近年、サンダルの新たなジャンルとして定着しつつあるリカバリーサンダル。
本記事では、ぼくが実際に履いてみたリカバリーサンダルのなかから、キャンプや普段使いにおすすめのモデルをセレクトしました。
どれも異なった個性を持ちながらも、最高にリラックスできるものばかりです。
あえて一足選ぶなら、アカイシ「156フットリリース」をおすすめします。クッションは硬めですが、履くだけで指圧マッサージを受けているかのような気持ちよさはヤミツキです。
というわけで、リカバリーサンダル選びの参考になれば幸いです。
- リカバリーサンダルとは
- リカバリーサンダル選び2つのポイント
- 【リカバリーサンダル4選】キャンプや普段使いにおすすめのリカバリーサンダル
- 【リカバリーサンダル4選】キャンプや普段使いにおすすめのリカバリーサンダル まとめ
リカバリーサンダルとは
リカバリーサンダルはスポーツ後の疲労がたまった足を癒すことに特化したサンダルです。
具体的に期待される効果は
「足や関節への負担を軽減し、疲れをほぐす」
こと。
多くのスポーツブランドやアウトドアブランドがリカバリーサンダルを販売していますが、基本的なメカニズムはどれもほとんど変わりません。
備わっている機能は、
- 足裏のアーチを支える
- 足裏にかかる圧力を分散
- 衝撃吸収
- 自然な体重移動
などです。
これらの機能が足や関節への負担を開放してくれるため、スポーツや仕事で疲れた足を癒やしてくれます。
また、野外だけでなく室内履きとしても使えるので、オフィスワークや立ち仕事にもおすすめです。
リカバリーサンダル選び2つのポイント
リカバリーサンダルを選ぶポイントはつぎの2点です。
- フリップ or スライド
- クッションの硬さ
1.フリップ or スライド
リカバリーサンダルには大きく分けて2種類あります。
それはフリップモデルとスライドモデル。
フリップモデルとはいわゆるビーチサンダルと同じ形状で、親指と人差し指の間に鼻緒が付いているものです。
一方のスライドモデルはつっかけのような甲が覆われているタイプ。
キャンプで履くのであればスライドモデルをおすすめします。
というのも、靴下を履いたまま履けるからです。
靴を脱いで、そのまま履き替えれるのでスムーズ。素足ではないのでケガや虫さされの心配もほぼありません。また、夏だけでなく、春と秋にも履けます。
なので、キャンプを含め、普段使いするなら、靴下のまま履けるスライドモデルが便利です。
2.クッションの硬さ
リカバリーサンダルを選ぶ際にクッションの硬さは大きなポイントとなります。
ひとくちにリカバリーサンダルといっても、モデルによってやわらかいものから硬めのものまで、クッションの性質はさまざまです。
ふかふかのやわらかいものもあれば、硬めで歩きやすいものまで、メーカーによって個性が異なります。
なので、好みの硬さや履きごこちをイメージして選ぶことが大切です。
【リカバリーサンダル4選】キャンプや普段使いにおすすめのリカバリーサンダル
ここでは実際にぼくが履いてみたリカバリーサンダルをピックアップして紹介していきます。
まずは各モデルのおおまかな特徴が分かるように表にまとめたので、ご確認ください。
【比較表】
税込価格 | 片足重量 | ソール厚 | クッション | |
---|---|---|---|---|
ウーフォス ウーアー |
7,480円
|
158g
|
約2.5cm
|
やわらかめ
|
ホカオネオネ オラ リカバリースライド |
8,800円
|
177g
|
約4cm
|
高反発
|
テリック スライド |
5,280円
|
145g
|
約3cm
|
ふつう
|
アカイシ 156フットリリース |
4,950円
|
244g
|
約3cm
|
硬め
|
1.ウーフォス「ウーアー」
税込価格 :7,480円
片足重量 :158g
ソール厚 :約2.5cm
クッション:やわらかめ
ウーフォス「ウーアー」は全米足病医学協会(APMA)から足の健康をサポートする効果が認められたリカバリーサンダルです。
最大の特徴は未体験のソフトな履きごこち。
モチモチとしたやわらかな感触と、土踏まずをしっかり支えるホールド感を両立しているため極上の履きごこちが味わえます。
実際に歩いてみると、着地の衝撃を軽減してくれる感覚があり、足や関節にやさしいことが分かります。一般的なサンダルとの差は一目瞭然です。
ウーフォス「ウーアー」はゆったりとリラックスするのにもってこいのリカバリーサンダルです。外履きだけで使うのはもったいないくらい。オフィスや自宅など室内で履いくのもおすすめです。
- 未体験のやわらかな履きごこち
- 極上のリラックス感
- 足や関節に優しい
>>ウーフォス「ウーアー」レビューはこちら
2.ホカオネオネ「オラ リカバリースライド」
税込価格 :8,800円
片足重量 :177g
ソール厚 :約4cm
クッション:高反発
ホカオネオネ 「オラ リカバリースライド」はスニーカー顔負けの優れたクッション性を備えるリカバリーサンダルです。
最大の特徴はこの約4cmの極厚ソール。
やわらかいというよりは弾力のある高反発タイプなので、足が沈みこまずに歩きやすいです。また衝撃吸収に優れるため、足や関節へのダメージを軽減してくれます。
さらに、つま先が大胆にカットされ、反り上がっています。
重心が土踏まず〜かかとにくるため、背筋がシャキッと伸び、姿勢のバランスを整えてくれます。
そのうえ歩行時の【かかとで着地→つま先で蹴り出す】までの一連の体重移動をスムーズに補助。歩きやすさはバツグンです。
ホカオネオネ 「オラ リカバリースライド」はスムーズな歩行を補助する機能性と姿勢のバランスを整える快適性を両立した、ある程度「積極的に歩くためのサンダル」といえるでしょう。
- スニーカー並みのクッション性
- 背筋が伸びる
- 歩きやすい
>>ホカ オネオネ「オラ リカバリースライド」レビューはこちら
3.テリック「スライド」
税込価格 :5,280円
片足重量 :145g
ソール厚 :約3cm
クッション:ふつう
テリックは、日本でただひとつの足の総合病院「下北沢病院」が推奨するリカバリーフットウェアブランド。甲を覆うアッパーを備えた「スライド」はフィット感を高めたモデルです。
テリック「スライド」は履きごこちや歩きやすさなど、総じてバランスに優れています。突出した特徴はないものの、装着感にクセがないためリカバリーサンダル初心者でも違和感なく履けるでしょう。
また、片足重量が144g(XLサイズ)と文庫本1冊とほぼ同じ重さ。
リカバリーサンダルのなかでは最軽量クラスです。実際に手に持ってみるとその軽さにビックリします。
フットベッドには細かな凹凸が施されています。
足が滑らないうえに、ちょっとしたマッサージ効果もあって気持ちいいです。
- クセのない履きごこち
- リカバリーサンダル初心者でも履きやすい
- 足裏に当たる凹凸が気持ちいい
>>テリック「スライド」レビューはこちら
4.アカイシ「156フットリリース」
税込価格 :4,950円
片足重量 :244g
ソール厚 :約3cm
クッション:硬め
アカイシは静岡県にある「日本人の足の悩みを解決するための靴」を追求しているシューズメーカーです。
靴医学と人間工学にもとづいたリカバリーサンダル「156フットリリース」はプロ卓球チーム「琉球アスティーダ」の練習でも取り入れられています。
アカイシ「156フットリリース」の特徴は、なんといっても複雑かつダイナミックにデコボコしたフットベッド。
この隆起している部分が足つぼを刺激し、足裏をグイッと伸ばしてくれます。たとえるなら指圧マッサージを受けているような感覚なので、履いているだけで足のケアができてしまうスグレモノです。
クッションは硬めで、重量もリカバリーサンダルとしては重たいほうです。しかしこの気持ちよさは、すべてのデメリットを帳消しにするほどの破壊力があります。いちど体験するとクセになりますよ。
また個人的に気に入っているのがカラーリング。
リカバリーサンダルはスポーティーなものが多いのですが、アカイシ「156フットリリース」は渋めのアースカラーがラインナップされています。上記のベージュやカーキはキャンプの雰囲気にもよく合います。
- 足つぼマッサージ効果で気持ちいい
- 履くだけで気軽に足のケア
- キャンプに使えるアースカラー
>>アカイシ「156フットリリース」レビューはこちら
【リカバリーサンダル4選】キャンプや普段使いにおすすめのリカバリーサンダル まとめ
以上、キャンプや普段使いにおすすめのリカバリーサンダルを紹介してきました。
どれも異なった個性を持ちながらも、最高にリラックスできるものばかりです。
あえて一足選ぶなら、アカイシ「156フットリリース」をおすすめします。クッションは硬めですが、履くだけで指圧マッサージを受けているかのような気持ちよさはヤミツキです。
ぜひ、好みのリカバリーサンダルを見つけてみてください。
【今回紹介したアイテム】
- やわらかさ重視→ウーフォス「ウーアー」
- 歩きやすさ重視→ホカオネオネ「オラ リカバリースライド」
- バランス派→テリック「スライド」
- 足つぼマッサージ効果→アカイシ「156フットリリース」
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