ゆうきちのDig Dig METAL

メタル歴25年の会社員。かつては某外資系CDショップでHR/HM部門のバイヤーを担当。 当ブログでは『メタルの裾野を広げる』ことを使命として、新譜レビューや名盤ガイドなど情報発信しています。

【メタルコア名盤25選】2000年代のメタル・スタンダード メタルコアおすすめの名盤を紹介


今回はメタルコアの名盤を10枚紹介します。

 

メタルコアとは

90年代末、北欧メロディック・デスメタルに影響を受けたアメリカのハードコアバンドが登場。

 

文字通りメタルとハードコアをミックスしたサウンドで、2000年代初頭にはメタルコア・ムーブメントが発生します。

 

メロデスやスラッシュメタルを下地としたアグレッシブなサウンドと、ヴォーカルはスクリームで煽りつつ、サビはクリーンで歌い上げるスタイルが定番化。

 

一躍、新世代のヘヴィメタルとして、メタルシーンのメインストリームへと躍り出ました。

 

以下では個人的に大きな影響を受けたメタルコア作品を集めてみました。

 

メタルコアおすすめの名盤15選

1. AFTERSHOCK「Through The Looking Glass」(1999)

アメリカ・マサチューセッツ出身の伝説的バンドの2nd。

ハードコアの獰猛さにメロデス由来の叙情フレーズを加味したメタルコアの先駆け的作品。

解散後、メンバーはそれぞれキルスウィッチ・エンゲイジとシャドウズ・フォールを結成する。

おすすめ曲:1、5

 

 

2. KILLSWITCH ENGAGE「Alive Or Just Breathing」(2002)

元アフターショックのアダム・デュトキエビッチによるバンドの2nd。

直情的なハードコアサウンドと美しいメロディーのせめぎ合いが劇的な名盤。

ジェシー・リーチの情熱的な歌声も熱い。

本作を起点にメタルコア・ブームが巻き起こった。

おすすめ曲:2、4

 

 

3. SHADOWS FALL「The Art Of Balance」(2002)

元アフターショックのジョナサン・ドネイズ(その後アンスラックスに加入!)によるバンドの3rd。

ハードコアの荒々しさを残しつつも、強引にメロディーをブチ込んだ未整理なサウンドが逆に魅力的な一枚。

スラッシュメタル的な刻みやテクニカルなギターソロなど、ヘヴィメタルからの影響を強く感じる。

おすすめ曲:1、5

 

 

4. AVENGED SEVENFOLD「Waking The Fallen」(2003)

アメリカ・カリフォルニア出身のヘヴィメタルバンドの2nd。

今でこそメタルシーンの代表格となったA7Xだが、初期はアンダーグラウンドなサウンドを響かせていた。

重厚なサウンドと次作で開花する劇的旋律の融合はすでに本作で完成している。

おすすめ曲:2、3

 

 

5. CALIBAN「Shadow Hearts」(2003)

ドイツのニュースクール・ハードコアバンドの3rd。

メタル成分を増量したものの、前のめりなハードコアのパッションは隠せない。

欧州産ならではのダークネスと狂気のヴォーカルが美しい。

おすすめ曲:2、3

 

 

6. ATREYU「The Curse」(2004)

アメリカ・カリフォルニア出身のメタルコアバンドの2nd。

典型的なメタルコアと言えるサウンドだが、キャッチーなメロディーはアリーナメタルを思わせる。

80年代ヘヴィメタル・マナーなギターが最高。

おすすめ曲:2、3

 

 

7. TRIVIUM「Ascendancy」(2005)

アメリカ・フロリダ出身のヘヴィメタルバンドの2nd。

スラッシュメタルなどのヘヴィな要素と構築美溢れるツインギターのコントラストがドラマティックな名盤。

個人的にはトラヴィス・スミスの躍動するドラムが好きだった。

おすすめ曲:2、3

 

 

8. BLEEDING THROUGH「The Truth」(2006)

アメリカ・カリフォルニア出身のメタルコアバンドの4th。

ブラストビートも飛び出すマッチョサウンドとゴシックなキーボードという異色の組み合わせ。

ブランダン・シェパティのヘタウマヴォーカルはご愛嬌だが、ブルータルな突進力はシーン随一。

おすすめ曲:3、5

 

 

9. UNEARTH「III: In The Eyes Of Fire」(2006)

アメリカ・マサチューセッツ出身のメタルコアバンドの3rd。

クリーンヴォーカルを導入せず、スクリームのみで押し切る硬派サウンドながら、ツインギターでドラマを演出。

スラッシュメタル由来のアグレッションとメロディックなテクニカルギターは速効性抜群。

おすすめ曲:2、4

 

 

10. PROTEST THE HERO「Kezia」(2005)

カナダ出身のテクニカルメタルバンドの1st。

カオティック・ハードコアと様式美メタルががっぷり四つの突然変異的サウンドを聴かせる衝撃作。

楽曲は転調を繰り返し複雑に展開していくが、印象的なメロディーが聴き手をがっちり繋ぎとめて離さない。

おすすめ曲:2、6

 

 

11. BULLET FOR MY VALENTINE「The Poison」(2005)

現代メタルシーンを牽引するUK出身バンドの1st。

ソリッドなリフとツインギター、メロディックなヴォーカルの絡みが絶品。

彼らのカタログ中もっともメタルコアらしい作品。

おすすめ曲:2、3

 

 

12. AS I LAY DYING「An Ocean Between Us」(2007)

アメリカ・サンディエゴのメタルコアバンドの4th。

切れ味鋭いリフとドスの効いた低音がスラッシーに爆走する。

メロデス的なウェットな感触は少ないのがアメリカ産らしい。

おすすめ曲:3、4

 

 

13. ALL THAT REMAINS「This Darkened Heart」(2004)

元シャドウズ・フォールのフィリップ・ラボンテ(Vo)率いるバンドの2nd。

洗練された次作も良いが、アンダーグラウンド感が残る本作も甲乙つけがたい。

北欧メロデス・スタイルのリフがドラマティックに疾走する。

おすすめ曲:1、10

 

 

14. IN THIS MOMENT「Beautiful Tragedy」(2007)

アメリカ・カリフォルニアのメタルコアバンドの1st。

女性ヴォーカリスト、マリアの痛切なスクリームとエモーショナルなメロディーが魅力。

オーセンティックなヘヴィメタルの要素も強い。

おすすめ曲:2、4

 

 

15. HEAVEN SHALL BURN「Whatever It May Take」(2002)

ドイツのニュースクール・ハードコアバンドの2nd。

武骨で屈強なサウンドと悲壮な叙情メロが見事な一枚。特にタイトル曲は壮絶のひとこと。

完成度では3rdに譲るが、疾走チューンが多く収録されている本作をレコメンド。

おすすめ曲:3、10

 

 

さらに深堀り!メタルコアの裏名盤10選 

16. THE HUMAN ABSTRACT「Nocturne」(2006)

アメリカのメタルコアバンドの1st。

粗削りではあるが、ネオクラシカル速弾きギターとプログレッシブな展開に悶絶。

次作以降を期待したが、メインソングライターの脱退により、ネオクラシカル要素が減退してしまう。

おすすめ曲:1、3

 

 

17. MENDEED「The Dead Live By Love」(2007)

ウェールズ出身のメタルコアバンドの2nd。

派手なリードギターとハイトーンヴォーカルがピュアメタル度高し。

A7Xの対抗馬と期待されたが、本作を最後にあえなく解散。

おすすめ曲:1、3

 

 

18. I KILLED THE PROM QUEEN「Music For The Recently Deceased」(2006)

オーストラリア出身のメタルコアバンドの2nd。

北欧メロデスにブレイクダウンをねじ込んだ、まさに純正メタルコア。

そこらのメロデスよりも強烈な北欧臭を放つメロディーに卒倒。

おすすめ曲:2、4

 

 

19. MISERY SIGNALS「Controller」(2008)

アメリカのポストハードコアバンドの3rd。

ハードコア由来の激音を、ポストロック的な拡がりのある音像と冷淡な叙情美で包み込む。

獣性と知性を兼ね備える孤高の名盤。

おすすめ曲:2、4

 

 

20. BETWEEN THE BURIED AND ME「S/T」(2002)

アメリカのプログレッシブメタルバンドの1st。

現在ではプログレッシブメタルの代表格となった彼らだが、本作は出自であるニュースクール・ハードコア色が濃い。

若さゆえの尖ったサウンドはフレッシュだ。

おすすめ曲:2、3

 

 

21. AUGUST BURNS RED「Messengers」(2007)

USメタルコアバンドの2nd。

ツインギターでメロディックな単音リフを紡ぐ、ドラマティックなメタルコア。

ほぼスクリームで押し通すヴォーカルもアグレッシブで良い。

おすすめ曲:1、5

 

 

22. THE AGONY SCENE「The Darkest Red」(2005)

USメタルコアバンドの2nd。

肉食系モダンヘヴィネスをメタルコアに落とし込んだ、ありそうで無いタイプのサウンド。

憤怒を撒き散らすスクリームは迫力満点だが、クリーンがヘタウマなのが惜しい。

おすすめ曲:2、5

 

 

23. GOD FORBID「Sickness And Misery」(1999)

USメタルコアバンドの1st「Reject The Sickness」とEP「Out Of Misery」のカップリング盤。

一筋縄ではいかないリフとカオティック楽曲展開に、メロデス由来の叙情リードを融合。

メタルコア黎明期の試行錯誤感がクール。

おすすめ曲:2、4

 

 

24. DEADLOCK「Earth .Revolt」(2005)

ドイツのニュースクール・ハードコアバンドの2nd。

シンフォニックで邪悪なメタルコア/ニュースクールハードコアを聴かせる。

作を重ねるごとに流行を追って迷走していくが、本作は叙情派にはたまらない名盤。

おすすめ曲:2、3

 

 

25. THE YEAR OF OUR LORD「Dead To You」(2002)

USメタルコアバンドの1st「The Year Of Our Lord」とEP「The Frozen Divide」などを収録したディスコグラフィ盤。

ブラックメタルのような荒涼系トレモロリフが炸裂するニュースクールハードコア。

リマスターの効果か、サウンドの明瞭度と迫力が増している。

おすすめ曲:1、2

 

 

 

 

 

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