本記事ではモンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」について、
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
などをレビューします。
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」は圧倒的なコスパと軽さを備えたダウンジャケットです。
実際に着てみると、見た目の薄さからは想像できないほど暖かくてビックリします。
というわけで、モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
- モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」外観と特徴
- モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」サイズ感
- 2つのメリット
- 2つのデメリット
- 洗濯方法
- モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」レビュー まとめ
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」外観と特徴
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」は薄手タイプの丸首ダウンジャケットです。800フィルパワーの高品質ダウンを使用しています。
【スペック】
素材 :ナイロン100%
中綿 :ダウン90%、フェザー10%
フィルパワー:800FP
重量 :161g(Mサイズ)
収納サイズ :直径10×15cm
付属品 :スタッフバッグ
価格 :13,200円(税込)
一般的に、
- 500FP以下→低品質ダウン
- 600~700FP→良質ダウン
- 700FP以上→高品質ダウン
といわれています。
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」は上記の基準だと文句なしの高品質ダウンです。
ぼくは178cm76kgでネイビーのMサイズを着ています。
左胸にモンベルのロゴが入っただけのシンプルなデザインです。生地はしなやかで光沢を抑えているため、着る人の年齢・性別を問いません。
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」の大きな特徴がラウンドネックです。
アウターの襟元と干渉しにくいため、スッキリと着こなせます。
また生地が薄いので着ぶくれすることもありません。
薄いとはいえ、中に800FPの高品質ダウンが使用されているため、保温性もしっかり確保されています。
たとえばユニクロ「ウルトラライトダウン」は640FPです。ぼくの体感ではユニクロよりも1.5倍くらい暖かい気がします。
フロントはスナップボタン仕様で、ハンドポケットが左右に装備されています。
ジッパー式と比べて、アウターを着用した際にゴワゴワしません。
付属のスタッフバッグに収納すると、手のひらよりもひと回り大きいサイズまで圧縮が可能です。
重量もわずか161gと軽量。野菜ジュースなどミニサイズの缶ジュースと同じ重さです。
軽いためシャツのような感覚で気軽に羽織れます。
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」サイズ感
サイズ表:cm
サイズ | 身長 | 胸囲 | 胴囲 |
---|---|---|---|
XS |
155〜165
|
82〜86
|
68〜72
|
S |
160〜170
|
86〜90
|
72〜76
|
M |
165〜175
|
90〜95
|
76〜81
|
L |
170〜180
|
95〜101
|
81〜87
|
XL |
175〜185
|
101〜107
|
87〜93
|
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」のサイズ選びはワンサイズ小さめがおすすめです。
なぜならインナーダウンとして着ることが多いためです。
サイズが大きいとアウターに響いてしまい、ダブつきや着ぶくれの原因となります。スッキリ着こなすためには、インナーダウンはなるべく体にフィットするほうがベターです。
ぼくは178cm76kgです。ふだんはLサイズを着ることがほとんどですが、モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」はMサイズを着ています。
長袖シャツの上に羽織ってジャストです。全体的にスリムですが、窮屈さや動きづらさは全然ありません。
薄手のスウェットやニットなら問題なく着れるサイズ感です。
着丈がやや短めなので、スーツやジャケットに合わせても裾が出ない長さとなっています。ビジネスシーンにもおすすめです。
2つのメリット
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」のメリットは以下の2つです。
- 圧倒的コスパ
- 携行性バツグン
1.圧倒的コスパ
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」はコスパが高いです。
どれくらいコスパが高いかを、スペックの近い他社インナーダウンと比較してみます。
ダウンジャケットの質に直結する【暖かさ=フィルパワー】が800FP前後のものをセレクトしました。
商品名 | FP |
ダウン 比率 |
重量 | 価格 |
---|---|---|---|---|
モンベル 「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」 |
800FP
|
90%
|
161g
|
13,200円
|
パタゴニア 「ダウンセーター」 |
800FP
|
90%
|
371g
|
38,500円
|
マウンテンイクイップメント 「 ストレッチダウン カーディガン」 |
800FP
|
90%
|
250g
|
30,800円
|
ナンガ 「インナーダウンカーディガン |
770FP
|
80%
|
196g
|
28,600円
|
どれもほぼ同スペックにもかかわらずモンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」はおよそ半額以下と圧勝です。
ダウン量やその他の機能の違いはあるとしても、この価格差は大きい。
いかにモンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」のコスパが高いかが分かりますね。
2.携行性バツグン
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」は161gと軽量なため携行性に優れています。
さきほどの表を見てもらえると分かりますが、軽さにおいても他社を圧倒しています。
ちなみにユニクロと無印良品のインナーダウンの重量は以下のとおりです。
- ユニクロ「ウルトラライトダウン」約230g
- 無印良品「ポケッタブルノーカラーダウンジャケット」約210g
モンベル優秀すぎますね。
「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」なら持ち運びの負担にならないため、外出や旅行の際に気軽にバッグに入れておけます。
2つのデメリット
逆にモンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」のデメリットは次のとおりです。
- 羽毛が抜ける
- シワになりやすい
1.羽毛が抜ける
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」は羽毛が抜けます。
縫い目だけでなく生地の表面からも細かい羽毛が出ているのが分かるかと思います。
「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」は羽毛の飛び出しを軽減する「ダウンプルーフ加工」がされているのですが、効果はイマイチです。
とはいえ、ダウンがスカスカになるほど抜けるわけではありません。
羽毛抜けはどのダウンジャケットでも起こることなので気にする必要はないかと思います。
2.シワになりやすい
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」はシワになりやすいです。
というのは、スタッフバッグに収納するからです。
スタッフバッグから出したばかりはこんなにシワだらけ。
しばらく放置すると取れてきますが、ツルツルにはなりません。ある程度のシワは仕方ないと割り切るしかないでしょう。
ただ、実用的なアイテムですし、アウターとして着ることは多くないので許容範囲かと思います。
保管する際はなるべくハンガーに吊るすことをおすすめします。
洗濯方法
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」は家庭での手洗いが可能です。
皮脂や汚れがダウンに付着すると、羽毛が束になってしまい保温性が低下します。
なので、最低でもシーズン終わりに洗濯することをおすすめします。
タグの洗濯表示を解説すると次のとおりです。
【OK】
- 手洗い(40℃まで)
- 弱い乾燥機
- 日陰の吊り干し
- ドライクリーニング
- 弱いウェットクリーニング
【NG】
- 漂白
- アイロン
手洗いする場合は以下の手順で洗濯してください。
【手順】
- 部分洗い)中性洗剤を水に溶かし、スポンジやタオルに含ませて汚れを拭き取る
- 押し洗い)おけや浴槽にウェアが浸かるくらいのぬるま湯を入れて、中性洗剤を加える
- ボタンを閉じたウェアを軽くたたみ、空気を押し出す
- 液に浸し、押し洗いする
- すすぎ)液を捨て、ウェア内部の水分を抜く
- きれいな水にウェアを浸し、同じように水が濁らなくなるまですすぐ
- 脱水)洗濯機のドラムに沿うように置き、1分脱水する
- 乾燥)低温に設定した乾燥機にかける
- 仕上げ)一週間ほど風通しのよい日陰で乾燥させる
- 完全に乾燥したら全体を優しく叩きながらダウンの片寄りをほぐす
手順を説明したものの、めちゃくちゃ面倒なのでクリーニングに出したほうがいいです......。
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」レビュー まとめ
以上、モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」をレビューしてきました。
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」は圧倒的なコスパと軽さを備えたダウンジャケットです。
インナー or アウターのどちらにも応用が効く使い勝手のよさも魅力です。
ぜひ一度チェックしてみてください。
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