雨の日に使えて、タウンユースもできる防水スニーカーとして、イノヴェイト「フライロック345GTX」を購入しました。
購入の決め手は以下の3つです。
- シンプルでどんな服装にも合わせやすい
- ゴアテックスで雨の日の外出も億劫にならない
- ほとんど履いている人がいないため、ちょっといい気分
本記事ではイノヴェイト「フライロック345GTX」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
など、実際に履いてみた印象をお伝えします。
街履き専用のおしゃれシューズと見せかけて、本格アウトドア仕様の快適機能を装備。街、フィールド、雨の日など、どんなシチュエーションでも履ける万能スニーカーです。
というわけで、イノヴェイト「フライロック345GTX」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【メリット】
- シンプルでどんな服装にも合わせやすい
- クラシックで大人っぽい雰囲気
- 雨の日でも外出が億劫にならない
- 履いている人が少ないのでちょっといい気分
【デメリット】
- アッパー素材の毛羽立ちが気になる
- ヒールのホールド感が甘い
イノヴェイト「フライロック345GTX」外観と特徴
イノヴェイトは2003年にイギリスで誕生したオフロードシューズブランドです。
「フライロック345GTX」はゴアテックスを採用し、高い防水性を誇りながらも軽量に仕上げたハイキングシューズ。
世界で権威のあるランニング雑誌「ランナーズ・ワールド」のエディターズ・チョイス・アワードを受賞しています。
【スペック】
アッパー:合成繊維、合成皮革、合成樹脂
ソール:ゴム
重量:348g(27.5cm片足)
カラー:ブラック、グレー、グリーン
価格:24,200円(税込)
ぼくはグレーの27.5cmを購入しました。
素材ごとの微妙な濃淡はあるものの、靴ひもからソールまで、グレーのワントーンでまとめられています。
アウトドア系スニーカーにありがちなハイテク感はまったくなく、どちらかというと、レトロでクラシックな佇まい。落ち着いた大人の雰囲気を醸し出しています。
シンプルなので、どんな服装にも合わせやすいです。
ブランドロゴも同系色という徹底ぶり。
至近距離で見ないと分かりません。ロゴが主張しないのはポイント高いですね。
以上のように、外見はタウンユースを意識したおしゃれなデザインとなっています。
重量は27.5cmで片足348g。350mlの缶ビール一本分とほぼ同じイメージです。
スニーカーとしては標準的な重さですが、ガッシリした見た目とのギャップで、軽く感じます。
ちなみにモデル名「フライロック345GTX」の数字345は重量を表しているそうですよ。
アッパーは、スウェード調素材とコーデュラナイロンのコンビネーション。
スウェード調素材は毛足が長く、ラフな質感なので毛羽立ちがちょっと気になります。
一方のコーデュラナイロンは、格子状に編まれたリップストップ生地のため、引き裂きや摩擦への耐久性が高く、丈夫で長持ちします。
コーデュラナイロンは一般的なナイロンの約7倍もの強度があります。
なので、高い耐久性が求められるミリタリー用品やアウトドア用品などによく使われます。
靴ひもは楕円形のような形状の平丸ひもです。強度と解けにくさのバランスに優れています。
よく見ると、この「フライロック345GTX」にはシューホールがありません。アッパー側面のテープがシューホールを兼ねています。
これは、靴ひもを締め上げると自動的にテープが引っ張られ、足にフィットする構造です。
ライニングにゴアテックスが使用されています。
ゴアテックスは以下の3つの機能を備えたハイテク素材です。
- 防水
- 透湿
- 防風
ゴアテックスには多数の細かな穴が空いているのですが、その穴の大きさは水滴の2万分の1、なおかつ水蒸気の分子の700倍。
つまり「雨は通さず、シューズ内の湿気は逃がす」構造となっています。
なので、イノヴェイト「フライロック345GTX」なら雨の日に履けるのはもちろん、にわか雨や天候が読めない日でも安心です。
アウトソールには高さ6mmのスタッドが配置され、まるでスパイクのような形状。
このスタッドが土や砂にしっかり食い込むので、どちらかというと、コンクリートよりはフィールド向きかなという印象です。
とはいえ、コンクリートでも歩きにくいことはありません。
つま先から6cmほどのところに、ソールを横断するように溝が走っているのが分かるでしょうか。(この溝は「メタフレックス」と呼びます)
この溝に沿って、つま先が自然に曲がる設計になっています。よって、しっかりと地面を掴むことができ、歩きやすいんです。
イノヴェイト「フライロック345GTX」サイズ感
【展開サイズ】
男女兼用:23〜30cm
イノヴェイト「フライロック345GTX」のサイズ感は、横幅が若干小さめです。
公式では、横幅がやや広め(ワイズ2.5E相当)と記載されていますが、体感ではそこまで大きく感じません。
A<B<C<D<E<2E<3E<4E<F
よってサイズ選びは、ふだん履いているサイズよりも0.5cmアップがおすすめです。
甲高幅広であれば、1cmアップがいいでしょう。
ぼくは革靴などはふだん26.5cmを履いていますが、甲高幅広なので、この「フライロック345GTX」は1cm大きめの27.5cmを選びました。
実際に履いてみた画像がこちらです。
1cmアップなので、さすがにつま先は0.5〜1cmほど余ります。
ですが、甲と横幅はジャスト。ワイズ2.5Eの幅広設計のわりに、あまり余裕がありません。
その分、甲から側面にかけて覆うように、しっかりとしたホールド感があります。
ただ、ヒールのホールド感は甘め。歩くたびに若干かかとが浮くので、安定感に欠けるかなといった印象です。
ぼくはちょっと気になりますが、逆に「ガチガチに固定されるよりも、少しゆるめのほうが好み」であれば、ちょうどいい感じではないでしょうか。
おすすめサイズをおさらいすると、次のとおりです。
- 普通足→0.5cmアップ
- 甲高幅広→1cmアップ
イノヴェイト「フライロック345GTX」レビュー まとめ
以上、イノヴェイト「フライロック345GTX」をレビューしてきました。
イノヴェイト「フライロック345GTX」は本格アウトドア仕様の防水スニーカーでありながら、デザインがシンプルなため、どんな服装にも合わせやすいのが最大のメリットです。
またイノヴェイト自体、まだあまり知られていないので、周りと差別化できてちょっといい気分を味わえます。
ぜひいちどチェックしてみてください。
【メリット】
- シンプルでどんな服装にも合わせやすい
- クラシックで大人っぽい雰囲気
- 雨の日でも外出が億劫にならない
- 履いている人が少ないのでちょっといい気分
【デメリット】
- アッパー素材の毛羽立ちが気になる
- ヒールのホールド感が甘い
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