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ソロキャンプ=0.5合炊き|メスティンで失敗しない炊飯方法(水量は100mlでOK)



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ソロキャンプでも

「おいしい炊きたてご飯を食べたい」

「ご飯だけは手を抜きたくない」

 

そんなソロキャンパーさんに、大人気のアウトドア用飯ごう「メスティン」を使った炊飯方法を紹介します。

 

飯ごうでご飯を炊くというと、

  • 焦げそう
  • めんどくさそう
  • 時間がかかりそう

といった難しいイメージがあるかもしれません。

 

しかし、以下で解説する4つの工程を押さえておけば「誰でも」「カンタンに」「美味しく」ご飯を炊くことができます。今回はソロキャンプを想定して、一人前=0.5合で解説していきます。 

 

ではさっそくメスティンでの炊飯方法を解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

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メスティン0.5合炊きに必要な道具・材料

まずはメスティンで0.5合のご飯を炊くのに必要な道具と材料を紹介します。

【必要な道具・材料】

  • メスティン
  • バーナー
  • タオル
  • 米0.5合
  • 水100ml

 

まずはメスティンはソロキャンプならノーマルサイズで十分です。材質がアルミであればどこのメーカーでも大きな差はありません。

 

もっともポピュラーなのはトランギア社のメスティンTR-210。愛用者が多く、メスティン=トランギアといっても過言ではないほど定番です。

つぎにバーナーはシングルバーナーがおすすめです。軽量・コンパクトで携行性が高いため、ソロキャンプに向いています。

 

ぼくが使っているのはSOTOの定番「レギュレーターストーブST-310」です。五徳に安定感があるため、細長いメスティンを乗せてもグラつきません。

あとは蒸らしに使うタオル(メスティンが包める程度の大きさ)、米0.5合、水100mlがあれば大丈夫です。

 

メスティン0.5合炊きの炊飯方法(所要時間60分)

メスティン0.5合炊きの工程は以下4つです。

  1. 米を研ぐ
  2. 米を浸水させる(30分)
  3. 炊飯(弱火15分)
  4. 蒸らす(10分)

 

合計で60分あればおいしくご飯が炊けます。次にそれぞれの工程を解説していきます。

1.米を研ぐ(5分)

水を3〜4回取り替えながら、米の表面に付いたぬかやゴミを落とす感覚で米を研いでいきます。

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うっすら米が透けて見えるくらいの透明度になれば、水を切って完了です。

 

無洗米の場合は研ぐ必要がないので、次の浸水工程からスタートとなります。

 

2.米を浸水させる(30分)

ご飯をおいしく炊くために浸水の工程は重要です。

 

研いだ米に水100mlを加え、30分間浸水させます。すると米が白く変化します。

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米がピカピカと輝くような白さになれば浸水はOK。

 

★ポイント
しっかり水を吸わせることで、米の芯まで火が通り、ふっくらと炊きあがります。浸水時間が短いと炊きあがりが硬くなります。

 

3.炊飯(弱火15分)

いよいよ米を炊いていきます。

 

バーナーを弱火にセットし、15分間火にかけます。

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火加減を調節する必要はなく、最初から最後まで弱火のままで大丈夫です。

 

15分後、メスティン内の水分がなくなれば炊き上がり。

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フタをあけてみて、水や泡がブクブク出ているようなら、まだ水分が飛ばしきれていません。様子を見ながら加熱時間を延長してください。

 

もし吹きこぼれるようであれば、フタの上に石などの重しになるようなモノを置きましょう。

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おそらく0.5合の場合は派手に吹きこぼれることはないと思います。

★ポイント
野外では風で火が消えないよう注意してください。風が強い場合は中火でもOKです。その際は炊飯時間が15分よりも短くなりますので、焦がさないようにこまめにフタをあけて炊け具合を確認してください。※炊飯中にフタを開けることは問題ありません。

 

▼コンパクトな防風リングがあると便利です。

4.蒸らす(10分)

ご飯をもっちりおいしくするために炊きあがった米を蒸らします。

 

炊き上がったら火からおろし、冷めないようにすぐにタオルに包みます。

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とくに冬場は冷めやすいので、タオルで包んだメスティンを空のクーラーボックスに入れることもおすすめです。


タオルに包んだまま放置し、10分間蒸らします。

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10分待てば、炊きあがり。

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米の白さが際立ち、美味しそうに炊けました。

 

鍋底に焦げつきもありません。

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面倒ならお湯を注ぐだけのアルファ米がカンタン

メスティンでの炊飯方法は分かったけど、それでも

 

「たった1食分のお米を炊くのは面倒だな」

「今日はラクしたい」

 

そんな日は、お湯を注いで15分待つだけであったかご飯が食べられるアルファ米がおすすめです。

 

5年も長期保存できるため、キャンプだけでなく災害時のストックとしても使えます。家族全員分を備蓄しておけば安心ですよね。

 

できあがりが260〜270gになるため、量としては茶碗大盛り1杯ほど(およそ0.7〜0.8合)です。

 

白米だけでなく、五目ごはんやドライカレーなどもラインナップされているので飽きずにキャンプ飯が楽しめますよ。

 

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【ソロキャンプ=0.5合炊き】メスティンで失敗しない炊飯方法 まとめ

以上、メスティンで0.5合の炊飯方法を解説してきました。

 

上記の方法で、「誰でも」「カンタンに」「美味しく」ご飯が炊けます。

 

キャンプ本番前にいちど自宅でリハーサルしてみてはいかがでしょうか。ぶっつけ本番だと失敗する可能性もあるので、あらかじめコツを掴んでおくと安心です。

 

なお、1合炊き(二人前)の場合は以下の分量・時間で調整してください。

  • 米1合
  • 水200ml
  • 浸水30分
  • 炊飯23分
  • 蒸らし10分

 

以上、参考になれば幸いです。

 

 

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