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フィルソン「ラギッドツイル トートバッグ」レビュー|エイジングが魅力の無骨トートバッグ



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フィルソン ラギッドツイル トートバッグ

本記事ではフィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」について

  • 特徴
  • メリット・デメリット

など、実際に使用してみた印象をお伝えします。

 

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」は無骨なルックス優れた実用性を備えたトートバッグです。使い込むほどに味わいが増すため、経年変化が楽しめます。

 

日常で活躍するのはもちろん、無骨スタイルのソロキャンプにもおすすめです。

 

というわけで、フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」外観と特徴

フィルソンは「どうせ持つなら丈夫な物を」をスローガンに、1897年ワシントン州シアトルにて創立された老舗アウトドアブランド。

 

ラギッドツイルトートバッグ」はフィルソンのバッグシリーズのなかでも最もポピュラーなモデルです。

 

【スペック】
本体  :コットン100%
ハンドル:ブライドルレザー
ジッパー:真鍮
サイズ :高さ35×横38×奥行16cm
重量  :921g
生産国 :アメリカ
価格  :39,600円(税込)

 

◆ブライドルレザーとは◆
堅牢性と美しい光沢が特徴の牛革です。もともとは馬具に使われており、牛革に何度もロウを塗り込む伝統的な製法で作られます。

 

ぼくが愛用しているのはネイビーのジッパー付きモデルです。

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無駄をそぎ落としたデザインはシンプルでありながらも風格を感じます。コットン100%ならではのバリッとした風合いは、いかにもアメリカンな趣きです。

 

生地は自然なツヤがあり、肉厚でしっかりしています。

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生地に薄くワックスが入っているため、少々の雨なら弾きます。ただし防水ではないので、過度な期待は禁物です。

 

天面には真鍮製のダブルジッパーを装備。

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ゴールドが無骨な雰囲気をさらに際立ててくれます。実用面においても、バッグの中身を隠せるので安心です。


ハンドルは丈夫なブライドルレザー製です。最初は硬めですが、使い込むうちにやわらかくなり、手に馴染んでいきます。

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肩掛け・手持ち両方に対応した長めの設計になっています。また、接続部分が補強されているため、荷物を詰め込んでも問題ありません。

 

メイン収納の容量は25Lです。

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奥行きが16cmあるので、かさばる服も入ります。しっかり着替えを入れたとしても、1泊2日くらいの荷物なら余裕です。

 

バッグの前後・両サイドの4面すべてに収納ポケットを配備。

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前後の大型ポケットにはA4サイズの雑誌が楽々入ります。両サイドのポケットは500mlペットボトルがちょうど収まるサイズです。

 

大型ポケットの内側にキーフックが隠れています。

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カギなどの貴重品はこのキーフックに繋いでおくと安心です。

 

重量は921gと、牛乳1Lパックよりも若干軽い程度。f:id:yukichi_camp:20210528131517j:plain

重厚なルックスのわりには、バッグとして標準的な重さです。肩に掛けて持つと、重さはほとんど気になりません。

フィルソン「ラギッドツイル トートバッグ」4つのメリット

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」のメリットは以下の4つです。

  1. 問答無用のカッコよさ
  2. 経年変化で育てる楽しみ
  3. タフ
  4. ジッパー付きで安心

 

1.問答無用のカッコよさ

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」の魅力はカッコいいことに尽きます。

 

シンプルで男くさいルックスは、ソロキャンプ芸人ヒロシさん系の無骨スタイルソロキャンプにもぴったり。

 

ゴールドのジッパーも雰囲気があり、大人の渋みを感じます。

 

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」なら、ルックス重視で選んでも失敗しません。

 

2.経年変化で育てる楽しみ

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」は使い込むほどに味わいが増していきます。

 

なぜなら、すべてが天然素材だからです。

 

コットン100%の生地は擦れや汚れが出てきます。ブライドルレザーのハンドルにはシワやキズができます。

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ところがまったく汚く見えません。逆に味わいと渋みが増していきます。

 

とくにブライドルレザーのハンドルは使い込むほどに手に馴染んでいくため、経年変化を実感しやすいディテールです。

 

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」にはナイロン系バッグにはない、オンリーワンのバッグを育てる楽しみがあります。

 

3.タフ

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」はヘタりにくく、丈夫です。

 

というのは、ワックスが入った生地とブライドルレザーは耐久性が高いためです。型崩れしにくいため、キャンプギアでも何でも放り込めます

 

 また、フィルソンは「通常の使用にも関わらず発生した、素材や製品構造の不具合」については生涯保証を約束しています。それだけ商品の丈夫さには自信があることの表れです。

 

実際にぼくは5年ほど使っていますが、使用感は出てきたものの、まったくヘタっていません。

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フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」なら「一生モノ」といっても過言ではないくらい長い付き合いになるはずです。

 

4.ジッパー付きで安心

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」はジッパー付きのため安心です。

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オープントートのように中を覗かれる心配がないので、盗難対策になります。

 

また、横に倒しても中身が飛び出ないため、車や飛行機に積み込む場合も安心です。

 

なので、フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」なら安心して持ち歩けます。

フィルソン「ラギッドツイル トートバッグ」2つのデメリット

逆にフィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」のデメリットは次のとおりです。

  1. ハンドルが肩から落ちる
  2. 細かな整理ができない

 

1.ハンドルが肩から落ちる

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」は肩掛けした場合にハンドルがずり落ちやすいです。

 

ハンドルはブライドルレザー1枚で作られており、滑り止めが付いていません。

 

なので、歩いているだけで2本のうち片方のハンドルがストンと落ちます。これがストレスに感じることもたびたび。

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よって、ハンドルを手に握った状態で、肩にかけるのがおすすめです。

 

2.細かな整理ができない

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」には内ポケットや仕切りがありません。

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バッグ内は収納が分かれておらず、大きな空間があるのみです。

 

よって細かな荷物を整理することには向いていません。

 

細かな荷物を整理する場合はバッグインバッグを併用することをおすすめします。

 

逆にこのシンプルさが「ラギッドツイルトートバッグ」の魅力でもあります。

お手入れ方法

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」は経年変化を楽しむことが醍醐味です。

 

しかし、汚れはまた別モノ。汚れたまま放置すると劣化が早くなります。

 

長く愛用するためにも、定期的に手入れすることをおすすめします。

 

日常の手入れ方法は以下の2点で十分です。

  1. ブラシでホコリや汚れを取り除く
  2. 水で濡らした布を固く絞って拭く

※洗剤を使うとワックスが抜けてしまうためNGです。

 

もし雨を弾かなくなってきた場合は、フィルソン「オイルフィニッシュワックス」を塗ると撥水効果が復活します。

 

使い方は次のとおりです。

  1. 「オイルフィニッシュワックス」を缶ごと湯煎し、柔らかくする
  2. 乾いた布やブラシにワックスを取り、円を描くように薄く塗布する
  3. ドライヤーで温めながら、ワックスを均一に馴染ませる
  4. ひと晩干して乾かす

 

これでまた水を弾くようになるのでも、さらに長く愛用できます。

フィルソン バッグシリーズ

フィルソンには「ラギッドツイル トートバッグ」以外にも魅力的なモデルがあります。そのなかからデイリーユースできるモデルをいくつか紹介します。

 

①ラギッドツイル トートバッグ(ジッパーなし)

中身が簡単に取り出せるオープントートです。

②ラギッドツイル ダッフルバッグ

撥水性と耐久性に優れたトラベルバッグ。サイズはS〜Lあり。

③ラギッドツイル リュックサック

アウトドアや街でも使用できるヘビーデューティーなリュック。

④ラギッドツイル オリジナルブリーフケース

斜めがけにも対応するクラシカルなブリーフケース。

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」レビュー まとめ

以上、フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」をレビューしてきました。

 

フィルソン「ラギッドツイルトートバッグ」は無骨なルックス優れた実用性を備えたトートバッグです。使い込むほどに味わいが増すため、経年変化が楽しめます。

 

日常で活躍するのはもちろん、無骨スタイルのソロキャンプにもおすすめです。

 

自分だけの愛着ある一品に育ててみてはいかがでしょうか。 

 

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