メレルの「ジャングルモック」にこんな不満や疑問を感じていませんか?
「丸っこくて野暮ったいな」
「ダサくない?」
「オジサンっぽく見えない?」
これらを解消してくれるのが「ジャングルモック2.0」です。
クイック&イージーな履きごこちはそのままに、細身でスタイリッシュなデザインにリニューアルされました。
つまり「ジャングルモック2.0」の最大の魅力は
街で履いても恥ずかしくない
ことです。
「ジャングルモック2.0」なら、人の目を気にせず堂々とタウンユースできます。
本記事ではメレル「ジャングルモック2.0」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
など、実際に履いてみた印象をお伝えします。
というわけで、メレル「ジャングルモック2.0」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【メリット】
- スタイリッシュなため、街履きできる
- シャープで若々しく見える
- かかとが靴ベラのような形状のため、手を使わずカンタンに履ける
- 我が子を抱っこしたままでも履ける
- ストレッチバンドがよく伸びるため、細身なのに窮屈感がない
- ミッドソール全体で衝撃を吸収するため、履きごこちが柔らかい
- 撥水レザーのため、突然の雨でもすぐにズブ濡れになることはない
【デメリット】
- 雨の日は滑りやすい
- 防水ではないため、しばらく雨に打たれていると浸水する
- メレル「ジャングルモック2.0」外観とスペック
- メレル「ジャングルモック2.0」特徴をレビュー
- メレル「ジャングルモック2.0」サイズ感
- メレル「ジャングルモック2.0」の口コミ・評判
- メレル「ジャングルモック2.0」レビュー まとめ
メレル「ジャングルモック2.0」外観とスペック
まずはメレル「ジャングルモック2.0」の外観とスペックをチェックしてみましょう。
ぼくはグラナイトの27.5cmを購入しました。
スウェードのアッパーやサイドのストレッチバンドなど、初代「ジャングルモック」の特徴を踏襲しながらも、見た目がより細身になった印象です。
【スペック】
アッパー:ピッグスキンレザー
ソール:ゴム
重量:377g(27.5cm片足)
価格:17,380円(税込)
別の角度からも見てみましょう。
初代「ジャングルモック」のようにポッテリとした丸みはなく、スリムになった分、洗練されて見えます。
アッパーは撥水加工したピッグスキンスウェード。実際に水をかけて、どの程度弾くのか試してみました。
水をかけた瞬間から、水滴が表面をスルスルと滑り落ちていきます。なので、突然の雨に降られても、すぐズブ濡れになるようなことはありません。
ただ、防水ではないため、しばらくすると浸水してくる点はご注意ください。
重量は27.5cm片足で377gと、350mlの缶ビールほどの重さです。
スニーカーとしては、軽くも重くもない標準的な重さです。
初代「ジャングルモック」と比べるとどうでしょうか?
公式サイトによると、27cmの重量はそれぞれ次の通り。
「ジャングルモック2.0」→330g
「ジャングルモック」→370g
「ジャングルモック2.0」のほうが10%以上も軽く仕上がっています。
メレル「ジャングルモック2.0」特徴をレビュー
次にメレル「ジャングルモック2.0」の特徴を詳しく見ていきましょう。
スタイリッシュなため街履きしても恥ずかしくない
「ジャングルモック2.0」は初代「ジャングルモック」と比較すると、かなりおしゃれになりました。
こちらをご覧ください。
もう一目瞭然ですね。「ジャングルモック2.0」は丸みがなく、シャープでスッキリしています。
実際に「ジャングルモック2.0」を履いてみた画像がこちらです。
スラッと見え、野暮ったさがありません。スリムジーンズや細身のパンツとも相性はバッチリです。
スタイリッシュに見える秘密はシルエットだけでなく、ソールにもあります。
初代「ジャングルモック」はタコの吸盤のようなゴツゴツしたソールでしたが、「ジャングルモック2.0」は網目状のビブラムソールに変更されています。
このビブラムソールが良いアクセントになって目を引くんです。
近未来っぽいというか、軽快というか、とにかく若々しい印象を与えます。
かかとの立ち上がりも、シャープさをより強調。初代「ジャングルモック」にあった、どこかオジサンっぽい雰囲気は完全に消えました。
「ジャングルモック2.0」ならスタイリッシュに見えるため、街で履いても恥ずかしくありません。人の目を気にすることなく、堂々と履くことができます。
クイック&イージーな履きごこちがさらにアップ
「ジャングルモック2.0」は初代「ジャングルモック」よりも、さらに快適になりました。
おもな要因はこの3点です。
- 手を使わずカンタンに履ける
- 細身なのに窮屈感がない
- 柔らかな履きごこち
それぞれ詳しく解説します。
1.手を使わずカンタンに履ける
初代「ジャングルモック」を愛用する人の多くが、手を使わずに履ける点を評価しています。
ですが、新しい「ジャングルモック2.0」の足入れのカンタンさは、初代「ジャングルモック」よりも上です。
理由は、かかとが立っているため。
これが、いわば靴ベラのような役割をしてくれます。
このように足をつま先から突っ込むだけで、かかとが吸い込まれるようにツルッと収まってしまいます。
手を使う必要は一切ありません。
なので、両手に荷物を抱えたままでも、小さな我が子を抱っこしたままでも大丈夫。手を使わずズボッと履けて、そのままサッと出かけられます。
2.細身なのに窮屈感がない
「ジャングルモック2.0」は細身の見た目に反して、窮屈感がありません。
なぜなら、ストレッチバンドの可動域が大きいからです。
どういうことか?
まずはストレッチバンドの長さです。
初代「ジャングルモック」と比べてみると、1.5倍近くも長くなっていることが分かるでしょうか。
そして、よく伸びます。
この、長くよく伸びるストレッチバンドが足の形に合わせて伸縮してくれるため、甲が圧迫されません。
「ジャングルモック2.0」はスリムだからキツイんじゃないか?と心配していた方も安心してください。
むしろ「ジャングルモック2.0」のほうが窮屈感がなく、足にフィットします。
3.柔らかな履きごこち
「ジャングルモック2.0」は初代「ジャングルモック」よりも履きごこちが柔らかいです。
理由は2つあります。
- クッションの違い
- ソールの違い
まずはクッションの違いです。
それぞれに使われているのがこちら。
「ジャングルモック2.0」→エアークッション+
「ジャングルモック」→エアークッション
大きな違いはクッションが効く範囲です。
「ジャングルモック2.0」のエアークッション+はミッドソール全体で衝撃を吸収してくれます。
対して初代「ジャングルモック」のエアークッションはかかと部分だけ。
指の付け根あたりも圧力がかかる場所なので、ミッドソール全体で受け止めてくれる「ジャングルモック2.0」のほうがクッション性を実感できます。
次にソールの違いです。
それぞれに使われているのがこちら。
「ジャングルモック2.0」→ビブラムソール
「ジャングルモック」→Mセレクトグリップ
触ってみると、「ジャングルモック2.0」のビブラムソールは柔らかくねっちりとした感触です。
一方の初代「ジャングルモック」のMセレクトグリップは硬くコツコツしています。
実際に履き比べてみると、着地したときの感触も全然違います。
「ジャングルモック2.0」→ムギュッと適度に反発して柔らかい
「ジャングルモック」→コツコツと硬めの感触
よって、コンクリートなどの硬い路面を歩くには「ジャングルモック2.0」が向いています。
対して初代「ジャングルモック」は、土の地面やデコボコしたフィールドとの相性が良いです。
雨の日は滑りやすい
ビブラムソールを装備している「ジャングルモック2.0」でも雨の日は滑ります。
といってもコンクリートで滑ることはほぼないので安心してください。
注意すべきは、駅の改札やお店などのツルツルした路面と道路脇にある金属のフタ(グレーチング)です。
こういった場所はどんな靴でも滑るので、「ジャングルモック2.0」だけが悪いわけではないのですが......。
ただひとつ言えるのは、初代「ジャングルモック」よりは滑りにくいということ。
初代「ジャングルモック」のソールはスパイクに近く、接地面が少ないため滑りやすいんです。
ですが、「ジャングルモック2.0」のソールはフラットで接地面が多いので、安定して歩けます。
メレル「ジャングルモック2.0」サイズ感
【サイズ展開】
メンズ:25〜28cm、29cm、30cm
ウィメンズ:22.5〜25cm
メレル「ジャングルモック2.0」はやや小さめの作りとなっています。
スリムシルエットということもあり、甲が低く、横幅が狭めな印象です。
なので、サイズ選びは0.5cm大きめをおすすめします。
ぼくは普段スニーカーだと27〜27.5cmを履くことが多いです。この「ジャングルモック2.0」は27.5cmを選びました。
実際に履いてみた画像がこちらです。
薄手の靴下を履いてジャストです。足が甲高幅広ではありますが、甲も横幅も圧迫感はありません。
ストレッチバンドがよく伸びるので、ピタッとフィットします。かかともしっかりホールドされているため、浮きません。
ただ、厚手の靴下を履くと、甲と横幅はギリギリ。かなりキュッとなります。
とはいえ、窮屈と言うほどでもないので問題はないでしょう。履き込むうちに馴染んでくると思います。
よって繰り返しになりますが、「ジャングルモック2.0」のサイズ選びは0.5cm大きめがおすすめです。
補足として、「ジャングルモック2.0」のサイズ感についてネット上の口コミを調べてみたのでシェアしておきます。サイズ選びの参考にしてください。
サイズ感でワンサイズアップを勧めるレビューが多いですが、街履き用途なら、4Eや余程の甲高の方でない限りは普段のサイズで良いと思います。天然の革なので自分の足に馴染むんですよ。
最初は「なんかキツイ」「親指の付け根痛い」とかあると思いますが本当にすぐに馴染みます。
但し、ハイキングやトレッキングシューズとしての使用でしたら厚手の靴下を履きますので0.5アップしても良いかなぁ。と。
縦が長く、横がスリムになった印象で、最初は窮屈でしたが、しばらく歩くと拡がったのか慣れたのか落ち着きました。
旧ジャングルモックから履き替えるなら、0.5cm大きくした方がいいかもしれません。
ビジカジ使用の一足としてブラックを購入。今まで重量がかなり軽いタイプのシューズだったので少し重いかなと思いましたが、履き心地も良く活躍してくれそうです。
普段27.5~28.0なので28.0を購入して良い感じです。
スポッと履けて非常に便利です。普段は26.5cmの靴を履いています。この製品の26.5cmは、長さはピッタリでしたが幅が狭く感じて、27.0cmに交換してもらいました。
リーガルの革靴だと普段は27.5を履いてます。今回29センチと28センチを試して、28センチを選択しました。
29センチは厚手の靴下を履いてもカカトが浮いてしまいあっという間に擦れて穴が開くことが想像できるフィット感でした。
28センチは捨て寸がある程度取れることが確認できる一方、厚手の靴下では甲がキツく感じ、薄手の靴下で履くことにしました。
28センチであればカカト浮きの不快な感覚は随分と抑えられました。ただしまったく無い訳では無いのでカカト浮きが嫌いな方にあまりお勧めできません。サイズ選びのご参考になれば幸いです。
普段のスニーカーは27.5なので、27.5を買いました。少し大きかったので27.0でも良かったです。スウェードのような生地で見た目もお洒落で安っぽさもなく大変気に入っています。
やはり横幅の狭さを指摘しているレビューが多く、0.5cmアップをおすすめする意見が大半です。なかには普段よりも小さめサイズを選んでいる方もいましたが......。
靴下が薄手なのか厚手なのかによっても、合うサイズが変わってきそうですね。
ただ、最初はキツく感じても、履いているうちに馴染んでくるという意見もチラホラ見かけました。
足が甲高幅広の方や厚手の靴下を履く場合は、0.5cm大きめを選ぶほうが良さそうです。
メレル「ジャングルモック2.0」の口コミ・評判
メレル「ジャングルモック2.0」に関するネット上の口コミ・評判をまとめてみました。
良い口コミも、悪い口コミも両方紹介しているので、ぜひ購入の参考にしてみてください。
良い口コミ・評判
まずはメレル「ジャングルモック2.0」の良い口コミ・評判です。
オリジナル信者でしたが、たまたま2.0を履いてからはオリジナルを超えるデザイン性、クッション性にハマって、そのごはずっと2.0です。
他の方もそうかと思いますが、買い替えて履き続けてしまいますね。
前モデルからの継続購入です。
最初は足首周り狭いなぁ、と思っていましたが、すぐに慣れました。前モデルは包み込むといった感じだとすると、今作はコルセットのように支えてくれるイメージですかね。
足元がスマートに見えますよ。もともと履き慣らしてからが味のでてくる商品なので、この先どうなっていくのか楽しみです。
主人のプレゼントで購入しました。大変喜んでもらえました!
クッション性が凄いらしいので、自分用にも購入しようか検討中です。
普段の靴のサイズで大丈夫そうです。スリッポンのように、スっとはけるみたいです。
前モデルはややポッテリしてましたが、新モデルはやや縦に長くなり見た目もスマートで格好いいです
ずっとジャングルモックを履いています。
靴を脱いだり履いたりする機会が多い仕事をしているので、スリッポンはとてもありがたいのですが、とても着脱しやすいのでとても気に入っています。
着脱はしやすいが、ホールドもしっかりしているところが良いところです。
作りもしっかりしていますし、靴のもちも長いと思います。撥水も効いています。クッションも良いです。私にとっては、リピートしてしまう靴です。
スポッと足がおさまる足入れ感とフィット感。初代と比べるとだいぶシャープになったデザイン。
服装も多用途に合わせやすいカラーで様々なシーンで活躍してくれそうです!KEENやコンバースは27.0で、こちらも同サイズを選択しました。
良い口コミ・評判を投稿されている方の多くは、「デザインの良さ」「脱ぎ履きのカンタンさ」「クッション性の高さ」を評価しています。
とくにデザイン面は、初代「ジャングルモック」と比較して、かなりおしゃれになりました。
履きごこちやフィット感といった機能面も含めて、総合的に評価が高く、リピート購入する方も少なくないようです。
悪い口コミ・評判
次にメレル「ジャングルモック2.0」の悪い口コミ・評判です。
今まで、旧ジャングルモックをずっと履いてきました。
他にもゴアテックス版や、カメレオンなど様々なメレルの靴を10足以上履いてきました。メレルの靴はどれもとても満足していました。
今回2.0を履いてみて、片足だけ小指の付け根あたりが圧迫される痛みがあり、
数日履いてみましたが、痛すぎて履くのをやめました。2.0で横幅が部分的に狭くなったようで、私の足に合わなかったようです。
長さは十分なので、横幅のみです。諦めて捨てようと思います。
残念ですが、旧ジャングルモックをまた買うことにします。
15年来、ジャングルモックしか履いていないユーザーです。
普段は牛革ブラウン、フォーマルは黒の牛革、運動時はメッシュ、雨が降ればゴアテックスタイプ、冬場は滑らないアイスプラスを履きます。
今回、2.0が目に止まったので試してみましたが、履き心地が完全に変わってしまっていました。
そもそもスリッポンタイプのスニーカーがいくつものメーカーから数多く安く出ている中で、自分がこの15年来、なぜにジャングルモックばかりを買ってきたかというと、ひとえに旧型ジャングルモックのみが、スリッポンタイプのスニーカーの中で唯一「足首をしっかり包み込んで、歩く際にかかとが浮かない」ようなフィット感を持っていたからでした。
しかしながらこの2.0は、カカトから足首にかけてのラインが変更されてしまい、もう足首を包んでくれません。ゆえに、かかとの浮きが発生します。これではもう自分にとっては、有象無象のスリッポンと変わらない。
ソールは滑らなくなりゴム質は良くなりましたが、フィット感が変更されてしまってはジャングルモックを選ぶ最たる理由は無きに等しい。
この2.0が出たことによって、旧ジャングルモックが無くなってしまわないか? 今はそれだけが心配です。
メレルジャングルモックなど全般に言えるのは濡れた地面には不向きです。
本当に一瞬滑り怖い思いをしました、何度も何度も!履き心地はとても良いです。
濡れた床面でメチャメチャ滑ります
危険
晴れの日だけ履くようにします
悪い口コミ・評判の多くは、「横幅の狭さ」「かかとのホールド感の弱さ」「滑りやすさ」を指摘しています。
まず「横幅の狭さ」ですが、確かに「ジャングルモック2.0」は狭めです。ただ、サイズを上げれば解決する問題なので、デメリットとは言えないでしょう。
「かかとのホールド感の弱さ」は「手を使わずに履けるカンタンさ」とのトレードオフの関係なので、どちらを重視するかですよね。
しかし、ぼくはホールド感が弱いとは感じていません。かかとが浮くことなく、しっかりホールドされています。そのうえ、手を使わずにズボッとカンタンに履けてしまいます。
最後の「滑りやすさ」については、もうその通りです。「ジャングルモック2.0」の唯一のデメリットと言っていいでしょう。対策はありません。雨の日は別の靴を履いてください。
メレル「ジャングルモック2.0」レビュー まとめ
以上、メレル「ジャングルモック2.0」をレビューしてきました。
メレル「ジャングルモック2.0」は、クイック&イージーな履きごこちとスタイリッシュな見た目を両取りできるスニーカーです。
野暮ったいという理由で「ジャングルモック」を避けてきた方も、この新しい「ジャングルモック2.0」なら堂々と街履きできます。
ぜひいちどチェックしてみてください。
【メリット】
- スタイリッシュなため、街履きできる
- シャープで若々しく見える
- かかとが靴ベラのような形状のため、手を使わずカンタンに履ける
- 我が子を抱っこしたままでも履ける
- ストレッチバンドがよく伸びるため、細身なのに窮屈感がない
- ミッドソール全体で衝撃を吸収するため、履きごこちが柔らかい
- 撥水レザーのため、突然の雨でもすぐにズブ濡れになることはない
【デメリット】
- 雨の日は滑りやすい
- 防水ではないため、しばらく雨に打たれていると浸水する
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