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On「クラウド5ウォータープルーフ」自腹レビュー|サイズ感やメリット・デメリットを検証



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キャンプと街の両方で使えるうえに、悪天候にも対応するスニーカーとして、On「クラウド5ウォータープルーフ」を購入しました。

 

購入の決め手は以下の3つです。

  • 着脱のしやすさ
  • 街履きできるデザイン
  • レインブーツ代わりに使える

 

本記事ではOn「クラウド5ウォータープルーフ」について

  • 特徴
  • サイズ感
  • メリット・デメリット

など、実際に履いてみた印象をお伝えします。

 

というわけで、On「クラウド5ウォータープルーフ」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

【メリット】

  • レインブーツよりも履きごこちが◎
  • 雨の日の外出が億劫でなくなる
  • 着地がソフトで足にやさしい
  • 脱ぎ履きがカンタン
  • 街履きできる

【デメリット】

  • 夏はムレる

 

On「クラウド5ウォータープルーフ」外観と特徴

クラウド5ウォータープルーフ」は、Onを代表するモデル「クラウド」をベースに防水機能を備えています。

 

前モデルから約5年ぶりのバージョンアップとなり、2022年2月に発売されました。

 

【スペック】

重量 :293g(27.5cm片足)

価格 :20,680円(税込)

 

ぼくはオールブラックの27.5cm(US9.5)を履いています。

On クラウド5ウォータープルーフ

ちくわを並べたようなソールのインパクトが強く、近未来感のあるルックスです。しかしデザインはスッキリと洗練されており、とくに黒はシック。

 

スポーツウェアのみならず、ジーンズやショートパンツなどのカジュアルな服装にも合います

 

ヒールには、さりげなくOnの母国スイスの国旗が。

ほぼ真っ黒のなかで、鮮やかな赤色が引き立ちます。

 

どこからでも視認できるよう、全方向にシルバーのリフレクターを配置。

夜の外出やランニングも安心です。

 

重量は293gと、ホット専用の小さいペットボトル飲料と同じくらいの重さ。

防水モデルながらも軽量に仕上がっています。防水機能のないノーマルの「クラウド5」と比較しても、たった30g重たいだけです。

 

アッパーは防水生地のため、若干パリッとした質感です。

とはいえやわらかく、足の動きに合わせてよく曲がるため、履きごこちに影響はありません。

 

また、縫い目を最小限に抑え、シームテープで補強されています。縫い目がないことで、足を包み込むような自然なフィット感を味わえます。

 

サイドには防水を意味する「WATERPROOF」の文字が。

 

実際に水をかけてみました。

表面の撥水加工もあり、完璧に水を弾いています。水滴が下へスルスルと滑り落ちていきます。内側に浸水することはありませんでした。

 

防水性を高める工夫はアッパーとタンのスキマにも。

足首あたりまで防水生地で埋めています。ということは、足首までなら360度どこからも水が侵入しないということ。

 

見た目や履きごこちは、いたって普通のスニーカーの感覚ですが、すごい付加機能ですよね。

 

ただひとつ、通気性がイマイチな点は気になるところ。暑くてムレやすいのは確かにデメリットではありますが、逆に冬は暖かいともいえます。

 

靴ひもは伸縮性のあるゴムひもです。

ゴムひもは固定できるので、結んだり解いたりする必要がありません。まるでスリッポンのように脱ぎ履きがカンタンです。

 

くわえて、よく伸びるため、どんな足にもフィットします。なので甲高でも大丈夫

 

On「クラウド5ウォータープルーフ」には、ふつうの靴ひもも同梱されています。

付け替えるメリットはとくにありませんが、見た目をもっと一般的なスニーカーに寄せたい場合は交換してもいいでしょう。

 

インソールは比較的フラットな印象で、クセのない履き味です。

 

ソールはOn最大の特徴である「クラウドテック」。

着地時に空洞が圧縮されることでクッションを生み、圧縮された空洞がもとに戻る反発力を利用して、次の一歩がスムーズに蹴り出せます。

 

またブロック状に分かれていることにより、タテ・ヨコ・ナナメ全方向に安定した着地が可能です。

ようするに、どんな動きをしても足にやさしいクッションが約束されているうえに、次の一歩が自然に蹴り出せるよう、歩く(走る)動作をサポートしてくれる。

 

これが「クラウドテック」と理解しました。

 

実際に歩いてみると、ソールがブロック状に分かれているのが実感できます。

 

具体的には、体重が乗っている箇所や、どういうふうに体重移動しているかがよく分かりますね。

 

ヨコ・ナナメの動きにもブロックが追随し、着地はじつにソフト。タテ方向はぐんぐんスピードに乗る感じです。

 

Onが掲げる「雲の上の走り」は、あながち大げさではありません。それくらいクッション性と前への推進力に優れたスニーカーだと実感しました。

 

On「クラウド5ウォータープルーフ」サイズ感

On「クラウド5ウォータープルーフ」のサイズ展開は0.5cm刻みです。

  • メンズ:25〜32cm(31.5cmはなし)
  • ウィメンズ:22〜28cm

 

旧モデルと比較して、足幅が広くなったといわれていますが、それでもやや小さめであることは変わらず。

 

なのでサイズ選びは、ふだん履いているサイズよりも大きめがおすすめです。

 

具体的には、

  • 普通足→0.5cmアップ
  • 甲高幅広→1cmアップ

がいいと思います。

 

ぼくは甲高幅広で、ふだん革靴などは26.5cmを履いています。

 

このOn「クラウド5ウォータープルーフ」は、1cmアップの27.5cm(US9.5)がちょうどいい感じです。

0.5cmアップの27cm(US9)も試してみましたが、全体的にキツくてムリでした。

 

実際に履いてみた画像がこちらです。

On クラウド5ウォータープルーフ サイズ感

薄手の靴下を着用した状態で、全長・横幅・甲の高さのすべてがジャスト

 

逆にいうと余裕はほとんどありません。その証拠に、甲の内側にややシワが寄っているのが分かるかと思います。

 

全体的にタイトめではあるものの、ゴムひものおかげで圧迫感はありません。

 

ただし冬用の厚手の靴下だとキツくて厳しいです。

 

1.5cmアップの28cm(US10)でも全然いけそうなサイズ感ですが、フィット感を重視して1cmアップの27.5cm(US9.5)を選びました。あとは履き込むうちに馴染んでいくはずです。

 

なので繰り返しになりますが、On「クラウド5ウォータープルーフ」のサイズ選びは以下がおすすめです。

  • 普通足→0.5cmアップ
  • 甲高幅広→1cmアップ

 

もし、ゆったり履きたい場合や厚手の靴下を履く場合は、上記からさらに0.5cmアップするといい感じになるかと。

 

On「クラウド5ウォータープルーフ」レビュー まとめ

以上、On「クラウド5ウォータープルーフ」をレビューしてきました。

 

On「クラウド5ウォータープルーフ」は快適な履きごこちだけでなく、街履きできるファッション性と、雨の日でも外出が億劫にならない防水機能を備えたハイテクスニーカーです。

 

レインブーツよりもスタイリッシュかつ、履きごこちも格上なので、梅雨シーズンの外出や通勤にも使えます。

 

On「クラウド5ウォータープルーフ」があれば、わざわざレインブーツを履く必要はありません

 

またスリッポン並みに脱ぎ履きしやすいため、キャンプにもおすすめです。テントの出入りがスムーズで、靴ひものストレスから開放されます。

 

ぜひいちどチェックしてみてください。

 

【メリット】

  • レインブーツよりも履きごこちが◎
  • 雨の日の外出が億劫でなくなる
  • 着地がソフトで足にやさしい
  • 脱ぎ履きがカンタン
  • 街履きできる

【デメリット】

  • 夏はムレる

 

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