本記事ではパタゴニア「トランジットトラベラーパンツ」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
など、実際に購入して穿いてみた印象をお伝えします。
パタゴニア「トランジットトラベラーパンツ」はよく伸びるストレッチ素材を使用した機能性パンツです。
ですが、スポーティーなルックスにせず、あえてベーシックなスリムパンツに仕立てたところがミソ。
よって、普段着からビジネスカジュアル、デスクワークから旅行や出張まで、どんなシーンでも着回しが効きます。
というわけで、パタゴニア「トランジットトラベラーパンツ」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【メリット】
- 生地がよく伸びるため、動きやすくストレスなし
- ベーシックなため着回しが効く
- 見た目がスリムなチノパン風なので上品に見える
- 革靴やブーツにも合うので、キレイめコーデやビジカジに使える
- シワが目立たないので、デスクワークや旅行・出張に使える
- 裾上げの必要なし
【デメリット】
- ベルトループがないため、職場によっては微妙
- 左太もものポケットが小さく、使いづらい
パタゴニア「トランジットトラベラーパンツ」外観と特徴
178cm76kgのぼくはベージュのMサイズを購入しました。
シルエットは裾に向かって細くなっていくテーパードシルエットです。見た目のスポーティーさが抑えられ、チノパンのようなベーシックなスタイルとなっています。
【スペック】
素材:ポリエステル100%
重量:340g
価格:17,600円(税込)
ではディテールを見ていきましょう。
生地はポリエステル100%のストレッチ素材です。
化繊オンリーのため、やや光沢がありますが、テカテカとした下品な感じではありません。近くで見ると化繊と分かるものの、遠目にはチノパンに見えるくらい自然な雰囲気です。
肌ざわりはサラッとなめらか。穿いていて心地よいです。
ウエストには伸縮性のあるゴムが入っており、ベルトループがありません。
フロントはボタン留めとジッパー式フライのオーソドックスなタイプです。
内側のドローコードでフィット感を調整できます。
ベルト不要なので、イージーパンツのように手間がなくラクちんです。
ポケットは、左右のハンドポケットにくわえ、ボタン留めのバックポケットがふたつ。
このあたりもチノパンを意識したディテールで、街着向けに作られていることがよく分かりますね。
さらに左太ももにジッパー式ポケットを備えています。
このジッパー式ポケットはスマホがギリギリ入るサイズで、あまり大きくありません。「スカイライントラベラーパンツ」や「ツイルトラベラーパンツ」よりも小さいです。
スマホや小銭入れを収納するとラインがくっきり出てしまうので、カギや定期入れなどシルエットに響かないモノを入れるのがいいでしょう。
裾はいたってノーマルです。
ですが、これがいいんです。他のトラベラーパンツのようにギャザーになっていないので、より着回しが効き、上品に穿けます。
股下は裾にかけて立体裁断されており、動きやすい工夫がされています。
普通のチノパンに見せかけて、実は機能的。いかにもパタゴニアらしいディテールですね。
1.よく伸びるからストレスなし
パタゴニア「トランジットトラベラーパンツ」はストレッチ生地を採用しています。
ジャージに近い感覚でしょうか。これが本当によく伸びるんです。
ストレッチの効き具合は「ツイルトラベラーパンツ」以上、「スカイライントラベラーパンツ」以下、といった感じ。それでも異次元ストレッチを誇る「スカイライントラベラーパンツ」に迫るくらい伸びます。
かがんでも座っても生地が突っ張らず、ストレスがありません。
日常生活はもちろん、ウォーキングや軽いジョギングくらいなら、この「トランジットトラベラーパンツ」でも十分に対応できます。
2.シワが目立たないので、旅行や出張に使える
パタゴニア「トランジットトラベラーパンツ」は穿きジワが目立ちません。
こちらはデスクワークで4時間座りっぱなしのひざ裏の状態です。
薄っすらとシワが確認できるものの、あまり気にならないレベルです。表面に薄く線が入る程度で、はっきりとした凹凸にはならない感じでしょうか。
一般的なパンツなら、もっとくっきりシワになっているはずです。
シワシワだとくたびれた感じというか、だらしない雰囲気が出てしまいますよね。でも、デスクワークや車・電車での移動が多いと防ぎようがないのも事実。
ですが、この「トランジットトラベラーパンツ」ならシワが目立たないので、品の良さと清潔感が長続きします。
よって、デスクワークや旅行・出張の移動などで長い時間座る必要がある人におすすめです。
3.上品なため普段着からビジカジまで気回せる
パタゴニア「トランジットトラベラーパンツ」は幅広いシーンで着回しが効きます。
というのも、見た目がベーシックなチノパン風だからです。
しかもスリムシルエットでキレイめに穿けるため、普段着からビジネスカジュアルまで使えます。
さらに「トランジットトラベラーパンツ」は他のトラベラーパンツと違い、裾がギャザーになっていません。
なので、着こなしがスポーティーにならず、より上品に穿けます。
スニーカーやサンダルだけでなく、革靴やブーツに合うのも「トランジットトラベラーパンツ」ならではです。
ただ、ビジカジにも使えるのですが、タックインが求められる職場の場合は注意してください。
なぜならベルトループがないからです。
シャツをタックインした際にベルトがないと、どうしても間の抜けた印象になってしまいます。ジャケットやカーディガンで隠せるなら問題ないと思いますが......。
とはいえ「トランジットトラベラーパンツ」なら普段着からビジカジまで幅広く気回せることに間違いはありません。
一本持っておいて損のない万能パンツです。
パタゴニア「トランジットトラベラーパンツ」サイズ感
パタゴニア「トランジットトラベラーパンツ」はUSサイズのため、大きめの作りとなっています。
なので、サイズ選びはワンサイズ小さめがおすすめです。
178cm76kgのぼくは普段Lサイズ(ジーンズは33〜34インチ)を穿くことがほとんどですが、この「トランジットトラベラーパンツ」はMサイズを選びました。
実際に穿いてみた画像がこちら。
全体的にちょうどいい感じです。
ウエストはジャスト。太ももやふくらはぎには適度なゆとりがあります。丈はくるぶし辺りです。
腰まわりは「スカイライントラベラーパンツ」や「ツイルトラベラーパンツ」よりもタイトめです。
ですが、ウエストに伸縮性があるためキツくはありません。
よって繰り返しになりますが、サイズ選びはワンサイズ小さめをおすすめします。
サイズ感について、パタゴニア公式サイトの口コミをいくつかシェアしておきますので、ぜひ購入の参考にしてください。
168cm 57k SサイズはブカブカでしたがXSはジャスト。もう少し股下が長ければ良いのに
175cm、66kg、普段パタゴニアは全てSサイズです。このパンツもS。
179cm 71kgでやや筋肉質な体型です。テルボンヌはSを持っています。(中略)ネットのレビュー頼りで思い切ってInkBlackのSを購入。そしたら大当たりでした。(中略)丈の長さも変に長すぎず、スリム過ぎる感じもないので動き易い、個人的に最高なパンツとなりました。
177cm 174kg ウエスト83cmでLを購入。普段着として使用。長さはちょうど良い。ウエストはTシャツを中に入れても少しゆるめ。R1程度の厚みがあればいい。ウエストバンドもドローコードも弱め。歩いていると少し緩む。
もしサイズに迷う場合は、パタゴニア公式サイトでサイズが異なる2着(たとえばMとL)をいったん購入し、試着後に不要な方を無料で返品することも可能です。
ちょっと気が引けるかもしれませんが、実際にパタゴニアが認めている方法なので、ぜひ試してみてください。(参考:サイズやカラーなど製品選びに迷った時は、どうしたらいいですか)
パタゴニア「トランジットトラベラーパンツ」レビュー まとめ
以上、パタゴニア「トランジットトラベラーパンツ」をレビューしてきました。
パタゴニア「トランジットトラベラーパンツ」はよく伸びるストレッチ素材を使用した機能性パンツです。
ですが、あえてベーシックなスリムパンツに仕立てているため、普段着からビジネスカジュアル、デスクワークから旅行や出張まで、どんなシーンでも着回しが効きます。
一本持っておいて損のない万能パンツですので、ぜひいちどチェックしてみてください。
【メリット】
- 生地がよく伸びるため、動きやすくストレスなし
- ベーシックなため着回しが効く
- 見た目がスリムなチノパン風なので上品に見える
- 革靴やブーツにも合うので、キレイめコーデやビジカジに使える
- シワが目立たないので、デスクワークや旅行・出張に使える
- 裾上げの必要なし
【デメリット】
- ベルトループがないため、職場によっては微妙
- 左太もものポケットが小さく、使いづらい
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