本記事ではノースフェイス「マウンテンライトジャケット」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
などをレビューします。
ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」はゴアテックスを採用しているため高い防風性を誇ります。
よって、薄手ではあるものの、インナーの工夫しだいで秋や春先だけでなく、真冬でもスタメンとして使える万能アウターです。
一着持っていればオンオフともに重宝すること間違いありません。
というわけで、ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【メリット】
- 誰にでも似合うベーシックなデザイン
- ゴアテックス採用で雨の日でも風の日でも使える
- とくに防風性がピカイチ
- インナーを着込めば真冬もスタメンで使える
- 秋から春先までの3シーズン使えるためコスパ高い
- ブラックならオンオフ兼用可能
【デメリット】
- ハンドポケットの位置が高くて使いにくい
- 洗濯機で洗えないのでケアが面倒
- ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」外観と特徴
- ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」サイズ感
- ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」の口コミ・評判
- こんな人におすすめ
- ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」レビュー まとめ
ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」外観と特徴
ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」は防水・透湿素材ゴアテックスを採用したシェルジャケットです。
【スペック】
表地:70Dゴアテックス2レイヤー
裏地:ポリエステルタフタ
重量:715g
価格:41,800円(税込)
178cm76kgのぼくはブラックのLサイズを着ています。
着丈がやや長めのオーソドックスなマウンテンパーカーです。ベーシックなため着る人の性別・年齢を問いません。
表と裏に刺繍ロゴが入っただけのミニマムなデザイン。
ブラックなら単一カラーのため通勤にも使えます。他カラーだと肩部分で色の切り替えが入るためストリート感が出てしまい、ビジネスでは使いづらいと思います。
表地はゴアテックスです。
この黒いタグは「ゴアテックス・ダイヤモンドロゴ」といい、わざわざ耐水圧を明記する必要がないほど、フィールドで必要な防水性を満たしている証拠です。
ゴアテックスには目に見えないほどの無数の小さな穴が空いており、水は通しませんが水蒸気は通します。よって汗をかいても蒸れずに快適です。
また生地の気密性が高いため、風もブロックしてくれます。着ごこちも良好であまりガサガサしません。
裏地はノースフェイスのロゴ入りポリエステルタフタ生地。
肌ざわりがサラッとしているため、服が引っかかりません。ストレスなく羽織ることができます。
フロントはダブルフラップ仕様です。
ジッパー部分から雨・風が入ってこないため、悪天候でも問題なし。すきま風も防ぎます。
フロントジップは上下どちらからも開閉できるダブルファスナー。
体温調節や換気がしやすいうえに、着こなしの幅も広がります。
ボタンやジッパータブは金属製で重厚です。
細かなディテールにも高級感が漂っており、所有欲も満たしてくれますね。
ハンドポケットは位置がやや高めで、胸下あたりに配置されています。
これはバックパックのウエストハーネスに干渉しないためなのですが、正直なところ、ちょっと使いにくいです。手を突っ込みにくいので、ふだん使いする場合はマイナスポイントですね。
「マウンテンライトジャケット」は内側の専用ファスナーにインナーを連結できるジップインジップシステムを採用しています。
ですが、ほぼ使うことはないため、あまり気にしなくてもいいと思います。理由は後述します。
ジップインジップは使わなくてもOK
「マウンテンライトジャケット」と別売インナーを連結できるジップインジップシステムは使わなくても大丈夫です。
なぜなら
- 面倒くさい
- 重ね着するのと変わらない
から。
ジップインジップを活用するとなると、対応する商品をわざわざ揃える必要があります。しかもノースフェイス純正品なら高額です。
たとえば、フリースの「ジップインバーサミッドジャケット」は20,900円(税込)。「マウンテンライトジャケット」と合わせると6万円以上します。
さらに、洗濯する場合などにいちいち付け外しするのも面倒です。
結局、ふつうに重ね着するのと変わらないんですよね。それならわざわざ手間がかかるジップインジップを使用する必要はありません。手持ちのウェアを重ね着するだけで保温性は十分に確保できます。
なので、ジップインジップにこだわらず、ふつうに重ね着することをおすすめします。
インナーを工夫すれば真冬も使える
「マウンテンライトジャケット」は真冬も使えます。
理由は高い防風性にあります。
体温を奪うのは風です。その点、「マウンテンライトジャケット」はゴアテックスを採用しているので防風性はピカイチ。
ジャケットそのものに保温性はありませんが、風で体温を奪われないため、インナーに保温性の高いウェアを着込めばめちゃくちゃ暖かく過ごせます。
たとえば秋や春先はロンTやスウェットで十分ですし、真冬でもインナーダウンやフリースなどを着込めば寒くありません。さらに首元や袖口、裾を絞れば冷気の侵入も防げます。
「マウンテンライトジャケット」は、インナーを工夫すれば秋〜春の3シーズン使えるため、一着持っていれば重宝します。
洗濯は手洗いのみ
「マウンテンライトジャケット」は洗濯機が使えません。自宅で洗濯する場合は手洗いのみとなります。
洗濯表示を確認してみましょう。
表示内容をまとめると、次のようになります。
【OK】
- 水温40℃以下の手洗い
- 脱水せずに濡れたままで日陰での吊り干し
- 弱いウェットクリーニング(クリーニング店に出す)
【NG】
- 漂白剤
- タンブル乾燥
- アイロン
- ドライクリーニング
正直なところ、クリーニング店に任せるほうがラクです。
でも、ウェットクリーニングは通常のドライクリーニングよりも1,000円ほど料金が高くなるので、なかなか頻繁には使えません。
なので、自宅での手洗いと併用するといいでしょう。
手洗いといっても、実はそんなに難しくありません。以下の手順でぜひトライしてみてください。
【手洗いの手順】
- 洗う前にファスナーやボタン、ベルクロを閉める
- フードや裾のドローコードを緩めてシワを伸ばす
- 40℃以下のぬるま湯に液体洗剤を溶かし、ジャケットを5分ほど押し洗いする
- 汚れが浮き出てきたらすすぐ
- 十分にすすいだら、濡れたまま日陰で吊り干しする
意外とカンタンではないですか?
防水ジャケット専用の洗剤や、仕上げに撥水剤を使うとさらに効果的です。
おすすめはこちらの「ニクワックス」。
▼撥水性を落とすことなく、汚れだけを落とす洗剤
▼防水透湿生地に対応した撥水スプレー
ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」サイズ感
ここではノースフェイス「マウンテンライトジャケット」のサイズ感について、
- 178cm76kgのぼくが実際に着てみた感想
- ネット上の口コミ・評判
を共有します。
178cm76kgが実際に着てみたサイズ感
サイズ表(cm)
着丈 | 身幅 | 裄丈 | |
---|---|---|---|
S |
71
|
59
|
85
|
M |
73
|
61
|
88
|
L |
75
|
63
|
91
|
XL |
77
|
65
|
94
|
XXL |
79
|
67
|
97
|
ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」はやや大きめの作りですが、サイズ選びはふだん着ているサイズをおすすめします。
多少ゆとりがあるほうが中に着込めるため、真冬も使えるからです。
とはいえ、ダブつきやムダが少ないシルエットのため、決して大きすぎることはありません。
178cm76kgのぼくはふだんLサイズを着ることがほとんどですが、ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」もLサイズを着ています。
胴まわりに若干ゆとりがあるものの、中にインナーダウンやフリースを着込むとちょうどいい感じです。
袖は手の甲が隠れる長さですが、アウターなのでこんなものでしょう。袖口はベルクロで絞れるため、多少長くても問題ありません。
なので、ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」のサイズ選びはふだん着ているサイズがおすすめです。
サイズ感についてのネット上の口コミ・評判
補足になりますが、「マウンテンライトジャケット」のサイズ感に関してネット上の口コミを集めてみました。
ぜひサイズ選びの参考にしてください。
Sサイズ購入者
ブラックSを購入。身長162cm、60kgですが少し大きめです。中に厚着しても余裕があり問題ありません。
普段着用しているサイズでOKです。
ちなみにサイズ感はいろいろWebサイトや動画等を参考に、165cm/65kgでSサイズがジャストサイズ寄りでやや余裕がある程度でした。
Mサイズ購入者
169cm.68kgでSかMで迷いましたが、Mを購入。少し大きいですが問題無いくらいです。満足しています。
身体173センチ、体重73キロ筋肉質の肩、胸周りはガッチリ体型ですが店舗で試着するとLは丈が長くなりチンチクリンになったのでMにしました。
サイズバッチリでゆったり着れます
Lサイズ購入者
身長173センチ、体重70キロの中肉中背ですがLサイズがいい感じです。
Mサイズも店頭で試着しましたが、中にスウェットやフリースを着込むと、胸や腕あたりが窮屈になります。
ロンTの上に着る分にはMがジャストサイズですが、冬に重ね着をするのであればLが丁度良いと思います。
183センチ88キロのガッチリ体型でXLサイズを頼んだが大きすぎたのでLサイズに交換してもらった。
XLサイズ購入者
182センチ81キロとガッチリですが、XLで肩周りや袖丈にゆとりがあります。
非常によい買い物でした。
中に着込むことを想定して、ゆったりめで着ている方が多い印象ですね。
「マウンテンライトジャケット」は、ふだん着ているアウターのサイズを選ぶと、自然とゆったりめのサイズ感になります。
真冬にも使うなら、サイズ選びはふだん着ているサイズで大丈夫です。
ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」の口コミ・評判
ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」に関するネット上の口コミ・評判をまとめてみました。
良い口コミも、悪い口コミも両方紹介しているので、ぜひ購入の参考にしてみてください。
良い口コミ・評判
まずはノースフェイス「マウンテンライトジャケット」の良い口コミ・評判です。
インナーにユニクロのウルトラダウンが装着できました。
寒さに合わせて使えますので長いシーズン利用可能です。めっちゃ満足です。
機能的によく考えられている。ライトジャケットとして満足。
真冬でなく秋から冬の初頭にかけてちょうどよい。デザインは気に入っているし買ってよかった。
さすがノースフェイスの製品ですね
裁縫の良さ、生地の良さは素晴らしいです。値段は張りますがその価値は十分あるし、所有力を満たしてくれます。大事に使えば何年、何十年と使い続けそうな、そう思える物です!
身長172、67キロのチョイガッチリ目で、サイズに悩みましたが、Mをチョイス。下にパーカーなど着れる余裕があり、もっとオーバーサイズを求める方はLサイズにしてもいいと思います
ショップの対応もすごく良く、また利用したいと思いました!
良い口コミ・評判を投稿されている方の多くは、「機能性」や「質の良さ」を評価しています。
決して安くはないものの、多くの方が価格相応の価値を感じているようで、トータルで満足されていますね。
インナーダウンを着て冬も使うという方もチラホラ見かけました。
悪い口コミ・評判
次にノースフェイス「マウンテンライトジャケット」の悪い口コミ・評判です。
ここ最近の都内の寒さなら十分に凌げています。
カサカサうるさいので-1点
身長170CM,体重63KG、胸囲98CM、腰回り81CM, 胴長の体形、サイズはMと思ったが不安もあった。
着てみたらピッタリで安心した。材質はごわごわしてちょっと硬い。これがごわてっくすか(笑)。。
もう少し柔らかな素材なら有難たかったが。後、ポケットの位置が上過ぎる、胸のあたりに両方のポケットがあるが、何故この位置なのだろう?考えても答えが見つからない。
いずれにしても買ってよかった。大事に使いたい。帽子やバックパックなどもNORTH FACEで揃えたら面白そうだ。
ポケットの位置使いにくくない?
長年この位置のようなので、こだわりのデザインなんでしょうけど
実際のところ悪い口コミ・評判はそれほど多くありません。
「生地の硬さ」と「ポケットの位置」を指摘している方を少し見かける程度です。
「生地の硬さ」に関しては、ゴアテックスを採用しているので、多少のゴワつきは仕方ないと思います。
生地は柔らかくはありませんが、ぼくは許容範囲と思っています。それよりも防水・防風のメリットの方が大きいです。
「ポケットの位置」は確かに使いづらいです。バックパックのウエストハーネスに干渉しないための配慮なのですが、タウンユースするには微妙。
ですが、これも些細な問題です。
スマホはパンツのポケットやバッグに入れるとか、ポケットに手を突っ込まずに手袋をするとかで対策できます。
こんな人におすすめ
ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」は次のような人におすすめです。
- ベーシックで良質なものを長く愛用したい
- インナーで暖かさを調節したい
- 冬も含めてロングシーズン着たい
- 悪天候でも気にせず使いたい
- オンオフ兼用したい
逆にこのような方にはおすすめしません。
- ジャケットに暖かさを求める
- 他人と被りたくない
ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」はダウンジャケットとは違い、ジャケットそのものに保温性はありません。
しかし、それが良い点でもあります。気温に合わせてインナーで暖かさを調節できるので、秋・冬・春の3シーズン使えます。
また、他人と被りたくない人は避けたほうがいいでしょう。
街に出ると「マウンテンライトジャケット」は高確率で被ります。それだけ人気がある証拠なのですが、他人と被るのが恥ずかしいなら、他のジャケットをおすすめします。
ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」レビュー まとめ
以上、ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」をレビューしてきました。
ノースフェイス「マウンテンライトジャケット」はゴアテックスを採用しているため高い防風性を誇ります。
よって、薄手ではあるものの、インナーの工夫しだいで秋や春先だけでなく、真冬でもスタメンとして使える万能アウターです。
一着持っていればオンオフともに重宝すること間違いありません。
ぜひいちどチェックしてみてください。
【メリット】
- 誰にでも似合うベーシックなデザイン
- ゴアテックス採用で雨の日でも風の日でも使える
- とくに防風性がピカイチ
- インナーを着込めば真冬もスタメンで使える
- 秋から春先までの3シーズン使えるためコスパ高い
- ブラックならオンオフ兼用可能
【デメリット】
- ハンドポケットの位置が高くて使いにくい
- 洗濯機で洗えないのでケアが面倒
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