本記事ではパタゴニア「バギーズショーツ 5インチ」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
など、実際に穿いてみた印象をお伝えします。
パタゴニア「バギーズショーツ 5インチ」は穿く人を選ぶショートパンツです。
というのも、本体の内側にライナーが付いているため、人によって合う・合わないがはっきり分かれるからです。
具体的に「バギーズショーツ 5インチ」をおすすめできる・できない人は次のようになります。
おすすめできる人
- 頻繁に海やプールに行く
- ノーパンに抵抗がない
おすすめできない人
- 街着メイン
- ノーパンに抵抗がある
もしうまくハマれば、他にもこれだけの用途があるので、夏は手放せない一着になるはずです。
部屋着、普段着、パジャマ、水着、ウォーキング、ジョギング、ボルダリング、マウンテンバイク、ハイキング、スポーツ観戦などなど。
というわけで、パタゴニア「バギーズショーツ 5インチ」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【メリット】
- 洗濯しても乾くのに半日かからない
- 水陸両用のため水着としても使える
- 下着なしで穿くことで真価を発揮する
【デメリット】
- 丈が短く、大人が街着するには微妙
- フロントジッパーがなく、用を足すのに不便
- ポケットにスマホを入れると重みで下に引っ張られる
- 下着ありで穿くと、ムレと締め付けが気になる
パタゴニア「バギーズショーツ 5インチ」外観と特徴
178cm76kgのぼくはブルーのMサイズを購入しました。
短めの丈と幅広シルエットがかなりスポーティーな印象です。
【スペック】
表地:ナイロン100%
裏地:ポリエステル100%
重量:204g
価格:8,800円(税込)
ではディテールを見ていきましょう。
表地は撥水加工をしたナイロン素材です。
ナイロンとはいえ、肌ざわりは柔らかくサラッとしています。化繊100%とは思えない心地よさです。また化繊のメリットはコットンよりも乾きが早いこと。なので洗濯しても、夏であれば乾くのに半日かかりません。
「バギーズショーツ 5インチ」が他のショートパンツと違う点が、このライナーです。
ブリーフのような形状で、本体に縫い付けられています。なので基本的に外せません。
素材は薄手のメッシュ。
水はけが良く、乾きも早いため、水着としても使えます。
ウエストはイージーパンツのようなゴム仕様です。内側にフィット感を調節するためのドローコードを備えています。
着脱がクイック&イージーで、ベルトは必要ありません。
フロントはジッパーが付いておらず、フラットな作りとなっています。
用を足す際は不便です。とくに外出先であれば、トイレは個室を使う方がいいでしょう。
ポケットは、まずハンドポケットが左右にひとつずつ。
裏側の底部分がメッシュになっているので、水が抜けて溜まることがありません。
右のハンドポケット内側にはキーリングが隠されています。
ここにカギを付けておけば、水中で失くす心配がなく安心です。
そしてバックポケットがひとつ付いています。
もちろんバックポケットの裏側もメッシュで、水はけはバッチリです。
ですが全体的に軽量な分、ポケットにスマホを入れておくと、重みで下に引っ張られます。歩いていると、これが結構気になるんですよね。なので、スマホや財布はバッグに入れて持ち歩く方がストレスはないでしょう。
このように「バギーズショーツ 5インチ」は水陸両用なだけあって、ほぼ水着と言えるくらいに機能が充実しています。海や川、プールで遊ぶなら、行き帰りの道中含めて「バギーズショーツ 5インチ」一着あれば事足りてしまいます。
1.大人が街着するには微妙
パタゴニア「バギーズショーツ 5インチ」を街で穿くのは、かなり勇気がいるでしょう。
なぜなら、丈が短すぎるから。
商品名にある通り、丈は5インチ=13cmです。(1インチ=2.54cm)実際に穿いてみると、ひざ上11.5cmで、太ももの半分が出る感じです。
イメージ的にはいわゆる”半ズボン”のような感じでしょうか。かなり若々しい印象です。
20代の方なら爽やかに見えるかもしれませんが、30代、40代、50代にもなると爽やかとは言い難いです。
そもそも太ももの半分が出ることに抵抗がある人も多いでしょう。
なので、基本的に「バギーズショーツ 5インチ」は街着には向きません。
街着するなら、丈がさらに5cm長い「バギーズロング 7インチ」がおすすめです。太ももの露出面積が減るので、安心感があります。
2.下着を穿きますか?
パタゴニア「バギーズショーツ 5インチ」は内側にライナーが付いています。
これがなかなかクセモノで、下着の上から穿くとジャマなんですよね。
「バギーズショーツ 5インチ」を穿く季節は夏。
ライナーが1枚プラスされる分、ムレます。そして足の付根部分がゴムなので締め付けも気になります。
とにかく下着との相性が悪いです。
ライナーを切り取って使う人もいるようですが、それなら他のショートパンツでいいと思うんですよね。
なので、「バギーズショーツ 5インチ」を下着の上から穿くのはあまりおすすめできません。
ではどんな人におすすめなのか?
ずばり、ノーパンに抵抗がない人、もしくは興味がある人です。
パタゴニア「バギーズショーツ 5インチ」はライナーが付いているため、水着のように下着なしで穿けます。
しかもメッシュなので、下着ありの場合とは真逆で、通気性はグンと上がります。
実際に下着なしでそのまま穿いている人も少なくないようです。その快適さや開放感がクセになり、パジャマとして使う人もいるのだとか。
ぼくはノーパンに抵抗があるので、試すことすらできませんが......。
もしノーパンに抵抗がないなら、他にもこれだけの用途があるので、夏は手放せない一着になるでしょう。
部屋着、普段着、パジャマ、水着、ウォーキング、ジョギング、ボルダリング、マウンテンバイク、ハイキング、スポーツ観戦などなど。
つまり「バギーズショーツ 5インチ」は下着なしで穿くことで、その真価を発揮すると言えそうです。
「下着あり派だけど、バギーズに近いショートパンツはないの?」という方には、ライナーなしの「バギーズナチュラル」やコットン製バギーズとも言われる「ファンホッガーズショーツ 6インチ」がおすすめです。
パタゴニア「バギーズショーツ 5インチ」サイズ感
パタゴニア「バギーズショーツ 5インチ」はUSサイズのため、やや大きめの作りとなっています。
よって、サイズ選びはワンサイズ小さめがおすすめです。
178cm76kgのぼくは普段Lサイズを穿くことが多いのですが、この「バギーズショーツ 5インチ」はMサイズを選びました。
実際に穿いてみた画像がこちらです。
ウエストがゴムでよく伸びるため、まだ余裕があります。横に広いシルエットなので、太ももまわりもゆったり。穿いていて安心感があります。
丈はひざ上11.5cmとかなり短めです。
丈の短さは別として、全体のサイズ感としては大きすぎず小さすぎずのちょうどいい感じです。
もしこれがLサイズだったら、さらに横幅がワイドになって、ちょっとバタつきそうな雰囲気ですね。
シルエットのバランスはMサイズで正解だったと思います。
よって繰り返しになりますが、「バギーズショーツ 5インチ」のサイズ選びはワンサイズ小さめをおすすめします。
もしサイズに迷う場合は、パタゴニア公式サイトでサイズが異なる2着(たとえばMとL)をいったん購入し、試着後に不要な方を無料で返品することも可能です。
ちょっと気が引けるかもしれませんが、実際にパタゴニアが認めている方法なので、ぜひ試してみてください。(参考:サイズやカラーなど製品選びに迷った時は、どうしたらいいですか)
パタゴニア「バギーズショーツ 5インチ」レビュー まとめ
以上、パタゴニア「バギーズショーツ 5インチ」をレビューしてきました。
パタゴニア「バギーズショーツ 5インチ」は本体の内側にライナーが付いているため、人によって合う・合わないがはっきり分かれます。
頻繁に海やプールに行く人や、普段使いであってもノーパンに抵抗がない人にとっては手放せない一着になるでしょう。
一方でノーパンに抵抗がある人は、ライナーなしの「バギーズナチュラル」や「ファンホッガーズショーツ 6インチ」がおすすめです。
ぜひいちどチェックしてみてください。
【メリット】
- 洗濯しても乾くのに半日かからない
- 水陸両用のため水着としても使える
- 下着なしで穿くことで真価を発揮する
【デメリット】
- 丈が短く、大人が街着するには微妙
- フロントジッパーがなく、用を足すのに不便
- ポケットにスマホを入れると重みで下に引っ張られる
- 下着ありで穿くと、ムレと締め付けが気になる
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