施してあります。この溝を水が通り抜けるため、水辺でも滑りにくく安心です。
重量は27cmで片足389gと、ブルガリアヨーグルト1パックほどの重さ。
サンダルとして考えると重たいほうですが、安全面・機能面の充実ぶりを考えると妥当かと思います。ただ実際に履いてみると重さはそれほど感じません。
もし、もっと軽いモデルが好みなら姉妹モデルの「クリアウォーターCNX」がおすすめです。デザインはほぼ同じで、「ニューポートH2」に比べると薄型のため、よりサンダルに寄せた作りとなっています。
KEEN「ニューポートH2」は洗濯機で洗える
KEEN「ニューポートH2」は自宅の洗濯機で洗うことができます。
洗濯機を使う際のポイントは以下の3つです。
- 洗剤は少なめに
- 洗濯機は弱モードで
- 自然乾燥
工程は普段の洗濯と変わりません。カンタンで手間いらずですね。
もし洗濯機に靴を入れることに抵抗があるなら、もちろん手洗いも可能。その場合は、次の手順で手洗いしてください。
- 表面の泥や砂を落とす
- 水250mlに対して大さじ1杯の重曹を溶かした水で洗う
- ガンコな汚れは2〜3時間つけ置きして、こすり洗いする
- きれいな水ですすぐ
- タオルなどで水分を拭きとる
- 陰干しする
洗濯の目安は「ニオイが気になったら」で大丈夫です。こまめに洗うことでKEEN「ニューポートH2」を長く愛用できます。
KEEN「ニューポートH2」サイズ感
KEEN「ニューポートH2」はやや小さめの作りとなっています。長さは標準的なものの、幅がすこし狭い感じです。
なので、サイズ選びは大きめをおすすめします。どれくらいサイズを上げるかは着用時に靴下を履くか履かないかで選べば大丈夫。
具体的には
素足で履く→0.5cmアップ
靴下を履く→1.0cmアップ
がおすすめです。
ぼくは革靴などふだんは26.5cmを履いています。素足の場合、KEEN「ニューポートH2」は0.5cmアップの27cmがピッタリです。
つま先は圧迫感がなく、若干余裕があります。幅はジャスト。とはいえ、締め付けはまったくなく、足の甲にアッパーがピタッと吸い付くようなホールド感があります。
これなら脱げる心配がなく、思いっきり動けます。
ただ靴下を履く余裕はありません。というか、そもそも履き口が狭いため、靴下を履いたままだと足が入らない......。靴下を履くなら1.0cmアップでないと無理です。
脱ぎ履きに関しては、素足でもなかなかスムーズにいかないので注意してください。
ということで繰り返しになりますが、サイズ選びは
素足で履く→0.5cmアップ
靴下を履く→1.0cmアップ
がおすすめです。
KEEN「ニューポートH2」まとめ
以上、KEEN「ニューポートH2」をレビューしてきました。
KEEN「ニューポートH2」はアウトドア向きのがっしりとしたタフさと日常使いできるファッション性を兼ね備えたスポーツサンダルです。
水陸両用のため、街履きやキャンプ、川・海でのレジャーなどオールマイティーに使えます。
ぜひいちどチェックしてみてください。
【メリット】
- 速乾性が高くウォーターアクティビティに使える
- キャンプや街履きなどオールマイティーに使える
- ホールド感が高く、脱げにくい
- つま先が覆われているためケガしにくく安全
【デメリット】
- 履き口が狭いため脱ぎ履きしにくい
- クッション硬め
- ややゴツく、スタイリッシュさに欠ける
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