本記事ではKEEN「WK400」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
など、実際に履いてみた印象をお伝えします。
KEEN「WK400」はウォーキングに特化したスニーカーです。
でも、ウォーキング専用にしておくのはもったいない。
- 丸みを帯びた極厚ソール
- ななめに編み込まれたシューレース
- ギア感のある無骨な佇まい
などなど、近未来的でトガッたデザインは純粋にカッコいいので、むしろ街履きにピッタリ。街の視線を集めること間違いなしです。
よって「WK400」は普段使いにおすすめします。
というわけで、KEEN「WK400」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【メリット】
- ウォーキングシューズなのにおしゃれ
- ギア感があり無骨でカッコいい
- 極厚ソールが街の視線を集める
- ブラックはスタイリッシュで着回しが効く
- 自然と背筋が伸びて体幹が鍛えられる
- クッションが柔らかくコンクリートでも歩きやすい
- トゥ部分が広めなので、幅広足でも履きやすい
- 靴ひもを締めたまま着脱できる
【デメリット】
- スニーカーとしては決して軽くはない
- 独特の履き味には慣れが必要
- ゆっくり歩く人には不向き
- 下り階段には要注意
KEEN「WK400」外観と特徴
ブラックの27.5cmを購入しました。
ウォーキングシューズとは思えないほどスタイリッシュな見た目です。とにかくこの極厚ソールに目が行きますね。
マットなブラックカラーが無骨なギア感を強調していてカッコいいです。
【スペック】
アッパー:エンジニアードメッシュ
ミッドソール:EVA製ハイエナジーミッドソール
アウトソール:ノンマーキングラバー
ライニング:メッシュ
フットベッド:LUFTCELL PU フットベッド
重量:392g(27.5cm)
価格:19,250円(税込)
ではディテールを見ていきましょう。
アッパーは通気性の高いメッシュ素材です。
汗をかいてもムレにくく、もし雨に濡れたとしても速く乾きます。
負荷のかかるつま先やシューレース部分はTPU(熱可逆性ポリウレタン)素材でしっかり補強されているので、多少ハードに使っても耐久性はバッチリ。KEENのロゴも、ブラックならそれほど目立ちません。
シューレースは外側に向かってななめに編み込まれています。
靴ひもをキツめに締めても甲が圧迫されないため、快適に長く歩けます。NIKE「エアフットスケープ」を彷彿させるアシンメトリーなデザインもグッときますね。
履き口は、シュータンを含めて1cmほどのパッドが入っており、フカフカしています。
肌当たりもソフトで、足首が包み込まれる安心感があります。
ヒールは珍しいダブルストラップです。
2本の指で引っ張れるので、履き口をガバッと広げることができます。よって靴ひもを結んだままでもスムーズに足入れでき、着脱がカンタンです。
インソールはKEENオリジナルの”LUFTCELL PU フットベッド”。
ポリウレタンに空気を注入した素材のため、軽いうえに潰れにくく、足裏のアーチをしっかり支えてくれます。
外からは見えない部分ですが、ブラックに鮮やかなイエローがアクセントとなり、気分も上がります。
KEEN「WK400」最大の特徴が、この極厚ソール”KEEN.CURVE テクノロジー”です。
つま先とかかとが浮いており、まるでロッキングチェアのような丸みを帯びた独特の形。この存在感......もはやインパクトしかありません。
厚みはおよそ5.5cmあります。
履いてみると視点が上がるのが分かるほど分厚いです。足長効果もありそうですね。
ソール裏は地面をしっかり掴み、前へ蹴り出しやすい形状となっています。
溝の深さは4mmあり、コンクリートでも滑ることなく確実に食らいついてくれます。
重量は27.5cmで片足392gです。スニーカーとしては決して軽くはありません。
ですが、ウォーキングシューズはランニングシューズとは違い、安定感を重視するため重めにできています。実際に履いてみてもストレスを感じるほどではないので、許容範囲かと思います。
KEEN「WK400」を履いてみた感想
KEEN「WK400」を実際に履いてみて感じたことは以下の4点です。
- 背筋が伸びて体幹が鍛えられる
- スタスタ歩いた方がいい
- コンクリートでも歩きやすい
- 下り階段は要注意
それぞれを解説します。
1.背筋が伸びて体幹が鍛えられる
KEEN「WK400」はつま先とかかとが浮いているので、土踏まずを中心に歩く感じです。
そのため重心が真ん中からやや後ろ寄りにきます。
すると自然に腹筋とお尻に力が入り、背筋がシャキッと伸びる。
つまり正しい姿勢がキープできるので疲れづらく、さらに、ただ歩いているだけで体幹も鍛えられます。
2.スタスタ歩いた方がいい
KEEN「WK400」はソールがロッキングチェアのように丸みを帯びています。
そういった構造上、自動的にかかとから着地し、そのまま振り子の原理で足を前へ蹴り出せます。
なので、少しスピードを上げてスタスタ歩く方がスムーズです。
ゆっくりとぼとぼ歩くとソールの丸みが逆効果となり、かなり歩きづらいです。
3.コンクリートでも歩きやすい
KEEN「WK400」は厚底なだけあって、履きごこちが柔らかいです。
とはいえ、ただ単に柔らかいだけでなく、適度に反発します。感触はフカフカというよりもムギュムギュ。
つまり着地の負担を減らしつつも、足が沈み込まないため、コンクリートでも歩きやすいんです。
厚底シューズの”歩きにくそう”なイメージも、この「WK400」にはありません。
4.下り階段は要注意
KEEN「WK400」を履いて階段を下りる際は、転ばないよう注意してください。
というのも、ソールがカーブしていて、つま先が反り上がっているからです。
普段のようにつま先から着地しようとすると、前のめりになってヒヤリとします。
重心が真ん中からやや後ろ寄りなので、足の裏をベタッと着けるように着地してください。
逆に階段を上る場合は、自然と前傾姿勢になるためラクです。
KEEN「WK400」は普段使いにもおすすめ
KEEN「WK400」は普段使いにもおすすめです。
なんといってもカッコいいじゃないですか。
いままでのウォーキングシューズは中高年向けの野暮ったいデザインのものが多かったのですが、このKEEN「WK400」は格段におしゃれ。
近未来的でトガッたデザインは街履きに映えます。
とくにブラックならよりスタイリッシュに履けますし、どんなパンツにも合うので着回しが効きます。
さらに見た目の存在感もあり、着こなしのアクセントになるだけでなく、ワイドパンツにもボリューム負けしません。
とはいえ相当な厚底ですし、履きごこちも独特なので、最初は慣れが必要かと思います。
ですが、履いているうちにコツも掴めてきます。そうなれば、あとは特に意識することもなく、自然と履きこなせているはずです。
よって、KEEN「WK400」は普段使いにもおすすめします。
KEEN「WK400」サイズ感
KEEN「WK400」のサイズ感は標準です。
なのでサイズ選びは、普段履いているサイズもしくは0.5cmアップがいいでしょう。
ぼくは普段27〜27.5cmのスニーカーを履いていますが、このKEEN「WK400」は27.5cmを選びました。
実際に履いてみた画像がこちら。
足の形が甲高幅広なのですが、薄手の靴下を履いた状態でジャストです。
厚手の靴下の場合は、ちょっとタイトではあるものの問題なく履けます。
トゥ部分にゆとりがあるので、幅広足でも履きやすいでしょう。
甲部分は高くも低くもなく標準といった感じでしょうか。甲高足でも靴ひもを緩めれば大丈夫です。
よって繰り返しになりますが、KEEN「WK400」のサイズ選びは、普段履いているサイズもしくは0.5cmアップをおすすめします。
KEEN「WK400」レビュー まとめ
以上、KEEN「WK400」をレビューしてきました。
KEEN「WK400」はウォーキングシューズではあるものの、野暮ったさや履きづらさはないため、普段使いにもおすすめできます。
近未来的でトガッたデザインは純粋にカッコいいので、むしろ街履きにピッタリ。街の視線を集めること間違いなしです。
ぜひいちどチェックしてみてください。
【メリット】
- ウォーキングシューズなのにおしゃれ
- ギア感があり無骨でカッコいい
- 極厚ソールが街の視線を集める
- ブラックはスタイリッシュで着回しが効く
- 自然と背筋が伸びて体幹が鍛えられる
- クッションが柔らかくコンクリートでも歩きやすい
- トゥ部分が広めなので、幅広足でも履きやすい
- 靴ひもを締めたまま着脱できる
【デメリット】
- スニーカーとしては決して軽くはない
- 独特の履き味には慣れが必要
- ゆっくり歩く人には不向き
- 下り階段には要注意
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