おしゃれなキャンプ用マグカップといえば、やっぱりスノーピーク。
いろいろな種類があるスノーピークのマグカップのなかでも「チタンダブルマグ300」が気になっている人も多いかと思います。
ぼくはスノーピーク「チタンダブルマグ300」を3年以上愛用していますが、キャンプだけでなく日常でもほぼ毎日使い倒しています。もはや毎朝のコーヒーの必需品です。
スノーピーク「チタンダブルマグ300」の魅力はキャンプに適した機能性だけでなく、デイリーユースに必須の気軽さやタフさを備えていることだと考えます。
これひとつあればキャンプに日常に大活躍間違いなしです。
本記事ではスノーピーク「チタンダブルマグ300」について
- 特徴
- メリット・デメリット
- 手入れ方法
などを解説します。
- スノーピーク「チタンダブルマグ300」外観と特徴
- スノーピーク「チタンダブルマグ300」5つのメリット
- スノーピーク「チタンダブルマグ300」4つのデメリット
- 手入れ方法【食洗機OK】
- スノーピーク「チタンダブルマグ300」レビュー まとめ
スノーピーク「チタンダブルマグ300」外観と特徴
スノーピーク「チタンダブルマグ300」は軽量なチタンでできたダブルウォール(二重構造)のマグカップです。
つまりチタンを二重にして、あいだに空気を挟んだ構造になっています。そのため高い保温性を備えています。
【スペック】
材質:チタニウム
機能:フォールディングハンドル、二重構造
スノーピーク「チタンダブルマグ」のラインナップは3種類。
容量 | 直径 | 高さ | 重量 | 価格 |
---|---|---|---|---|
220ml |
70mm
|
80mm
|
75g
|
¥4,950
|
300ml |
76mm
|
86mm
|
92g
|
¥5,280
|
450ml |
86mm
|
97mm
|
118g
|
¥5,115
|
ぼくは300mlタイプを愛用しています。
300mlは大きすぎず小さすぎずで、使い勝手のいいサイズ感です。またデザインが洗練されているためキャンプだけでなく、自宅でもデイリーユースできます。
ハンドルは折りたたみ式です。
ボディに沿って折りたためるため、収納するときにハンドルがジャマになりません。
底にはチタン製を証明する「titanium(チタニウム)」の刻印入り。
表面が少しザラついているのが分かるでしょうか。このおかげで滑りにくく、手にしっとりと馴染みます。ザラついているとはいえ手ざわりはよく、サラサラとした感触です。
スノーピーク「チタンダブルマグ300」5つのメリット
スノーピーク「チタンダブルマグ300」のメリットは以下の5つです。
- 持ち運びの負担が少ない
- 淹れたてアツアツのコーヒーが飲める
- 心地いい口当たり
- ふだん使いできる
- 育てる楽しみ
1.持ち運びの負担が少ない
スノーピーク「チタンダブルマグ300」は持ち運びの負担になりません。
というのも素材にチタンが使われているからです。チタンはステンレスに比べると約60%ほどの重さ。
なのでスノーピーク「チタンダブルマグ300」はわずか93gと軽量です。
100g程度であれば持ち運びの負担が少ないため、携行性を重視するソロキャンプにもおすすめします。
また、ハンドルが折りたためるので、パッキングしやすいことも利点です。
2.淹れたてアツアツのコーヒーが飲める
スノーピーク「チタンダブルマグ300」は熱湯を注いだ瞬間でも熱くなりすぎることはありません。
これはダブルウォールで中が空洞のため、温度がダイレクトに伝わりにくいからです。
たとえば、アツアツのコーヒーが入った状態で手に持っても熱くありません。むしろ、じわっと温かいので冬は両手で包み込むように持ちたくなるほどです。
また口をつけても熱くないため、淹れたてコーヒーをいちばんおいしい状態で飲むことができます。
逆に冷たい飲み物の場合は、シングルウォールに比べて氷が溶けにくく、表面が結露しにくいメリットがあります。
3.心地いい口当たり
スノーピーク「チタンダブルマグ300」は口当たりがなめらかで心地いいです。
飲み口が通常のマグカップにはない独特の形状をしているためです。
ツルンとなめらかで引っかかりがなく、くちびるに沿ったカーブが絶妙にフィット。
その他のマグカップにはない心地いい口当たりが味わえるのはスノーピーク「チタンダブルマグ」だけです。
4.ふだん使いできる
スノーピーク「チタンダブルマグ300」をキャンプだけで使うのはもったいないです。
主張のないデザインや堅牢性はデイリーユースにもピッタリ。職場で使ってもよさそうですね。
ぼくにとっては毎朝のコーヒーの必需品です。
ひとり分なら300mlがちょうど良いサイズですよ。
ドリップバッグも問題なく使えます。
5.育てる楽しみ
スノーピーク「チタンダブルマグ300」は経年変化を楽しめます。
なぜならチタンは使い込むと微妙に色が変わってくるからです。
青みが出てきたり、虹のようななグラデーションが出てきたり、だんだんと味わいが増してきます。育てる楽しみも醍醐味です。
スノーピーク「チタンダブルマグ300」4つのデメリット
一方、スノーピーク「チタンダブルマグ300」のデメリットは次のとおりです。
- 保温効果はふつう
- スタッキングできない
- 直火NG
- 価格が高め
1.保温効果はふつう
チタンは保温性が高いといわれていますが、実際のところ微妙です。
スノーピーク「チタンダブルマグ300」を使っていて、保温効果を感じたことはありません。
アツアツのコーヒーやお茶を入れても、冷める早さは陶器のマグカップとそれほど変わらないのが実感です。
なので、保温に関してはあまり期待しないほうが良いでしょう。
2.スタッキングできない
スノーピーク「チタンダブルマグ300」は同じものを2個スタッキングできません。
こればかりは仕方ありませんね。スタッキングできれば最強なのですが...。
ちなみに、一回り大きい「チタンダブルマグ450 MG-153」とならスタッキングできます。
3.直火NG
スノーピーク「チタンダブルマグ300」は火にかけると、真ん中の空気層が膨張するため変形・破裂します。
キケンなので絶対に火にかけないでください。
「シングルマグ」なら直火OKです。
「ダブルマグ」も「シングルマグ」も外観がよく似ているので選ぶ際は注意してくださいね。
▼こちらは直火OKの「チタンシングルマグ」
4.価格が高め
スノーピーク「チタンダブルマグ300」は5,280円と、マグカップとしてはやや高めです。
しかし、ふだん使いできることや長く使えることを考えると、トータルではコスパが高いと思います。
これひとつあればスタメンとして毎日使えるので、決して高くはありません。
手入れ方法【食洗機OK】
スノーピーク「チタンダブルマグ300」は食洗機で洗えます。
チタン製ですが何か特別なことをする必要はなく、ふだん通りに洗えばOKです。
でも、日々の食洗機だけではマグカップの底に色素が沈着します。
とくにコーヒーは茶色く変色しやすいです。で、洗ってもなかなか取れません。
もし色の沈着が気になる場合は、キッチンハイターで5分ほど浸け置きしてみてください。
すると元どおりキレイに。チタンならではの鈍い輝きが復活します。
ただ、食洗機を使っていると、徐々にプリントが剥げてきます。
このマグは4年ほど使い込んで、何百回と食洗機で洗ったものです。おそらく温風乾燥が原因でプリントが剥げるんでしょうね。
ぼくはこれも「味わい」だと思って気に入っていますが、キレイに使いたいなら手洗いをおすすめします。
スノーピーク「チタンダブルマグ300」レビュー まとめ
以上、スノーピーク「チタンダブルマグ300」をレビューしてきました。
スノーピーク「チタンダブルマグ300」はキャンプ向きの高い機能性を持ちながらも、気軽にデイリーユースできるため、ひとつあれば重宝するマグカップです。
ぼく自身も毎日使っており、いまや生活に欠かせないアイテムとなっています。
ぜひいちどチェックしてみてください。
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