本記事ではメレル「モアブ フライト シーブ」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
など、実際に使ってみた印象をお伝えします。
モアブはカッコいいけど......
「夏は暑い」
「見た目が重たくて暑苦しい」
こんな方におすすめしたいのが、この「モアブ フライト シーブ」。
「モアブ」の質実剛健な重厚さを受け継ぎつつも、サンダル風の軽快さを併せ持つ、いわば「夏専用モアブ」です。
大胆なコード使いもカッコよく、アウトドアだけでなく街履きにも使えます。
というわけで、メレル「モアブ フライト シーブ」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【メリット】
- 男前でおしゃれなため街履きに使える
- スニーカーより軽やかに見える
- 水陸両用で川遊びに使える
- 靴ひもを結ぶ手間がない
- クッションパッド付きで靴ズレしにくい
- 履き口が大きく開くため足入れしやすい
- 重厚な見た目に反して軽い
- ホールド感が強く、長時間歩いても疲れにくい
【デメリット】
- サンダルのような開放感はない
- 靴ひもがブラブラしてジャマ
- 冬は履けない
メレル「モアブ フライト シーブ」外観と特徴
限定スペシャルエディションのトリプルブラック27cmを購入しました。
無骨な雰囲気は「モアブ」そのものです。アッパーに張り巡らされたコードがモダンで、かなり男前な一足となっています。
【スペック】
アッパー:合成皮革、メッシュ
ミッドソール:EVA
アウトソール:ラバー
重量:270g
価格:14,300円(税込)
※限定スペシャルエディションは15,300円(税込)
ではディテールを見ていきましょう。
アッパーは合成皮革とメッシュのコンビネーションです。
この「モアブ フライト シーブ」は水陸両用ということもあり、水が染み込まない合皮と通気性・速乾性に優れたメッシュを使っています。さらに側面が空洞になっているため、水はけもバッチリ。
なので海や川遊びに使っても、水を吸って重たくなることがなく、すぐに乾きます。
シューレースは太めの丸ひもです。
トレッキングシューズさながらのしっかりとしたタイプなので、耐久性も問題ありません。また、ストッパーをスライドさせるだけで着脱できるため、いちいち靴ひもを結ぶ手間がなくラクです。
アッパーの内側はウェットスーツに使われるネオプレーン生地となっています。
クッション性が高いため、肌当たりがソフトで優しい履きごこちです。
ヒールには厚手のクッションパッドが入っています。
かかとを保護してくれるので、素足で履いても靴ズレしにくいです。
履き口は伸縮性があり、ガバッと大きく開きます。
足入れがカンタンなため、脱ぎ履きにストレスはありません。
ミッドソールはメレル独自の”フロートプロ”です。
モチモチとした感触があり、クッション性は十分。なにより軽いので、サクサク軽快に歩けて疲れづらいこともポイントです。
ソールはグリップ力に定評のあるヴィブラムソールです。
滑りにくいため、川遊びに使っても安心感があります。
重量は27cm片足で261g。だいたいレッドブル1本ほどの重さです。
重厚な見た目に反して、めちゃくちゃ軽いです。実際に手に取ると、そのギャップに驚きます。
1.街履きに使える
メレル「モアブ フライト シーブ」は街履きにおすすめです。
単純にカッコいいですよね。
野暮ったいモデルが多いメレルのなかでは圧倒的におしゃれ。
「モアブ」らしいタフで無骨な雰囲気を残しながらも、KEEN「ユニーク」を思わせる軽快なコード使いが洗練されています。
チラッと肌が見える感じも大人っぽくて良いです。
これは街の視線を集めそうですね。
これまでメレルの夏用シューズは「ハイドロモック」一強でしたが、そこにこの「モアブ フライト シーブ」が加わるかもしれません。
ぜひ街履きで「モアブ フライト シーブ」を楽しんでください。
2.【注意】サンダルではない
メレル「モアブ フライト シーブ」をサンダルとして使おうと考えているなら、ちょっと待ってください。
実際に履いてみると、サンダルというよりは限りなくスニーカーに近いです。
感覚的にはサンダル:スニーカー=2:8くらい。足がほぼ密閉されるため、開放感はほとんどありません。
サンダルのつもりで購入するとイメージと違うはずなのでご注意ください。
とはいえ、素足で履けばサンダルに近い軽やかな雰囲気が出せます。
スニーカーほど暑苦しくなく、サンダルほどラフでもないので「涼しく過ごしたいけど、サンダルではちょっとリラックス感が強すぎる」という方に「モアブ フライト シーブ」はおすすめです。
3.素足でもホールド感がハンパない
メレル「モアブ フライト シーブ」は素足で履いてもガバガバせず、足にピタッと固定できます。
なぜなら、シューレースがサイドからヒールまですべて繋がっているから。
つまり、シューレースをギュッと絞ることで、自動的にアッパーが足を包み込むシステムになっているんです。
よって、足とアッパーの間にムダな空間が生まれず、足とシューズが一体化するため、かかとが浮いたり脱げたりしません。
結果、安定してサクサク歩けるうえに、長時間歩いても疲れにくいんです。
凸凹のあるオフロードでも滑ったり足をひねったりする可能性が少ないので、キャンプでも使えます。
シューレースを絞ると、ひもがブラブラしてジャマになりますが、このように先端をアッパーに差し込んで固定すれば気になりません。
メレル「モアブ フライト シーブ」サイズ感
メレル「モアブ フライト シーブ」のサイズ感は標準です。
なのでサイズ選びは、普段履いているサイズで大丈夫です。
素足で履く場合は0.5cm小さめでもいいと思います。
ぼくは普段スニーカーは27〜27.5cmを履くのですが、「モアブ フライト シーブ」は素足で履くことを想定して27cm(USサイズ9)を選びました。
実際に履いてみた画像がこちらです。
シンデレラフィットとはこのこと!というくらいジャストです。
甲高幅広ですが、まったく問題なく履けました。シューレースを絞ることで好みのフィット感に調節できるので甲高でも大丈夫です。
靴下を着用した状態でも普通に履けます。ですが、素足のほうがベターといった感じです。
よって繰り返しになりますが、サイズ選びは普段履いているサイズ、もしくは素足で履くなら0.5cm小さめがおすすめです。
メレル「モアブ フライト シーブ」レビュー まとめ
以上、メレル「モアブ フライト シーブ」をレビューしてきました。
メレル「モアブ フライト シーブ」は「モアブ」の質実剛健な重厚さを受け継ぎつつも、サンダル風の軽快さを併せ持つ、いわば「夏専用モアブ」です。
大胆なコード使いもカッコよく、アウトドアだけでなく街履きにも使えます。
ぜひいちどチェックしてみてください。
【メリット】
- 男前でおしゃれなため街履きに使える
- スニーカーより軽やかに見える
- 水陸両用で川遊びに使える
- 靴ひもを結ぶ手間がない
- クッションパッド付きで靴ズレしにくい
- 履き口が大きく開くため足入れしやすい
- 重厚な見た目に反して軽い
- ホールド感が強く、長時間歩いても疲れにくい
【デメリット】
- サンダルのような開放感はない
- 靴ひもがブラブラしてジャマ
- 冬は履けない
▼関連記事