
本記事ではパタゴニアの定番フリース「ライトウェイト・シンチラ・スナップT・プルオーバー」について、
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
などをレビューしていきます。
実際に「LWシンチラ・スナップT」を着てみて、あまりの着ごこちのよさと暖かさに驚きました。
秋冬は部屋着からワンマイルウェアまでデイリーで活躍するため、手放せない一着になりそうです。
ではさっそく、パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
- パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」外観と特徴
- パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」サイズ感
- パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」3つのメリット
- パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」2つのデメリット
- 洗濯方法
- パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」レビュー まとめ
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」外観と特徴
「LWシンチラ・スナップT」はパタゴニア定番のフリース「シンチラ・スナップT・プルオーバー」の軽量版です。
1985年の発売以来ロングセラーを記録しています。
【スペック】
本体 :リサイクルポリエステル100%
前立て :ナイロン100%
ポケット:ナイロン100%
重量 :374g
価格 :20,900円(税込)
ぼくは178cm76kgでブラックのMサイズを着ています。



デザインはまさにクラシック。オールドスクールな味わいを感じさせつつも、流行や年齢・性別を問わないベーシックな佇まいです。
生地は厚すぎず薄すぎずの程よい厚みで、毛玉防止加工が施されています。
左胸のフラップポケットはパタゴニアの象徴。

色と素材感の切り返しが、デザイン面でのポイントとなっています。ただ、容量はあまり大きくなく、スマホが入らないのは残念です。
フロントはスナップボタン仕様のスタンドアップカラーです。


風が首元から入ってこないため、マフラーなしでもポカポカ。
冷える日はハイネックニットやネックウォーマーを合わせると防寒性がアップします。
袖は、ボディに対してやや上向きに付いているYジョイントスリーブです。(両腕を伸ばすとY字になるのが語源)

肩まわりの可動域が広がるため、腕が動かしやすく、ストレスがありません。
アウトドアブランドらしい細かな配慮はさすがですね。
袖口と裾にはパイピングが施されています。

型くずれを防ぐと同時に、適度なフィット感を実現しています。
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」サイズ感
ここではパタゴニア「LWシンチラ・スナップT」のサイズ感について、
- 178cm76kgのぼくが実際に着てみた感想
- ネット上の口コミ・評判
を共有します。
178cm76kgが実際に着てみたサイズ感
パタゴニアはUSサイズのため大きめの作りとなっています。
また、「LWシンチラ・スナップT」は動きやすさを確保するために、身幅と腕まわりが大きめです。
なので、サイズ選びはワンサイズ小さめをおすすめします。
ぼくは178cm76kgでふだんはLサイズですが、パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」はMサイズを着ています。



身幅と腕まわりに若干ゆとりがあるものの、着丈はジャストです。
ネルシャツやスウェットを中に着込めるため、都市部なら12月初旬あたりまでアウターとして使えます。
袖はやや長めで、めいっぱい伸ばすと手の甲まで隠れます。

とはいえ、袖口にパイピングがあるためダブつくことはありません。長さは許容範囲かと思います。
なので繰り返しになりますが、サイズ選びはワンサイズ小さめがおすすめです。
サイズ感についてのネット上の口コミ・評判
サイズ感に関して、パタゴニア公式サイトの口コミをいくつかシェアしておきますので、ぜひ購入の参考にしてください。
168センチ60キロでMでちょうどいいです。fa22より身幅が狭くなってるのでワンサイズ上げてちょうどいい感じです。中にシャツを着れるくらいの余裕感です。
ナノパフもSにしたのでこちらも同じにしました。身長175、体重66前後でジャストよりほんの少しだけ余裕あるサイズ感です。伸びたりしないし滑りも良くない素材なので着るのと脱ぐのに少しだけ苦労するかな。少しゆったり着たり着脱ぎ楽にするなら1サイズ大き目でも良かったかも。
175センチ72キロ Mサイズ ゆったり着るならちょうどイイ
身長172cm,60キロでSサイズをややゆとりをもって着用。XSでもジャストサイズで着れます。
オーバーサイズは一時的な流行りとして機能的にも暖かいジャストサイズを勧めます。170㎝65Kg XSでもピッタリ着れるものの脱ぎ着が困難でS 選択、程良いゆとりあり。
174cm・77kgのメタボ、Mでちょうど良いサイズ感です。 普通のスナップTは同じMサイズでもゆったりめ。両方よく着ますが、重ね着するしないで使い分けています。
180cm70kgでLサイズです。試着したところMサイズがジャストでしたが、緩めに着たいのと脱ぎ着がしやすかったのでLサイズにしました。
184㎝85㎏筋肉質体系で、Mサイズで丁度良いです。しかし、やや脱ぎにくい+裾が少し上がってきてしまうのでLサイズでも良かったかなと思っています。
以上がパタゴニア「LWシンチラ・スナップT」のサイズ感です。
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」3つのメリット
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」のメリットは以下の3つです。
- リラックスできる
- 温度調節しやすい
- 長く着れる
1.リラックスできる
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」を着ているとリラックスできます。
なぜなら、
- 軽量
- ゆったりフィット
- ふんわり滑らかな肌ざわり
など着ごこちが快適だからです。
外で着るのもいいのですが、ぼくは部屋着として着ることをおすすめします。
「LWシンチラ・スナップT」を着てゴロゴロするとポカポカ&ふわふわでめちゃくちゃ心地いいです。
ぜひいちど試してみてください。
2.温度調節しやすい
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」は温度調節がしやすいです。
というのは、
- 生地が厚すぎない
- ゆったりフィットのため中に着込める
ためです。
暖かい日はロンT、寒い日はスウェットやニットというようにインナーで服装をコントロールできるので、微妙な気温の変化に対応できます。真冬は上にアウターを羽織れば暖かく過ごせます。
「LWシンチラ・スナップT」は温度調節がしやすいので便利です。
3.長く愛用できる
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」は長く愛用できます。
それは流行や年齢・性別を問わないベーシックなデザインだからです。
実際にロングセラーを続けていることが何よりの証拠で、デザイン・機能ともにすでに完成の域に達しています。
たとえ時代が変わったとしても「LWシンチラ・スナップT」は定番であり続けるため、安心して長く着ることができます。
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」2つのデメリット
逆に「LWシンチラ・スナップT」のデメリットは以下のとおりです。
- 繊維が抜ける
- 防寒性は低い
1.繊維が抜ける
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」は繊維が抜けます。
しかし前提として、繊維が抜けないフリースはありません。これはパタゴニアに限らず、どこのフリースも同じです。
なので、あまり気にせず「フリースとはこういうものだ」と割り切るのがいいと思います。
ただ洗濯していくうちに繊維抜けは落ち着きます。
洗濯する際は他の服に繊維が付かないように、「LWシンチラ・スナップT」をネットに入れて洗濯してください。
2.防寒性は低い
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」の防寒性は高くありません。
というのも、フリースは風を通しやすい素材のためです。
基本的にフリースの役割は中間着です。上にアウターを重ね着することによって風を遮断し、内側に暖かい空気を溜めることができます。
暖かい日や風のない日ならアウターとして着れますが、風がある日は上にウィンドブレーカーなどの防風アウターを羽織ることがおすすめです。
「LWシンチラ・スナップT」をアウターと重ね着することによって、寒い日でも暖かく快適に過ごせます。
洗濯方法
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」は自宅で洗濯できます。
タグの洗濯表示を確認してみます。

表示内容を解説すると次のとおりです。
【OK】
- 水洗い(水温40℃まで)
- 低温での乾燥機(60℃まで)
【NG】
- 漂白
- アイロン
- ドライクリーニング
なので、ふだんどおりに洗濯機を使って問題ありません。
注意点は、型崩れや生地の傷みを防止するために、洗濯ネットに入れることくらいです。
以下の手順で洗濯してください。
【洗濯手順】
- スナップボタンをすべて留める
- 洗濯ネットに入れる
- 洗濯機の通常コースで水洗いする
- 自然乾燥または60℃以下の乾燥機にかける
ドラム式洗濯機の乾燥機能は機種によって温度が異なるので、説明書をチェックしてみてください。急がないのであれば、自然乾燥か浴室乾燥が無難です。
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」レビュー まとめ
以上、パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」をレビューしてきました。
パタゴニア「LWシンチラ・スナップT」はバツグンの着ごこちとほっこりした暖かさを備えたフリースです。
秋冬は部屋着やワンマイルウェアとして毎日活躍してくれます。
ただ、人気商品のため、欠品・サイズ欠けが発生しやすいのが難点。
ぜひ早めにチェックしてください。
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