本記事ではパタゴニア「ロスガトスクルー」について
- 特徴
- サイズ感
- メリット・デメリット
などをレビューします。
パタゴニア「ロスガトスクルー」は快適な着ごこちとバツグンの保温性を備えたフリースのプルオーバーです。
ただ、おしゃれに着こなすには難易度が高いため、街着というよりは部屋着やワンマイルウェアにおすすめします。
ではパタゴニア「ロスガトスクルー」をレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
パタゴニア「ロスガトスクルー」外観と特徴
パタゴニア「ロスガトスクルー」は毛足の長いハイパイルフリースを使用したプルオーバーです。2018年の発売から毎年完売するほどの人気を誇り、いまやパタゴニアの新定番となっています。
【スペック】
素材:ポリエステル100%
重量:380g
価格:15,400円(税込)
178cm76kgのぼくはグレーのLサイズを着ています。
スウェットやセーターをそのままフリースにしたような、ありそうでなかったアイテムです。左胸にはパタゴニアらしいデザインの切り返しポケットを備えています。
生地がハイパイルフリースなので保温性はバツグンです。
なぜなら毛足が長いため、あたたかい空気を閉じこめやすいからです。
ただし裏地が付いていないので風は通します。冷たい風が吹く日は厳しいですが、逆に通気性がいいためムレにくいともいえます。
袖は肩まわりが動かしやすいラグランスリーブ。
両サイドにジップ付きハンドポケットを装備しています。
首元や裾、袖口は伸縮性のあるパイピング仕様です。
パイピングが太めでしっかりしているため、そうカンタンには伸びない安心感があります。
パタゴニア「ロスガトスクルー」サイズ感
【サイズ表】平置き(cm)
身幅 | 着丈 | 裄丈 | |
---|---|---|---|
XS |
46
|
64
|
84
|
S |
48
|
67
|
86
|
M |
52
|
69
|
89
|
L |
57
|
72
|
91
|
XL |
61
|
74
|
94
|
XXL |
65
|
77
|
97
|
パタゴニア「ロスガトスクルー」はやや大きめの作りのため、ジャストで着るならワンサイズ小さめがおすすめです。
しかし着丈や裄丈に比べると、身幅がやや細めなのでご注意ください。
178cm76kgのぼくはふだんLサイズを着ることがほとんどです。「ロスガトスクルー」もLサイズを着ています。(下にロンTを着用)
裾と袖が若干長めですが、身幅はほどよくゆとりがあります。ただ腕のダブつきが気になるので、正直なところワンサイズ小さめのMサイズのほうがよかったかも......。
この微妙なサイズ感が「ロスガトスクルー」の難しいところで、ワンサイズ小さめのジャストで着るか、ワンサイズ大きめのオーバーサイズで着るかのどちらかに振り切らないと中途半端なシルエットになります。
スッキリしたシルエットが好みならワンサイズ小さめがおすすめです。
サイズ感に関して、パタゴニア公式サイトの口コミをいくつかシェアしておきますので、ぜひ購入の参考にしてください。
181cm 77kg ダウンの下に着るのでMでピッタリ アウターで着るならワンサイズ上が良いですね
172センチ 65キロ 中肉中背男性です いつもパタゴニアはSサイズを購入していますが、この製品は思ったより首回りと身幅がタイトです。下着の上から直接着ないときついです。ボタンダウンを着てからその上にと考えていましたが無理でした。
身長181体重73の普通体型 パタゴニアはアウターもインナーもMを選んでいたので、こちらもMを注文。 パタゴニアでは珍しくピッタリと着る感じかな。脇の下も余裕はない。少しゆったりと着たい方はワンサイズ上をオススメする。
177/70のガッチリ体型でLが少し緩めのため、色違いでMを購入したところ、身頃がピッタリで脱ぎ着がしんどい感じでした。リラックスして着るならLですが、すっきり着こなすならMです。
170センチ70キロの中年体型、パタゴニアはSサイズが多いのですが、これはMで少し余裕のある理想の着心地。
174/68で、肩幅広めです。 MとSを比較し、Mを買いました。 暖かさは申し分ないです。 Sだと着丈が短く、Mだと丁度いい感じでした。
他の方もおっしゃっていますが、アウターとして着るならワンサイズ上げることをおすすめします。 身長171cm、55kgの体型にMサイズで、キツすぎずゆるすぎずちょうど良いです。 薄手のサーマルロンTの上に着て寒くないと感じました。
皆さんのレビューにあるように小さめです。 168㎝ 58kg Sサイズで丁度良いです。シンチラはXSだったり、場合によってはあえての大きめでSを購入する事もありますが、これに関してはワンサイズアップがマストかと思いました。
それでもサイズに迷う場合は、パタゴニア公式サイトでサイズが異なる2着(たとえばMとLなど)をいったん購入し、試着後に不要な方を無料で返品することもできます。
ちょっと気が引けるかもしれませんが、実際にパタゴニアが認めている方法なので、試してみてください。(参考:サイズやカラーなど製品選びに迷った時は、どうしたらいいですか)
実際に着てみたメリットとデメリット
パタゴニア「ロスガトスクルー」は上記のようにサイズ感の難しさにくわえて、毛足の長いモコモコ感と肩がストンと見えるラグランスリーブが相まって、肩や背中が丸く見えてしまいます。
悪くいうと、ぬいぐるみっぽいというか......。
また首元も大きく開いているためリラックス感が強く、重ね着が必須です。
このように「ロスガトスクルー」は着こなしが難しいアイテムではありますが、部屋着やワンマイルウェアとして割り切ればめちゃくちゃ優秀です。
まず重量が380gと軽いため、着ていてストレスがありません。
さらに保温性が想像以上。同じハイパイル系フリースであるモンベル「クリマエアジャケット」と比べても、着た瞬間に違いが分かるほどあたたかいです。
(>>モンベル「クリマエアジャケット」レビューはこちら)
なので「ロスガトスクルー」は部屋でリラックスするのに向いています。街着よりも部屋着やワンマイルウェアとして使うのがおすすめです。
【メリット】
- 快適な着ごこち
- 動きやすい
- あたたかい
【デメリット】
- 風を通す
- 着こなしが難しい
- 毛足がつぶれやすい
パタゴニア「ロスガトスクルー」レビュー まとめ
以上、パタゴニア「ロスガトスクルー」をレビューしてきました。
パタゴニア「ロスガトスクルー」は快適な着ごこちとバツグンの保温性を備えたプルオーバーです。
ただ、おしゃれに着こなすには難易度が高いため、街着というよりは部屋着やワンマイルウェアにおすすめします。
ぜひいちどチェックしてみてください。
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