ヘリノックスはチェアだけでなくテーブルも優秀です。
テーブルにも種類がいくつかあるのですが、ぼくは天板が板のように固い「テーブルワン ソリッドトップ」を愛用しています。
ぼくが考えるヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」の魅力は「実用性の高さ」です。
テーブルとしての安定感を重視したことにより携行性はいまひとつですが、それをカバーするほど使い勝手のいいテーブルに仕上がっています。
そんなヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」を人気モデル「テーブルワン ハードトップ」との比較を交えながらレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
ヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」 外観と特徴
ヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」は韓国のアウトドアファニチャーブランド【Helinox】による、天板がソリッドトップタイプのテーブルです。
【スペック】
使用時サイズ:57×40×H38cm
収納時サイズ:43×11×H13cm
重量 :1,970g
耐荷重 :50kg
天板素材 :メラミン樹脂
ポール素材 :アルミ合金
付属品 :収納袋
価格 :24,200円(税込)
ぼくは木目調のウォールナットカラーを愛用しています。
パーツは天板と足となるポールの2点です。天板はメラミン樹脂製のため頑丈。ポールは軽量のアルミ合金製です。
トータルの重量は約2kgと、決して軽量ではありませんが、小型テーブルとしては許容範囲かと思います。
天板にはさりげなく【Helinox】の刻印が入っていておしゃれです。
木目も自然でいい感じ。本物の木と見間違えるほどリアルです。
組み立て方法は以下の2ステップ。
①ポールを組み立てる
②上から天板をはめる
ポールの組み立ては説明書を見なくても直感的にできてしまうほどカンタンです。というか、ポールをほぐすだけで勝手にカシャンカシャンと結合していきます。
あとは天板をポールに乗せて、コーナー4ヶ所にグッと噛ませるだけ。
慣れるとたった10秒で完成します。
木目がリアルなので、本物の木のテーブルかと勘違いするほどおしゃれですよね。ナチュラルな雰囲気が出るので、キャンプだけでなく自宅のインテリアにもなじみます。
ポールの接地面は地面にくい込むような形状となっています。
地面が柔らかかったり、少々凸凹していても、しっかりと踏ん張ってくれるので安定感があります。
サイズ感が分かるようにモノを置いてみます。
ソロ〜ふたりであればメインテーブルとして使えます。グループキャンプの場合はサイドテーブルとして使うのがいいでしょう。
ヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」には収納用トートバッグが付属します。
こちらもテーブルに負けず劣らずおしゃれです。
真ん中に仕切りがあるためテーブルが2台収納できます。
ぼくはヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」とユニフレーム「焚き火テーブル」を一緒に収納してます。
>>>ユニフレーム「焚き火テーブル」レビューはこちら
ハードトップよりソリッドトップをおすすめする4つの理由
ヘリノックス「テーブルワン」はハードトップよりもソリッドトップをおすすめします。理由は以下の4つです。
- 高い安定感
- 清潔に使える
- 溶ける心配なし
- おしゃれ
1. 高い安定感
ヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」は安定感があります。
天板がメラミン樹脂でできているため、板のように固くしっかりしているからです。
なので、グラつきや頼りなさはまったくありません。また重量が約2kgあるので、風に飛ばされることもほとんどありません。
これが「テーブルワン ハードトップ」の場合、ポリエステル生地の中に細長いアルミ板が5枚入っているだけなので、ソリッドトップと比べるとやや安定感に欠けます。重量も870gと携行性には優れますが、野外で使うとなると突風などに注意が必要です。
テーブルは熱い飲み物や料理を置く場所なので、安定感があるほうがいいに決まっています。万が一、テーブルがひっくり返ったらキケンです。
よって、ヘリノックス「テーブルワン」は安定感が高いソリッドトップがおすすめです。
2.清潔に使える
ヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」は清潔に使えます。
天板が板のように固いため、食べこぼしや調味料の汚れなどはサッと拭くだけでキレイになります。
「テーブルワン ハードトップ」の場合、天板がポリエステル生地なので、汚れが繊維の目に入り込んでしまいます。奥に入り込んだ汚れはなかなか取れないため、カビや生地の劣化につながることも。
その点、ソリッドトップなら汚れがカンタンに落ちるため清潔な状態で長く使え、メンテナンスもラクです。
3.溶ける心配なし
ヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」は溶ける心配がほとんどありません。
天板のメラミン樹脂は耐熱温度が120℃といわれるので、ある程度の熱には耐えられます。溶ける心配がないため、テーブル上でふつうに調理可能です。
これが「テーブルワン ハードトップ」だとそうはいきません。天板がポリエステル生地のため火や熱には弱いです。シングルバーナー程度であれば使えますが、かなり気を使いながら調理することになるでしょう。
ソリッドトップなら天板を傷める心配がないので、思い切って調理できます。とはいえアツアツの鉄板やダッチオーブンの直置きはNGですので注意してください。
4.おしゃれ
ヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」は天板がおしゃれです。
とくに木目調のモデルはパッと見た感じが本物の木に見えるほどリアルなので雰囲気バツグンです。
ぼくはキャンプだけでなく、自宅でもサイドテーブルとして活用しています。
「テーブルワン ハードトップ」だとポリエステル生地のツルッとした質感が無機質な印象を与えます。いい感じの雰囲気を出すのは難しいかと。
見た目にもこだわるならソリッドトップがおすすめです。
ヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」レビュー まとめ
以上、ヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」をレビューしてきました。
ヘリノックス「テーブルワン ソリッドトップ」の実用性はダントツです。
テーブルとしての安定感を重視したことにより携行性はいまひとつですが、それをカバーするほど使い勝手のいいテーブルに仕上がっています。
ぜひ一度チェックしてみてください。
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