水陸両用の多機能ショートパンツの名品、パタゴニア「バギーズショーツ」。
その丈長めバージョンが「バギーズロング 7インチ」です。
短すぎないスタンダードな丈とゆったりとしたシルエットのおかげで、大人でも穿きやすいショートパンツとなっています。
また、水着さながらの機能が充実しているため、とくにウォーターアクティビティを楽しむ人におすすめの一着です。
本記事ではパタゴニア「バギーズロング 7インチ」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
など、実際に履いてみた印象をお伝えします。
ではさっそく、パタゴニア「バギーズロング 7インチ」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
毎シーズン、人気カラーは完売するため、はやめのチェックがおすすめです。
パタゴニア「バギーズロング 7インチ」外観と特徴
パタゴニア「バギーズロング 7インチ」は定番「バギーズショーツ 5インチ」の丈を長くしたショートパンツです。
水陸両用の多機能ショートパンツとしてロングセラーを誇ります。
【スペック】
素材:ナイロン100%
重量:218g(Mサイズ)
価格:8,800円(税込)
178cm76kgのぼくはベージュのMサイズを購入しました。
フロントジッパーがなく、ウエストはゴムのためリラックス感のあるデザインとなっています。
左裾にパタゴニアのロゴラベルが付いています。
ブランドを主張しすぎず、さりげない感じがおしゃれです。所有欲も満たしてくれます。
バックはポケットがひとつのシンプルなデザインです。
バックポケットにはフラップが付いているためモノが飛び出しません。また右ポケット内にキーループが装備されているのでカギを失くさずに済みます。
パタゴニア「バギーズロング 7インチ」なら、たとえ水中でも貴重品を紛失することがないため安心です。
裏側には水着さながらのメッシュライナーが装備されています。
濡れても乾きが速いため、ウォーターアクティビティに最適。ちなみに、このメッシュライナーは取り外しできません。
また、各ポケットの内側がメッシュになっているため、ポケット内に水が溜まらない作りとなっています。
もはや水着といっていいほど機能が充実しています。
重量は218gと軽量です。
ナイロンとは思えないサラッとした手ざわりと相まって、軽い履きごこちを味わえます。
2つのメリット
パタゴニア「バギーズロング 7インチ」のメリットは以下の2つです。
- 水遊びに使える
- 大人に似合うシルエット
1.水遊びに使える
パタゴニア「バギーズロング 7インチ」は水陸両用のため水着としても使えます。
というよりも「ショートパンツとしても使える水着」と言ったほうがしっくりくるほど、機能が充実しています。
おもな機能を挙げると、
- 速乾性
- 撥水性
- メッシュライナー
- ポケット裏のメッシュ加工
- 右ポケットのキーループ
- バックポケットのフラップ
などなど、完全にウォーターアクティビティを想定した仕様になっているため、水・陸をシームレスに行き来することが可能です。
よって、パタゴニア「バギーズロング 7インチ」は普段使いだけでなく、海遊びや川遊びにも使えます。むしろ水遊びで使うほうがより真価を発揮するでしょう。
2.大人に似合うシルエット
近年はノーマルの「バギーズショーツ」のような、丈の短いショートパンツが主流でした。
ですが、30〜40代にもなると、太ももまでガッツリ出すことに抵抗が出てくるのも事実。
そんな大人でも穿きやすいのが「バギーズロング 7インチ」です。
なぜなら「バギーズロング 7インチ」は股下18cm(=7インチ)と、だいたいひざ上約5cmの短すぎず長すぎずのちょうど良い丈感となっているからです。
さらに、シルエットもやや広めのスタンダードなタイプとなっています。なので、やんちゃな感じや無理している雰囲気が出ません。
よって、パタゴニア「バギーズロング 7インチ」は大人でも臆せずに穿けるショートパンツです。むしろ大人にこそ似合うと言って良いでしょう。
1つのデメリット=街着は厳しい
逆にパタゴニア「バギーズロング 7インチ」のデメリットは街着しづらいことです。
ネットの口コミでは「タウンユースにもおすすめ!」みたいなレビューが溢れていますが、ぼくは街着は厳しいと思っています。
理由はこちらの2点です。
- フロントジッパーがない
- メッシュライナーがジャマ
タウンユースするにはフロントジッパーがないことは致命的です。
外出先で用を足す際に不便すぎます。個室に入れば問題ないのですが、空いていないこともあり、ちょっと面倒です。
そして、メッシュライナーです。
このメッシュライナーはウォーターアクティビティには必要なのでしょうが、街着する際はジャマになります。
というのも、メッシュライナーの裾部分のゴムが太もも〜お尻にかけて食い込むからです。
素材そのものはサラッとしているため、ゴワついたり不快感はないものの、このゴムの食い込みが気になってしまいストレスになります。
さらに、単純に暑い。
下着+メッシュライナー+本体と、三枚もの布を着用することになるので当然ですよね。ただでさえ暑い夏に、いくらメッシュとはいえ、三重にする意味が分かりません。
なので、パタゴニア「バギーズロング 7インチ」は街着には向かないと考えています。
街着するならライナーが付いていない「ファンホッガーズ・ショーツ」や「アウトドア・エブリデー・ショーツ」がおすすめです。
ですが「バギーズロング 7インチ」は水着兼用としては優秀なため、海や川に遊びに行く人にとっては使い勝手が良いと思います。
パタゴニア「バギーズロング 7インチ」サイズ感
サイズ表(cm)※平置き採寸
サイズ | ウエスト | 股上 | 股下 |
---|---|---|---|
XS |
33
|
29
|
18
|
S |
36
|
29
|
18
|
M |
39
|
30
|
18
|
L |
43
|
32
|
18
|
XL |
47
|
34
|
18
|
パタゴニア「バギーズロング 7インチ」はUSサイズのため大きめの作りとなっています。
なので、サイズ選びはふだん穿いているサイズよりもワンサイズ小さめがおすすめです。
178cm76kgのぼくはふだんLサイズ(ジーンズだと33〜34インチ)を穿くことがほとんどですが、パタゴニア「バギーズロング 7インチ」はMサイズでジャスト。
ワタリ(太ももまわり)が大きく、ゆったりとしたシルエットです。ウエストはゴムで伸びるため快適。ドローコードでフィット感の調整もカンタンです。
丈はだいたいヒザ上5cmといったところでしょうか。
太ももが出すぎないちょうどいい長さです。
なので繰り返しになりますが、サイズ選びはワンサイズ小さめをおすすめします。
それでもサイズに迷う場合は、パタゴニア公式サイトでサイズが異なる2着(たとえばMとL)をいったん購入し、試着後に不要な方を無料で返品することも可能です。
ちょっと気が引けるかもしれませんが、実際にパタゴニアが認めている方法です。(参考:サイズやカラーなど製品選びに迷った時は、どうしたらいいですか)
パタゴニア「バギーズロング 7インチ」レビュー まとめ
以上、パタゴニア「バギーズロング 7インチ」をレビューしてきました。
パタゴニア「バギーズロング 7インチ」は短すぎないスタンダードな丈とゆったりとしたシルエットのおかげで、大人でも穿きやすいショートパンツとなっています。
また、水着さながらの機能が充実しているため、とくにウォーターアクティビティを楽しむ人におすすめの一着です。
人気カラーは毎シーズン完売しますので、ぜひはやめにチェックしてみてください。
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