ノースフェイス「コンパクトジャケット」は性別や年齢を問わないベーシックなデザインが人気のウィンドブレーカーです。
街でもかなりの確率で着ている人を見かけるため、気になっている人もいるのではないでしょうか。
今回、ノースフェイス「コンパクトジャケット」を購入したので、実際に着てみたサイズ感や印象などをお伝えしていきます。
結論からいうと、ノースフェイス「コンパクトジャケット」はガチのアウトドアよりも街着におすすめのウィンドブレーカーです。
アウトドアウェアとして必要最低限の機能性と、街着としてのファッション性のバランスに長けた一着といえます。
ではさっそく、ノースフェイス「コンパクトジャケット」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
▼人気商品ゆえにサイズ欠品するため、早めのチェックがおすすめです。
ノースフェイス「コンパクトジャケット」外観と特徴
「コンパクトジャケット」はノースフェイスの定番ウィンドブレーカーです。
毎年新色がリリースされるほど人気があり、ラインナップはメンズ/レディースにとどまらず、キッズ/ベビーまで幅広いモデルを用意しています。家族みんなでお揃いコーデも可能です。
【スペック】
素材:ノーステッククロス(ナイロン100%)
重量:331g(Lサイズ)
価格:15,400円(税込)
178cm76kgのぼくはTNFネイビーのLサイズを着ています。


TNFネイビーは、やや明るめのネイビーといった色味で、着回しやすいカラーです。
フロントとバックにそれぞれノースフェイスのロゴが刺繍されたシンプルなデザインは性別や年齢を問わず、長く着れます。
生地はナイロン100%とは思えないほどやわらかく、上品でマットな表情。撥水加工されているため、少々の雨なら弾いてくれます。


まるでコットンジャケットのようで、いい意味でアウトドアウェア感がありません。生地に程よい厚みがあり、シャカシャカしてないので、街でも違和感なく着れます。
ボディの両サイドにハンドポケットを完備。 かなり深めの作りなため、長財布もすっぽり収まります。
アウトドアブランドのウィンドブレーカーはハンドポケットがないタイプが多いので、これはグッドポイントです。
その他の機能を見てみます。
- 首元のドローコード
- チンガード
- 裾のドローコード
- ファスナー裏の防風フラップ
- 袖口のベルクロ




総じて防風対策がしっかりされています。外出中の天候や気温の変化にも対応できるため、一着持っていると心強いですね。
ノースフェイス「コンパクトジャケット」にはロゴ入り収納袋が付属します。


収納すると、手のひらよりもひと回り大きいサイズまで圧縮可能です。 かなりギュウギュウに押し込む感じになりますが......。
重量は収納袋込みで331g。
ウィンドブレーカーとしては若干重ためです。 しかし、ほどよく厚みのある生地や防風機能などディテールが充実していることを考慮するとそれほど大きなデメリットではありません。
ノースフェイス「コンパクトジャケット」サイズ感
サイズ表(cm)※平置き
メンズ | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
S |
66
|
57
|
48
|
60
|
M |
68
|
59
|
50
|
62
|
L |
70
|
61
|
52
|
64
|
XL |
72
|
63
|
54
|
66
|
XXL |
74
|
65
|
56
|
68
|
ノースフェイス「コンパクトジャケット」は全体的にゆったりとしたシルエットです。
なお、シルエットがかなり特徴的で
- 身幅・肩幅は大きめ
- 着丈は短め
となっています。
サイズ選びに迷うところですが、基本的にはふだん着ているサイズがおすすめです。
もしスッキリと着こなしたい場合はワンサイズ小さめでも問題ありません。ただし、着丈が短くなる点は要注意です。
178cm76kgのぼくはふだんLサイズを着ることがほとんどです。ノースフェイス「コンパクトジャケット」もLサイズを着ています。(中はTシャツ一枚)


着丈はちょうどよい長さですが、身幅はかなり余裕があります。肩まわりもゆったりしているため、動きやすさは文句なし。
これなら厚手のスウェットやニットを着込むことも可能です。晩秋〜初冬くらいまでならイケます。
袖は手の甲が隠れる長さ。
若干長めですが、アウターとして考えると問題ないかと。腕まわりもかなり余裕のある作りとなっています。
繰り返しになりますが、サイズ選びは基本的にはふだん着ているサイズがおすすめです。もし、ゆったりシルエットがニガテな場合はワンサイズ小さめでもOKです。
3つのメリット
ノースフェイス「コンパクトジャケット」のメリットはつぎの3点です。
1.街着に最適
ノースフェイス「コンパクトジャケット」は街着におすすめします。
着る人を選ばないシンプルなデザインとブランドを主張しすぎない控えめなロゴがさりげなくおしゃれです。
また、マットな生地の質感も違和感なく街に溶け込みます。
ウィンドブレーカーによくあるテロテロした光沢がありません。ナイロン100%とは信じられないほどナチュラルな見た目です。
なので、ノースフェイス「コンパクトジャケット」は街着におすすめします。
2.シャカシャカしない
ノースフェイス「コンパクトジャケット」は生地がコットンのようにやわらかいため、ウィンドブレーカーに付きもののシャカシャカ音がしません。
なので、コットンジャケットと同じような感覚で着ることができます。
ウィンドブレーカーのシャカシャカが苦手な人も、このノースフェイス「コンパクトジャケット」なら抵抗なく着こなせるはずです。
3.晩秋〜初冬まで着れる
ノースフェイス「コンパクトジャケット」は一般的なウィンドブレーカーよりも長い季節着ることができます。
というのは、ゆったりとしたシルエットゆえに、中に厚手の服を着込むことが可能なためです。スウェットやニット、インナーダウンなんかもOK。
多くのアウトドアブランドのウィンドブレーカーはスリムフィットであることが多いため、厚着ができません。よって、初秋くらいまでしか着ることができないのです。
その点、ノースフェイス「コンパクトジャケット」はスウェットやニットを着込むゆとりがあるため、晩秋〜初冬まで着ることができます。
4つのデメリット
一方、ノースフェイス「コンパクトジャケット」のデメリットは以下のとおりです。
1.携行性はイマイチ
ノースフェイス「コンパクトジャケット」は331gと、ウィンドブレーカーとしてはやや重ためです。
同価格帯で100g台の軽量ウィンドブレーカーもザラにあります。また、収納サイズも手のひらより大きいため、その他のアウトドアブランドと比べて携行性が劣ることは否めません。
ただ、街着として考えると充分に軽いので、許容範囲かと思います。
アウトドアメインとなるとちょっと厳しいですが、街着メインで使うのであれば気にしなくて大丈夫です。
2.ストレッチ弱すぎ
ノースフェイス「コンパクトジャケット」の生地「ノーステッククロス」はストレッチ素材ということですが......ほとんど伸びません。
これは期待しないでください。「ほんとにストレッチ?」というレベルです。
しかし、ノースフェイス「コンパクトジャケット」はゆったりシルエットのため、動きやすく作られています。
なので、そもそもストレッチかどうかはあまり関係ありません。
3.ホコリが付着しやすい
ノースフェイス「コンパクトジャケット」の生地はマットでコットンライクなため、ホコリや細かなゴミが付着しやすいです。
とくにブラックやネイビーなどの濃い色は目立ちますので、定期的にコロコロで掃除することをおすすめします。
4.他人と被る
ノースフェイス「コンパクトジャケット」は高確率で被ります。
他人と被りたくない人は避けたほうが無難です。
まぁ、どんな服も他人と被らないなんてことはないのですが......。
逆にいうと、それだけ評価が高く、人気があるともいえます。だからこそ定番となり得たわけです。
手入れ方法
ノースフェイス「コンパクトジャケット」は家庭用洗濯機で水洗いが可能です。クリーニングに出す手間とコストが省けるのはありがたいですね。
洗濯表示をまとめると以下のとおりです。
【OK】
- 洗濯機の弱モードで水洗い
- 日陰の吊り干し
- アイロン(110℃まで)
- 弱いドライクリーニング
- 弱いウェットクリーニング
【NG】
- 漂白剤
- タンブル乾燥
ノースフェイス「コンパクトジャケット」レビュー まとめ
以上、ノースフェイス「コンパクトジャケット」をレビューしてきました。
ノースフェイス「コンパクトジャケット」はガチのアウトドアよりも、街着におすすめのウィンドブレーカーです。
アウトドアウェアとして必要最低限の機能性と、街着としてのファッション性のバランスに長けた一着といえます。
ぜひいちどチェックしてみてください。
▼人気商品ゆえにサイズ欠品するため、早めのチェックがおすすめです。
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