キャンプで快適な睡眠を得るには寝袋の下に敷くマットレスが重要です。
ぼくはもともとインフレータブルマット(空気注入式のマットレス)のISUKA「コンフィライト」を使っていましたが、今回サーマレスト「Zライトソル」に買い替えました。
結果、めちゃくちゃ満足しています。
- サーマレスト「Zライトソル」っていいの?
- メリットとデメリットを知りたい
- インフレータブルマットと迷っている
こんな疑問が解決できれば嬉しいです。
サーマレスト「Zライトソル」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
サーマレスト Zライトソル 外観
サーマレスト「Zライトソル」はアコーディオンのように折りたたんで収納できる3シーズン用のクローズドセルマットレスです。表側にはアルミを蒸着しており、断熱性を高めています。
※クローズドセルマットレスとは・・・ポリエチレンなどの発泡フォームでできたマットレス
芸人のヒロシさんが使っていることでも有名ですね。
さっそく外観を見ていきましょう。
折りたたんだ状態です。勝手にブワッと広がったりはしません。
表面の凸凹が特徴的ですね。
この銀色の面がアルミ蒸着です。冬はこちらを上にします。
裏面はアルミ蒸着なし。夏はこちらが上です。
サーマレスト「Zライトソル」 特徴
では、サーマレスト「Zライトソル」の特徴を見ていきます。
スペック
サーマレスト「Zライトソル」には以下の2モデルがあります。
- 【S】=スモール
- 【R】=レギュラー
それぞれのスペックはこちら。
【S】は長さが130cmしかないので、ちょっと微妙。
荷物の軽量化にシビアな登山家でもないかぎり【R】を選ぶといいと思います。
6つのメリット
- 軽い
- 設置と撤収がラク
- オールシーズン使える
- クッション性が高い
- 耐久性が高い
- 清潔に使える
1.軽い
【R】が約410gなので、重さは500mlのペットボトル以下。
ぼくが以前使っていたインフレータブルマット ISUKA「コンフィライト」は約660gでしたので、かなり軽いです。
サーマレスト「Zライトソル」よりも軽いインフレータブルマットはほとんどないはずです。
2.設置と撤収がラク
これがサーマレスト「Zライトソル」の最大のメリットです。
設置 ▶ 広げるだけ
撤収 ▶ 折りたたむだけ
2秒で終わります。
インフレータブルマットの場合は、空気を入れたり抜いたりするのに3分はかかります。で、収納するために空気が入らないように端っこからピチッと丸めていって・・・となると結構労力を使うんですよね。
この作業から解放されただけでサーマレスト「Zライトソル」に乗り換えてよかったと思っています。
3.オールシーズン使える
公式では3シーズン用となっていますが、キャンプであれば冬もOK。
−10℃とかになると厳しいかもしれませんが、グランドシートやブランケットを下に敷いて寒さ対策をすれば−5℃くらいなら使えます。
【冬】
銀色の面を上に(背中に当たるように)して使います。
実際に寝てみると本当に暖かいんですよ。
暖かい理由はこちら。
- アルミ蒸着が体温を反射
- 表面の凸凹が暖かい空気を逃がしにくい
ぼくはキャンプだけでなく、自宅でテレビを見たり本を読むときにも使っているくらい気に入ってます。
じわ〜っと暖かくて気持ちいいんですよね。
【夏】
マットを逆に(銀色の面を地面向きに)して使います。
アルミ蒸着が地熱をはね返してくれます。
4.クッション性が高い
サーマレスト「Zライトソル」は厚みが2cmあり、表面の凸凹が点で背中を支えてくれるので快適です。
寝心地は柔らかくも硬くもなくといった感じでしょうか。
ぼくが以前使っていたインフレータブルマット ISUKA「 コンフィライト」は厚みが3.2cmでしたが、サーマレスト「Zライトソル」の方が快適に感じました。※あくまで個人の感想です。
5.耐久性が高い
サーマレスト「Zライトソル」はポリエチレンの板みたいなものなので、カンタンには破損しません。
柔軟性も高いので少々雑に扱っても大丈夫。たとえば木の枝に引っかけたとしてもまず穴は飽きません。
インフレータブルマットは穴が空いたらジ・エンドです。
6.清潔に使える
サーマレスト「Zライトソル」は基本的にはサッと拭くくらいでOKです。
汚れがひどい場合でも水で流せば清潔に保てます。
インフレータブルマットだとバルブに口をつけて息を注入します。
不潔は言いすぎだとしても、まぁ清潔ではないですよね。
3つのデメリット
- 収納時にかさばる
- 留め具がない
- 価格が高め
1.収納時にかさばる
空気を抜けばコンパクトになるインフレータブルマットに比べると圧倒的に大きいです。
徒歩の場合はバックパックに外付けするしかありませんが、車で移動するのであれば大きさは問題にならないでしょう。
2.留め具がない
ゴムなどで留めてやったほうが収納しやすいので、別で用意しましょう。
ぼくはこんな感じで100均のベルクロ付きゴムでまとめています。
▼別売りの収納袋もあります
3.価格が高め
サーマレスト「Zライトソル」は【R】で6,820円(税込)と結構お高いです。
でも、ぼくはそれだけの価値があると思っています。
上記で見てきたメリットとデメリットを比較すれば一目瞭然。
いろいろ試すのも悪くはありませんが、最終的にはサーマレスト「Zライトソル」に行き着くのではないかと思います。それくらい完成度が高いです。
最初からサーマレスト「Zライトソル」を選べば散財せずに済みますしね。
サーマレスト「Zライトソル」レビュー まとめ
以上、サーマレスト「Zライトソル」についてレビューしてきました。
サーマレスト「Zライトソル」は多くの人に愛用されている定番のマットレスです。
サッと使えて、サッと片付けられることが最大の魅力。
ぼくはインフレータブルマットからサーマレスト「Zライトソル」に乗り換えて大正解でした。
快適さとラクさの両方を求めるなら検討する価値ありです。
ぜひ一度チェックしてみてください。
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