本記事ではパタゴニア「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
など、実際に使ってみた印象をお伝えします。
「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」はポケットが5つ装備された水陸両用のギアショーツです。
デザインがゴテゴテしておらず、スッキリとした上品なルックスのため、アウトドアだけでなく街着にもおすすめします。
というわけで、パタゴニア「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【メリット】
- 水陸両用のため、一着で街着から水遊びまで使える
- 撥水加工されているので濡れてもすぐに乾く
- デザインがスッキリしているため、街着しても上品
- ストレッチが効いているので突っ張らない
- ベルト付きのため、ベルトをする手間がない
- 大人でも穿きやすい余裕のあるシルエットと丈感
【デメリット】
- フロントジッパーがないため、用を足す際に不便
- フロントポケットがやや使いにくい
パタゴニア「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」外観と特徴
178cm76kgのぼくはブラック系のMサイズを購入しました。
サイドのポケットがカーゴパンツ風ですが、小ぶりなためイカつさはなく、都会的な品の良さを感じます。
【スペック】
素材:ナイロン95%、ポリウレタン5%
重量:281g
価格:13,200円(税込)
ではディテールを見ていきましょう。
生地は撥水加工されたナイロン素材です。
この通り、水をしっかりと弾くので、たとえ濡れたとしてもすぐに乾きます。なので、川や噴水広場などでの水遊びにおすすめです。
なお、タオルで水滴をサッと拭き取るだけで、濡れたことを忘れるほどさらに乾きが速くなります。ぜひ一度試してみてください。
この生地にはポリウレタンが5%混紡されているためストレッチが効いています。
伸縮性は弱めなものの、深くしゃがんでも突っ張らないため、アクティブに動いてもストレスがありません。
裏側をチェックしてみます。
裏地は付いておらず、表地と同じ生地です。サラッとした素材のため、肌ざわりがスムーズでゴワつきや不快感はありません。素材の軽さも相まって、まるで何も穿いていないかのように軽快です。
ウエストには初めからウェビングベルトが付いています。
わざわざベルトをする手間がないのでラクです。ちなみにこのウェビングベルトは取り外しできません。
ポケットはジッパー式フロントポケット×2、カーゴポケット×2、ジッパー式バックポケット×1の合計5つです。
この「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」の特徴であるカーゴポケットは、小ぶりでスッキリとした印象です。
軍パンのような無骨な雰囲気はなく、どちらかと言えば都会的でスマートに見えます。
また地味ではありますが、スナップボタンの位置も絶妙です。ややフロント寄りにボタンが付いていることが分かるでしょうか。手をおろしたときにちょうど指が来る場所にあるため開閉しやすいです。
これらのポケットはすべて裏側がメッシュになっています。
さすが水陸両用なだけあって水はけはバッチリ。ポケットに水が溜まることがないので、重たくなりません。
1.バギーズよりも街着向き
パタゴニア「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」はアウトドアだけでなく、街着にもおすすめです。
なぜなら見た目がマットで落ち着いているから。
ナイロン素材とはいえ、テカテカとした光沢がなくスポーティーな質感が控えめなため、街で穿いても違和感がありません。
また「バギーズショーツ」のように内側にライナーが付いていないことも街着に向いている理由のひとつです。
「バギーズショーツ」はマリンスポーツや本格的なウォーターアクティビティに重宝しますが、街着にはライナーがジャマになります。
その点、この「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」はライナーのムダな締め付けがないので、街着に使ってもストレスがありません。
よって「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」は街着におすすめです。個人的には「バギーズショーツ」よりも使い勝手が良いと思います。
2.大人でも穿きやすいシルエットと丈感
パタゴニア「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」は30代40代の大人にもおすすめです。
理由は、ゆとりのあるワイドシルエットと短すぎず長すぎない丈のため。
ショートパンツを穿く際の懸念点は「子どもっぽく見られないか」だと思います。
短すぎると”半ズボン”、長すぎると”ハーフパンツ”に見えてしまい、子どもっぽくなってしまいます。
ですが、パタゴニア「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」はシルエット・丈感ともにバランスが良いため、子どもっぽく見えず、大人でも穿きこなせます。
3.フロントポケットが使いにくい
パタゴニア「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」のデメリットはメインのフロントポケットが使いにくいことです。
理由はこちらの3つ。
- ジッパー式
- 角度が垂直
- 約28cmと深い
アウトドアや水遊びで使う場合は貴重品が守られるためメリットになるのですが、街着や普段着として使う場合は逆に、
- 手を突っ込みにくい
- モノが取り出しにくい
といったデメリットになってしまいます。
とはいえ、これらは些細な問題です。カーゴポケットやバックポケットをうまく使えばまったく問題ありません。
無意識についついポケットに手を入れてしまう人は、ジッパーを開けっ放しにしていたほうがストレスがなく良いと思います。
パタゴニア「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」サイズ感
パタゴニア「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」はUSサイズのため大きめの作りとなっています。
よってサイズ選びは、普段穿いているサイズよりもワンサイズ小さめがおすすめです。
178cm76kgのぼくは普段Lサイズ(ジーンズは33〜34インチ)を穿いていますが、この「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」はMサイズを選びました。
実際に穿いてみた画像がこちらです。
全体的に小さすぎず大きすぎずのちょうど良いサイズ感です。
太ももまわり、腰まわりともに程よいゆとりがあります。
ひざ上はおよそ6cm。子どもっぽくも野暮ったくも見えない絶妙な丈感です。
ちなみに「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」はどのサイズも股下18cm(7インチ)に設定されています。
よって繰り返しになりますが、サイズ選びはワンサイズ小さめがおすすめです。
もしサイズに迷う場合は、パタゴニア公式サイトでサイズが異なる2着(たとえばMとL)をいったん購入し、試着後に不要な方を無料で返品することも可能です。
ちょっと気が引けるかもしれませんが、実際にパタゴニアが認めている方法なので、ぜひ試してみてください。(参考:サイズやカラーなど製品選びに迷った時は、どうしたらいいですか)
パタゴニア「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」レビュー まとめ
以上、パタゴニア「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」をレビューしてきました。
パタゴニア「アウトドアエブリデーショーツ 7インチ」はポケットが5つ装備された水陸両用のギアショーツです。
デザインがゴテゴテしておらず、スッキリと上品なルックスのため、アウトドアのみならず街着にもおすすめします。
個人的には「バギーズショーツ」よりも使い勝手が良いと思いますので、ぜひいちどチェックしてみてください。
【メリット】
- 水陸両用のため、一着で街着から水遊びまで使える
- 撥水加工されているので濡れてもすぐに乾く
- デザインがスッキリしているため、街着しても上品
- ストレッチが効いているので突っ張らない
- ベルト付きのため、ベルトをする手間がない
- 大人でも穿きやすい余裕のあるシルエットと丈感
【デメリット】
- フロントジッパーがないため、用を足す際に不便
- フロントポケットがやや使いにくい
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