「なにコレ、めっちゃ使いやすいやん!」
「こんなバッグあったん?もっと早く知りたかった!」
これはパタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」を実際に使ってみた感想です。
パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」は
- 軽量
- コンパクト
- なのに大容量
- そして2WAY
- さらにシンプルでおしゃれ
と、バッグに求める要素がほぼすべて入っています。
メインバッグにするにはちょっと頼りないですが、旅行のサブバッグやエコバッグ、マザーズ(ファザーズ)バッグなどサブ的な使い方にピッタリ。
我が家では保育園の通園バッグとして毎日使っています。
というわけで、パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【メリット】
- 薄手なのにリップストップ生地で丈夫
- ファスナー付きで中を覗かれる心配がない
- 軽量・コンパクトで持ち運びの負担がない
- 旅行のサブバッグやエコバッグなどサブ的な使い方にマッチ
- 荷物が入った状態でもトートとリュックをカンタンに切り替えらる
- 育児グッズがまるっと入るのでマザーズバッグに使える
- シンプルでおしゃれなので、年齢性別問わず使える
【デメリット】
- 素材が薄く、メインバッグにするには頼りない
- 保護性能が低いのでノートPCの持ち歩きは不安
- ホコリが着きやすい
- パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」外観と特徴
- マザーズ(ファザーズ)バッグに使える
- メインバッグにするには頼りない
- パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」サイズ感
- パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」レビュー まとめ
パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」外観と特徴
「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」のブラック系カラーを購入しました。
見た目はごくシンプルなトートバッグです。年齢や性別を問わず、どんな服装にも合いそうですね。
【スペック】
本体:ナイロン
裏地:ポリエステル
重量:370g
価格:14,300円(税込)
ではディテールを見ていきましょう。
表地は薄手のリップストップナイロンです。
薄手とはいえ【リップストップ=裂ける(Rip)ことを食い止める(Stop)】の意味の通り、格子状に織り込まれているため破れにくくなっています。
質感は多少シャカシャカしているものの、柔らかくしなやかです。持った感触もソフトで、ゴワゴワ感はまったくありません。
また、表面がシリコンコーティングされているので、少々の雨なら弾きます。ですが、防水ではないのでご注意ください。しばらく雨に打たれていると浸水します。
気になることは、細かなゴミやホコリが着きやすいことでしょうか。とくに黒は目立ちます。
開口部はファスナーで閉じられます。
中を覗かれる心配がないので安心です。
開口部のすぐ内側にはバックル式コンプレッションストラップが隠れています。
このように荷物がはみ出しても飛び出さないよう固定できます。ですが、実際にはほとんど使うことはないでしょう。
もしコンプレッションストラップを使わないのであれば、ブラブラしてジャマだと思うので短く結んでください。
すると開口部がスッキリして、荷物の出し入れがスムーズになります。
次に収納ポケットをチェックしていきましょう。
表のメインポケットはAB判(210mm × 257mm)の雑誌がちょうど入るサイズ感です。
裏ポケットにはA4サイズの雑誌がすっぽり収まります。
この裏ポケットにはリュックのストラップが収納されています。
なので、モノを入れることができるのはトートバッグとして使う場合のみです。リュックとして使う場合はちょうど背中にくるため、収納としては使えません。
両サイドにドリンクホルダーが備わっています。500mlペットボトルが余裕で入るサイズです。
ここだけストレッチ生地でよく伸びるので、もうひと周り大きなペットボトルや水筒でも大丈夫でしょう。
リュック用のストラップを見てみます。
前述したように、裏ポケットに収納されています。
簡易的なストラップではありますが、厚みが0.5cmほどあり、なかなかバカにできません。
素材が柔らかく、肩のラインに沿うので背負いごこちも意外と良いです。荷物が重すぎなければ、問題なく快適に使えます。
ではバッグの内側をチェックしてみましょう。
内側に仕切りはなく、ただ空間がズドンとあるのみ。
しかし、商品名にある【ウルトラライト】を実現するには、ムダなパーツを省くことが必須なので、個人的にはこれでいいと思います。
もし使いにくい場合はポーチやバッグインバッグを活用してください。
収納は内ポケットがひとつだけ付いています。
サイズはおよそ16cm × 25cm。内ポケットのわりに収納力があるため、スマホの充電器やケーブルはもちろん、長財布もすっぽり収まります。中にキーループが隠れており、カギなどの貴重品を繋いでおけば安心です。
リュックとして背負った際の背中側に、発泡フォームが仕込まれています。
ですが、見ての通りペラペラです。背中に当たる荷物の凹凸を少し緩和してくれる程度です。保護性能は期待できないので、ノートPCの持ち歩きはおすすめしません。
このフォームはシートクッションとしても使えるようですが......おそらく使わないでしょうね。
最後にバッグの重さを量ってみましょう。
重量は353gと、缶ビール1本分の重さしかありません。
とにかく軽いです。とくに背負った場合はバッグそのものの重さはほぼ感じません。
次で解説しますが、この「ウルトラライトブラックホールトートパック27L」は折り畳んでコンパクトに収納できるので、持ち運びの負担になりません。なので、旅行や買い物のサブバッグにおすすめです。
コンパクトに収納する方法
パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」はパッカブルです。内ポケットに本体を収納できるので、その手順を解説します。
【手順】
①プリント面が表になるよう、ポケットの内側を引っ張り出して裏返す
②本体をポケットサイズになるまで折り畳んでいく
③本体をポケットにグイグイ押し込む
④ファスナーを閉じて完成
片手でサッと掴めるくらいまで圧縮できました。
大きさを500mlペットボトルと比較するとこんな感じ。
だいたいペットボトル2本分のサイズ感です。
これだけコンパクトに折り畳めるので、どこにでも気軽に持って行けます。旅先での散策用・お土産用バッグとして、買い物のエコバッグとして、などサブ的な使い方にピッタリです。
トートとリュックの切り替え方法
パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」はトートバッグとリュックの2WAYです。しかも、20秒以内でカンタンに切り替えることができます。
ここではトートバッグからリュックに切り替える手順を解説していきます。
【手順】
①リュック用ストラップが収納されている背面ポケットを開ける
②ストラップを完全に引き出す
③両サイドの底に収納されているストラップを引っ張り出す
④バックルを留めてストラップを繋げる
⑤完成
リュックからトートバッグへ切り替える場合は、上記の手順を逆にすれば大丈夫です。
たとえ中に荷物が入ってる状態でも、トートとリュックをフレキシブルに切り替えられます。
買い物で荷物が増えて手が疲れてきたらトートからリュックへ。
電車が混んできたらジャマにならないようリュックからトートへ。
といったことも、その場ですぐに対応できます。
マザーズ(ファザーズ)バッグに使える
パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」は子育て中のママパパにもおすすめです。
理由は以下の2つです。
- トートバッグとリュックの2WAY
- 大容量で育児グッズをまるっと収納
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.トートバッグとリュックの2WAY
パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」はトートバッグとリュックの2WAYです。
これが子どもとのお出かけのときに活躍します。
お出かけの最中にベビーカーと抱っこを何度も繰り返しますよね。
そんなときでも「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」なら、トートでベビーカーにぶら下げたり、抱っこのときはリュックに変えたりというような使い分けができます。
ずっとトートをベビーカーにぶら下げていても、押すのが重くなったり足に当たってジャマだったり。子どもを抱き上げた瞬間にバランスを崩してベビーカーがひっくり返ることも。
逆にずっとリュックを背負っているのもしんどいですし、背中もムレて不快です。
「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」なら2WAYなので、自分が快適でラクに思える使い方を選べます。
なので、とくに小さな子どもがいるママパパにおすすめです。
2.大容量で育児グッズをまるっと収納
パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」は大人の2〜3泊分の荷物が入るほど大容量です。
ぼくはこの「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」を保育園の通園バッグとして使っています。
荷物が多いときは、これだけのモノを持って行く必要があります。
①トップス2枚
②ズボン2着
③下着2枚
④パジャマ上下
⑤食事用スタイ2枚
⑥ハンドタオル
⑦帽子
⑧バスタオル2枚、フェイスタオル1枚
⑨オムツ25枚
⑩おしり拭き
これだけの荷物でも「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」なら問題ありません。
この通り、きっちり収まりました。
まだバスタオルが2枚入るくらいの余裕があります。マグやアウターを入れても大丈夫です。
もちろんファスナーも閉まります。
普段はここまで荷物を入れることはないものの、やはり大容量に越したことはありません。
「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」なら育児グッズがまるっと収まるので、マザーズ(ファザーズ)バッグや通園バッグにおすすめです。
ちなみにぼくはバッグごと保育園に預けています。
コンパクトに折り畳めるので保育園でもかさばりませんし、リュックにすれば両手が空くので子どもを安全に送り迎えできます。
帰りにそのまま公園へ行くことも多く、荷物を放置することなく背負ったまま遊んであげられる点も気に入っています。
メインバッグにするには頼りない
パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」はメインバッグとして使うには微妙です。
というのも、素材やリュック用ストラップが薄くてちょっと頼りないからです。
「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」は軽量・コンパクトに焦点を当てているため、ムダなパーツがありません。その分、保護性能も低いのでノートPCの持ち運びはちょっと不安です。
メインで使うなら「フィールドスミス・ロールトップパック30L」のようなもう少ししっかりしたモノの方が良いでしょう。
「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」は基本的にトラベル仕様なので、サブ的な使い方にマッチします。
具体的には、
- 旅行先での散策用やお土産用バッグ
- 買い物用のエコバッグ
- マザーズ(ファザーズ)バッグ
- 通園バッグ
- 着替えやシューズなどジム用品バッグ
- フェスなど野外イベント用バッグ
などなど。
底がスクエアで平らなので、スーパーの肉や魚、惣菜などのパックがナナメにならず、汁漏れしにくいのも地味に助かります。
パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」サイズ感
パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」のサイズは、高さ40cm × 幅27cm × 奥行21cmです。持ち手を含めると高さは約64cmとなります。
178cm76kgのぼくがトートとリュックの両方で持ってみたサイズ感は以下の通りです。
1.トートバッグ
手提げで持つと、地面からは約10cm。178cmでこれなので、小柄な方が持つとおそらく地面に着いてしまいます。
肩掛けも問題ありません。ただ、持ち手の輪っかはやや小さめです。
2.リュック
ショルダーストラップを絞るとランドセルのように見えてしまうので、最大限緩めた状態で背負っています。これなら大柄な方でもバランスよく見えるのではないでしょうか。
パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」レビュー まとめ
以上、パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」をレビューしてきました。
パタゴニア「ウルトラライト ブラックホール トートパック27L」は
- 軽量
- コンパクト
- なのに大容量
- そして2WAY
- さらにシンプルでおしゃれ
と、バッグに求める要素がほぼすべて入っています。
メインバッグにするにはちょっと頼りないものの、旅行のサブバッグやエコバッグ、マザーズ(ファザーズ)バッグなどサブ的な使い方にピッタリです。我が家では保育園の通園バッグとして毎日使っています。
ぜひいちどチェックしてみてください。
【メリット】
- 薄手なのにリップストップ生地で丈夫
- ファスナー付きで中を覗かれる心配がない
- 軽量・コンパクトで持ち運びの負担がない
- 旅行のサブバッグやエコバッグなどサブ的な使い方にマッチ
- 荷物が入った状態でもトートとリュックをカンタンに切り替えらる
- 育児グッズがまるっと入るのでマザーズバッグに使える
- シンプルでおしゃれなので、年齢性別問わず使える
【デメリット】
- 素材が薄く、メインバッグにするには頼りない
- 保護性能が低いのでノートPCの持ち歩きは不安
- ホコリが着きやすい
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