部屋着として温熱ベストの「スピードヒート」を購入しました。
購入の決め手は以下の3つです。
- デザインが他よりマシ
- 全国の地上波とBSでテレビ通販を行っている「プライムダイレクト」が取り扱っているため安心感がある
- 累計で47万着以上も売れている信頼感
正直なところ、価格は他よりも高いです。
安い温熱ベストならAmazonや楽天で探せばいくらでも出てきます。でも、どれもなんだか怪しくて「大丈夫かな?」「安かろう悪かろうは嫌だな」と思ったんですよね。
なので、安心感と信頼感で「スピードヒート」を選んだというわけです。
本記事では「スピードヒート」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
など、実際に使ってみた印象をお伝えします。
ではさっそく「スピードヒート」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【メリット】
- 部屋着や普段着にちょうどいい
- 首と腰がじんわり暖かく、まさに「着るこたつ」
- 目を閉じてしまうほど気持ちいい
- 洗濯物干しが苦痛でなくなる
- バッテリー込みのわりに軽量で肩が凝らない
- 高価なアウターを買うよりも確実に暖かく、安く済む
【デメリット】
- デザイン的に街着には向かない
- 朝から晩まで続けて使うなら、予備のバッテリーが必要
- バッテリーのゴロッとした異物感
温熱ベスト「スピードヒート」外観と基本情報
178cm76kgのぼくはブラックのLLサイズを購入しました。
ベーシックではあるものの、光沢のあるボディと脇の切り返しがかなりスポーティーな印象です。
スピードヒート専用バッテリーと充電アダプターが付属します。
【スペック】
素材:ナイロン
ポリエステル
ポリウレタン
重量:440g(LLサイズ・バッテリー込み)
付属品:バッテリー、充電アダプター
定価:19,800円(税込)
実売価格:14,800円(税込)前後
左胸に立体的なON/OFFボタンが付いています。
スイッチをONにすると、温度によって赤→白→青と光ります。
このライトは、遠くからでも分かるくらい目立つので、街着としてはあまりおすすめできません。
アームホールは伸縮性のあるパイピング仕様。ご覧の通り、よく伸びます。
よって肩や腕を大きく動かしても、まったく突っ張りません。ストレスなく家事や作業ができます。
脇の切り返し部分はストレッチ素材です。
さきほどのパイピングほど伸縮性は高くないので、激しいスポーツには不向きですが、普段の生活ではまったく問題ないでしょう。
正直なところ、「スピードヒート」を一番上に着て街に出るのは微妙かと思います。
というのも、デザインがスポーティーすぎることと、ON/OFFスイッチが主張しすぎるためです。
とはいえ、全体的なデザインは他の電熱ベストよりもマシなので、普段着であれば大丈夫です。
外で使う場合はインナーとして着ることをおすすめします。
次に裏側を見てみましょう。
左の脇腹あたりにバッテリーを収納するポケットを備えています。
中にはバッテリーを接続するためのプラグが入っています。
プラグをバッテリーに繋いだ状態でポケットに入れておけばスタンバイOK。いつでも使えます。
重量は、LLサイズ・バッテリー込みで440gです。(内訳:ベスト320g、バッテリー120g)
500mlのペットボトルよりも軽いため肩が凝らず、持ち運びの負担もありません。
温熱ベスト「スピードヒート」特徴をレビュー
1.数万円のアウターを買うよりもコスパ高い
「スピードヒート」は首・背中・腰の3ヶ所にヒーターが内蔵されています。とくに首と腰がじんわり暖かいです。
背中はヒーターが密着しないのか、あまり暖かさを感じません。ただこれは個人差があり、体型やフィット感で変わると思います。
ですが、首と腰が暖かいだけでも体感の暖かさは大きく変わります。
「スピードヒート」は強モードでも熱くなりすぎず、やさしくジワッと暖めてくれるので、つい「あぁぁぁぁ......」と目を閉じてしまうほど気持ちいい。まさに「着るこたつ」です。
前面にはヒーターがありませんが、まったく寒いと感じないので問題ありません。
また「プライムダイレクト」の購入ページには「たった15秒でぽっかぽか」と表現されていますが、そこまですぐに暖かくはなりません。とはいえ、1分ほどで暖かくなってくるので許容範囲です。
ただひとつ言えるのは、数万円のアウターを買うよりも、「スピードヒート」の方が確実に暖かく、安く済むということ。
部屋着にすれば暖房費の節約も期待できます。つまりバツグンにコスパが高いです。
2.下は薄着がおすすめ
「スピードヒート」の下は薄着がおすすめです。
なぜなら薄着の方がダイレクトに暖かさを実感できるためです。
ロンTやシャツ、薄手のスウェットくらいがいいでしょう。
ぼくは薄手のスウェットの上に着ていますが、部屋着ならこれで十分暖かく過ごせます。
ためしに裏起毛の厚手のパーカーの上に羽織ってみたのですが、生地が分厚いせいでヒーターの熱が体までなかなか届かず、むしろ寒かったです。
よって、「スピードヒート」の下はなるべく薄着をおすすめします。
プラスして「スピードヒート」の上からフリースやウィンドブレーカーのような軽めのアウターを羽織れば、さらにポカポカです。
3.バッテリーの実際の持続時間と充電時間
公式サイトではバッテリーの持続時間は、
高温:約2.5時間
中温:約3.5時間
低温:約5時間
となっています。
ためしに高温モードで使用したところ、2時間40分くらい持ちました。バッテリーの持続時間は、だいたい公式サイト通りと思ってよさそうです。
ただ実際は中温・低温モードを切り替えながら使うはずなので、連続で3〜4時間は持つのではないかと思います。
ちなみにバッテリーは空っぽの状態からフル充電までに約3時間かかります。
なので、朝から晩まで続けて使うなら、予備のバッテリーをもうひとつ用意しておくといいでしょう。
▼こちらでバッテリーのみ3,300円(送料別)で購入できます。
4.バッテリーの異物感が気になる
「スピードヒート」はバッテリーを繋いだ状態で使用するため、常にバッテリーを携帯しなければなりません。
重さは意外と気にならないのですが、形が角ばっているせいで左の脇腹あたりにゴロッとした異物感があります。
暖かさを得るにはジャストサイズを選ぶ必要があるのですが、するとベストが体に密着するので、どうしてもバッテリーが気になってしまいます。
着ているうちにだんだん慣れてくるものの、かがんだり、腰を反ったりする瞬間に気になることがありました。それくらいの存在感はあります。
温熱ベスト「スピードヒート」のサイズ感
サイズ表(cm)
身長 | 適応胸囲 | 実寸胸囲 | 肩幅 | 着丈 | 裾まわり | |
---|---|---|---|---|---|---|
M |
165~175
|
88~96
|
98
|
39
|
65.5
|
98
|
L |
175~185
|
96~104
|
102
|
41
|
67
|
102
|
LL |
175~185
|
104~112
|
106
|
43
|
68.5
|
106
|
3L |
175~185
|
112~120
|
112
|
45
|
68.5
|
112
|
「スピードヒート」はやや小さめの作りです。
よってサイズ選びはワンサイズ大きめをおすすめします。
178cm76kgのぼくは、普段Lサイズを着ることが多いのですが、この「スピードヒート」はLLサイズを選びました。
実際に着てみた画像がこちら。
下にTシャツと薄手のスウェットを着てジャストです。
ワンサイズ大きめのLLサイズですが、胴まわりがスリムで、ほとんど余裕がありません。特に脇がタイトです。
ですが、脇腹がストレッチ素材なので窮屈感はなく、体をひねっても、腕を大きく動かしても突っ張りません。
もうワンサイズ上げてもいいのですが、大きすぎると体とヒーターが密着しないため、暖かさを感じにくくなります。
なので、確実に保温効果を得たいなら、サイズ選びはワンサイズ大きめがおすすめです。
温熱ベスト「スピードヒート」レビュー まとめ
以上、温熱ベスト「スピードヒート」をレビューしてきました。
「スピードヒート」は部屋着や普段着、インナーにおすすめの電熱ベストです。これ一着あれば、暖房がなくてもぬくぬく快適に過ごせますし、ベランダやお庭での洗濯物干しも苦痛ではなくなります。
さらに、その他の安い電熱ベストとは違い、全国でテレビ通販を行っている「プライムダイレクト」の安心感と信頼感も魅力です。
ぜひいちどチェックしてみてください。
▼朝から晩まで続けて使うなら、予備のバッテリーがあるほうがベター(単品3,300円)
【メリット】
- 部屋着や普段着にちょうどいい
- 首と腰がじんわり暖かく、まさに「着るこたつ」
- 目を閉じてしまうほど気持ちいい
- 洗濯物干しが苦痛でなくなる
- バッテリー込みのわりに軽量で肩が凝らない
- 高価なアウターを買うよりも確実に暖かく、安く済む
【デメリット】
- デザイン的に街着には向かない
- 朝から晩まで続けて使うなら、予備のバッテリーが必要
- バッテリーのゴロッとした異物感
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