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パタゴニア「ダウンセーター」自腹レビュー|サイズ感やメリット・デメリットを検証



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本記事ではパタゴニア「ダウンセーター」について

  • 特徴
  • サイズ感
  • メリット・デメリット

など、実際に着てみた印象をお伝えします。

 

パタゴニア「ダウンセーター」は薄手ながらも、見た目以上にふっくら暖かいダウンジャケットです。

 

インナーダウンというよりはもっとアウター寄り。寒冷地でなければ、ひと冬越せるくらいの暖かさを備えています。

 

加えて、シルエットもスッキリしているため、着ぶくれしません

 

というわけで、パタゴニア「ダウンセーター」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

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※パタゴニアはAmazonや楽天など大手通販サイトでの販売は許可していません。

 

【メリット】

  • 薄手ながらも羽毛が詰まっているため、ちゃんと暖かい
  • 寒冷地でなければ、ひと冬越せる暖かさ
  • ネックが高めでマフラーいらず
  • 着ぶくれせずスッキリ見える
  • 立体裁断で動きやすい
  • ダウンジャケットなのに自宅の洗濯機で洗える

【デメリット】

  • ボリュームがあるためインナーダウンには向かない
  • パッカブルだが、わりとかさばる

 

パタゴニア「ダウンセーター」外観と特徴

178cm76kgのぼくはMサイズを購入しました。

パタゴニア ダウンセーター

シンプルで比較的薄手のダウンジャケットです。いわゆるインナーダウンよりもしっかりとした厚みがあるため、アウター使いに適しています。

 

【スペック】

素材:ナイロン100%

中綿:ダウン90%

   フェザー10%

重量:369g

価格:38,500円(税込)

 

ではディテールを見ていきましょう。

 

生地は光沢を抑えたマットな質感のナイロン素材です。

肌ざわりは柔らかくしなやか。シャカシャカとしたチープな感触はありません。

 

表面は撥水加工されており、小雨程度なら弾いてくれます。

とはいえ、しばらく雨に打たれていると浸水するため、急場しのぎくらいに考えておいたほうが良いでしょう。

 

中綿には800フィルパワーのダウンが使われています。

薄手ながらも、ふっくらとした弾力があります。

 

FP(フィルパワー)とは 
羽毛のかさ高性を現す単位です。数値が大きいほど空気を多く含むため、保温性に優れ、暖かく良質なダウンといえます。

 

一般的にフィルパワー別の品質は、このような感じです。

500FP以下→低品質ダウン

600~700FP→良質ダウン

700FP以上→高品質ダウン

 

この基準でいくと、パタゴニア「ダウンセーター」は800フィルパワーなので文句なしの高品質ダウンとなります。

 

そしてダウンの割合が90%。この数値は封入できるダウンのほぼ最大値です。

 

つまり、ダウンの質・量ともにハイレベルというわけです。

 

ちなみにフェザーには型崩れ防止の役割があり、基本的にどんなダウンジャケットにも使われます。

 

フロントジップは金属製のしっかりしたものが使われています。

裏側にストームフラップが付いているため、ジッパーの隙間から冷気が入ってきません。

 

また、ネックが高めに作られており、ジップを上げるとあご下まで隙間なく密着します。なのでマフラーいらずです。

 

ジップ式のハンドポケットが左右にひとつずつ。

 

内ポケットは画像のように3つもあります。

 

他のパタゴニア製品ではなかなか見ることのないレアなパッチも良い雰囲気です。

製品保証を証明するパッチのようです。名前を書くスペースがあるのもレトロでかわいいですね。

 

さきほどの画像①のポケットに本体を収納することができます。

 

方法は単純。ポケットの内側を外に引っ張り出して......

 

その流れのまま本体をグイグイ押し込んでいきます。

わりとタイトなので、シワなど気にせず思い切り詰め込んでください。

 

本体がすべて入ったらジッパーを閉じて完成です。

 

500mlペットボトル2本分ほどまで圧縮できました。

コンパクトとは言い難いですが、しっかりしたダウンジャケットがここまで小さくなれば十分ではないでしょうか。

 

重量はMサイズで369gと、およそ缶ビール1本分の重さ。

一般的なダウンジャケットだと、この倍くらいの重さがあるのでかなり軽いです。肩コリすることなく軽快に過ごせます。

 

この「ダウンセーター」には応急修理パッチが付属しています。

アメリカのメンテナンス用品ブランド「GEAR AID」のものです。万が一、生地に穴が空いても、中のダウンの吹き出しを抑えれるため安心。使い方は下記の動画でご確認ください。

 

▼リペアパッチの使い方

 

あと見過ごせないメリットが、自宅の洗濯機で丸洗いできること。

通常ダウンジャケットは手洗いするかクリーニングに出すかの2択です。手間とコストがかかります。

 

しかし、この「ダウンセーター」は普段通りに洗濯ネットに入れて洗濯機に突っ込むだけ。特別なことをする必要がありません。面倒なメンテナンスがいらないのでラクです。

 

また、ダウンジャケットをクリーニングに出すとだいたい2,000〜3,000円は取られます。これが結構痛いんです。しかし「ダウンセーター」ならほとんどタダみたいなもの。

 

地味ですが大きなメリットです。

 

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1.見た目以上にちゃんと暖かい

パタゴニア「ダウンセーター」は薄手のわりにちゃんと暖かいです。

 

なぜなら800フィルパワーの高品質ダウンをパンパンに詰めているから。

 

こちらをご覧ください。

キルトのひとつひとつがモコモコと盛り上がっています。

 

表だけではありません。裏側もこの通り。

羽毛がしっかり入っていなければここまで膨らみません。

 

実はこの「ダウンセーター」は2022年にリニューアルされています。

 

現行モデルは旧モデルに比べて、羽毛の量を1.25倍に増やしているそうです。

 

手に取ってみると、想像していた以上にハリふっくら感があるのでビックリしました。

 

これは確かに暖かいわけです。

 

ぼくは関西の都市部に住んでいますが「ダウンセーター」が一着あれば、ひと冬越せてしまいます

 

ただ、氷点下や積雪が当たり前の寒冷地では、スペックが物足りないかもしれません。

 

しかし、冬でも比較的暖かい関東から西の都市部であれば、真冬でも余裕でアウターとして使えます

 

パタゴニア公式サイトから2022年以降の口コミをシェアしますので、購入の参考にしてください。

 

札幌程度の寒さなら下に長袖を着てこれを1枚羽織れば寒さは感じない。外と中を行き来しても、よくある厚手のダウンジャケットのように暑すぎることなく快適に過ごせる。

見た目で物足りなく感じてしまいガチですが、関東程度の冬ならアウターに負けない温かさ。

福岡なのでフィールド活動中はこれがあれば怖いものなし。むしろ暑いくらいです。

 

2.インナーダウンに使える?

パタゴニア「ダウンセーター」をインナーダウンとして使えないか?

 

そう考えている方もいるかと思います。

 

結論を言うと、厳しいです。

 

なぜなら、見た目以上にボリュームがあるためです。

 

前述しましたが「ダウンセーター」はダウンがしっかり詰まっています。

 

なので、インナーダウンとして着るとモコつきが気になるうえに、アウターのシルエットも崩れてしまいます

 

イメージはモンベル「スペリオダウン」TAIONのようなインナーダウンのおよそ2〜3倍の厚みです。

 

大きめのシェルジャケットであれば上から羽織ることはできますが、用途としてはやはりアウターがメインでしょう。

 

インナーダウンとして着るなら、より薄手の「アルプライト・ダウンジャケット」がおすすめです。

 

3.動きやすさの秘密

パタゴニア「ダウンセーター」は動きやすさにもこだわっています。

 

体をひねっても、腕を大きく動かしてもストレスがありません

 

理由は、立体裁断されているからです。

 

首元と脇腹が通常と違うのが分かるでしょうか。

これにより、あごから胸にかけてと肩まわりから胴体にかけて......要はほぼすべての部位が突っ張らず、快適に動けます。

 

さらに、動きやすいだけではありません。

 

胴まわりは4枚の生地でできています。つまり、体を立体的に包み込んでくれるため暖かいんです。

 

このようにパタゴニア「ダウンセーター」なら動きやすさと暖かさを両取りできます。いちどチェックしてみてください。

 

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パタゴニア「ダウンセーター」サイズ感

パタゴニア「ダウンセーター」はUSサイズのため、やや大きめの作りとなっています。

 

なので、サイズ選びはワンサイズ小さめがおすすめです。

 

178cm76kgのぼくは日本規格ではLサイズが基本です。ですが、この「ダウンセーター」はMサイズを選びました。

 

実際に着てみた画像がこちらです。

パタゴニア ダウンセーター

中にTシャツとスウェットを着てジャストです。

 

ピタピタというほどではありませんが、これ以上重ね着するのはちょっと厳しいかと思います。

 

とはいえ、首元と脇腹が立体裁断されているため窮屈感はありません

 

ジッパーを上げても苦しくありませんし、肩や腕を大きく回しても突っ張りません。

 

着丈や袖丈はちょうど良い長さなので、ワンサイズ落として正解でした。

 

シルエットのバランスも良く、着ぶくれせずスッキリ見えます

 

よって繰り返しになりますが、パタゴニア「ダウンセーター」のサイズ選びはワンサイズ小さめがおすすめです。

 

サイズ感に関して、パタゴニア公式サイトの口コミをいくつかシェアしておきますので、ぜひ購入の参考にしてください。

168cm/58kgでSサイズ、下にライトウェイトスナップTが着れるくらいのややゆったりしたサイズ感です。

 

 身長170cm 体重58kg Sサイズ着用。 着丈、横幅ともにぴったりです。

 

178cm、70kg、店員さんにSサイズを勧められ購入。インナーダウンにしては暖かくて良い。だが全体的にタイトなフィット感(特に首元)で少し動きにくい印象。だがMサイズにするとかなりサイズがでかくなるためサイズ感が難しい。

 

171cm75キロで、Lサイズを選びました。 Mも入るが、かなりピッタリです。

 

身長173cm 体重83kg 胸囲107cmです。 店舗で試着してMサイズを購入しました。 厚手のインナーを着用するなら少しキツイかと思いますが、ダウン自体がとても暖かいので、薄手のインナーを着用することを前提でMサイズとしました。

 

180cm 70kgでmサイズを使用してます。サイズはジャストで着てます。

 

ゆったりめが好みなので173cm,62kgで着用サイズはMサイズです。

 

身長166㎝、体重57㎏で標準な体型ですが、普通のアウターとして着るならSサイズ、タイトにインナーダウンとしても着たければXSサイズがいいと思います。 両方の着方でどうしても欲しく、Sサイズ、XSサイズ両方とも購入してしまいました笑

 

もしサイズに迷う場合は、パタゴニア公式サイトでサイズが異なる2着(たとえばMとL)をいったん購入し、試着後に不要な方を無料で返品することも可能です。

 

ちょっと気が引けるかもしれませんが、実際にパタゴニアが認めている方法なので、ぜひ試してみてください。(参考:サイズやカラーなど製品選びに迷った時は、どうしたらいいですか

 

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パタゴニア公式サイトで見る

※パタゴニアはAmazonや楽天など大手通販サイトでの販売は許可していません。

 

パタゴニア「ダウンセーター」レビュー まとめ

以上、パタゴニア「ダウンセーター」をレビューしてきました。

 

パタゴニア「ダウンセーター」は薄手ながらも、見た目以上にふっくら暖かいダウンジャケットです。

 

インナーダウンというよりはもっとアウター寄り。寒冷地でなければ、ひと冬越せるくらいの暖かさを備えています。

 

加えて、シルエットもスッキリしているため、着ぶくれしません

 

ぜひいちどチェックしてみてください。

 

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※パタゴニアはAmazonや楽天など大手通販サイトでの販売は許可していません。

 

【メリット】

  • 薄手ながらも羽毛が詰まっているため、ちゃんと暖かい
  • 寒冷地でなければ、ひと冬越せる暖かさ
  • ネックが高めでマフラーいらず
  • 着ぶくれせずスッキリ見える
  • 立体裁断で動きやすい
  • ダウンジャケットなのに自宅の洗濯機で洗える

【デメリット】

  • ボリュームがあるためインナーダウンには向かない
  • パッカブルだが、わりとかさばる

 

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