ゆうきちのDig Dig METAL

メタル歴25年の会社員。かつては某外資系CDショップでHR/HM部門のバイヤーを担当。 当ブログでは『メタルの裾野を広げる』ことを使命として、新譜レビューや名盤ガイドなど情報発信しています。

【グルーヴメタル/モダンヘヴィネス名盤20選】獰猛な肉食系メタル グルーヴメタルおすすめの名盤を紹介


今回はグルーヴメタルの名盤を20枚紹介します。

グルーヴメタルとは

ヘヴィメタルの一番の特徴でもあるスピードを殺して、重くうねるようなグルーヴを搭載したヘヴィメタルを「グルーヴメタル」と呼びます。

 

90年代は「モダンヘヴィネス」とも呼ばれましたが、現在は「グルーヴメタル」で定着しています。

 

スピードやメロディーよりも、リフやリズムに重点を置いたスタイルで勝負するグルーヴメタルは、リフ作りのセンスが最も問われるサブジャンルなのです。

 

すなわち、メタルの本質的なカッコ良さを体現しているのがグルーヴメタルということですね。

 

そんなリフの宝庫でもあり、人間の本能に訴えかけてくるようなグルーヴメタル作品をセレクトしてみました。

グルーヴメタルおすすめの名盤10選

▶各楽曲30秒間試聴できます!

1. PANTERA「Vulgar Display Of Power」(1992)

USテキサスの4人組による革命的6th。

「鋭利な鈍器」とでも表現したくなるような、ソリッドなリフとうねるグルーヴでヘヴィメタルを新たな次元へと導いた名盤。

その斬新なサウンドは多くのフォロワーを生み、90年代メタルの方向性を決定づけた。

おすすめ曲: 1、3

 

 

2. METALLICA「Metallica」(1991)

METALLICA史上最大のヒット作であり、全米1位にも輝いた5th。

スピードを落とし、グルーヴ重視の作風でファンを驚かせたが、同時に熱狂的な支持も獲得した名盤。

本作が90年代のロックシーンに与えた影響は計り知れない。

おすすめ曲:1、2

 

 

3. LAMB OF GOD「Wrath」(2009)

USバージニアのグルーヴメタルバンドによる6th。

タイトルにある通り、怒りに満ちた攻撃的な楽曲がズラリと並ぶ。

巧みなリフメイクと破壊力満点のグルーヴ、肉食獣スクリームなどすべてにおいて規格外。

おすすめ曲: 3、4

 

 

4. MACHINE HEAD「Burn My Eyes」(1994)

USカリフォルニアのヘヴィメタルバンドによる1st。

スラッシュメタルと重低音グルーヴをミックスし、ストイックな緊張感に満ちた一枚。

PANTERAとともにメタル冬の時代を支えた。

おすすめ曲: 1、2

 



5. HELMET「Meantime」(1992)

ニューヨークのオルタナバンドによる2nd。

分厚い鉄板で殴られるような、重くソリッドなサウンドはメタルであると断言する。

オルタナにカテゴライズされるがゆえに、敬遠していたメタルファンはいま一度聴いてみてほしい。

おすすめ曲: 1、7

 

 

6. PRONG「Cleansing」(1994)

ニューヨークのメタル/ヘヴィロックバンドの5th。

ザクザクのスラッシュギターと直接肉体に作用するグルーヴは中毒性高し。

HELMET同様、日本での過小評価が残念でならない。

おすすめ曲:1、4

 

 

7. GODSMACK「Awake」(2000)

USマサチューセッツのヘヴィロックバンドによる全米5位を記録した2nd。

METALLICAのブラックアルバムをアップデートしたかのような、ごついヘヴィロックを鳴らす。

サリー・エルナの灼熱ヴォーカルは情念が感じられる。

おすすめ曲:2、3

 

 

8. CHIMAIRA「Chimaira」(2005)

USオハイオのメタルバンドの3rd。

獣性ほとばしる獰猛なサウンドは紛うことなきヘヴィメタル。

彼らをニューメタルだと思っている人は騙されたと思って聴いてほしい。

おすすめ曲:1、2

 

 

9. FIVE FINGER DEATH PUNCH「Got Your Six」(2015)

いまやアメリカンメタルのトップランナーとなった5FDPの6th。

いかにもアメリカンな豪快なリフを軸に男臭いヘヴィメタルを聴かせる。

アイヴァン・ムーディの憂いあるメロディーも魅力。

おすすめ曲: 1、2

 

 

10. GOJIRA「L'enfant Sauvage」(2012)

フランス産プログレッシブ/グルーヴメタルバンドの5th。

ヘヴィではあるが、その知的でクールなサウンドはUS産とは異なる印象を与える。

とは言え、難解さはなく、肉体へ響くグルーヴと両立させる手腕はさすが。

おすすめ曲:2、3

 

 

さらに深堀り!グルーヴメタルの裏名盤10選

11. EXHORDER「Slaughter In The Vatican」(1990)

USニューオリンズのスラッシュメタルバンドによる1st。

実は1987年頃には既に完成していた、激速スラッシュとうねるグルーヴが同居するグルーヴメタルの元祖と言われる作品。

PANTERAの元ネタとの噂もあるがはたして……。

おすすめ曲:1、3

 

 

12. FLOODGATE「Penalty」(1996)

EXHORDER解散後にカイル・トーマス(Vo)が結成したグルーヴメタルバンドの唯一作。

鈍く振り下ろされるグルーヴリフと、ニューオリンズならではのサザンフレーバーを融合。

渋さが光る、燻し銀の作品。

おすすめ曲:1、2

 

 

13. DEVILDRIVER「The Last Kind Words」(2007)

元COAL CHAMBERのデズ・ファファーラ(Vo)によるエクストリームメタルバンドの3rd。

強烈なグルーヴが渦巻く、ブルータルなエクストリームメタル。

メロディックなパートも増量し、全方位型エクストリームメタルが完成した。

おすすめ曲:1、2

 

 

14. THROWDOWN「Vendetta」(2005)

USカリフォルニアのハードコア/メタルバンドによる4th。

タフなハードコアにマッチョなグルーヴをぶち込んだ、まさに「聴くプロテイン」。

PANTERAがハードコア化したような熱いサウンドだ。

おすすめ曲:2、3

 

 

15. CANDIRIA「300 Percent Density」(2001)

ニューヨークのミクスチャー/カオティックハードコアバンドによる4th。

ガチのヒップホップやジャズを強引にカオティックハードコアとドッキングした実験精神溢れる一枚。

いつ聴いても、まったく古さを感じさせず刺激的。

おすすめ曲:3、5

 

 

16. RAGING SPEEDHORN「S/T」(2000)

UK産スラッジ/ヘヴィロックバンドの1st。

血気盛んなツインヴォーカルと岩石のような轟音がうねりまくる傑作。

BLACK SABBATH直系のリフは紛れもなくブリティッシュ。

おすすめ曲:1、2

 

 

17. PISSING RAZORS「S/T」(1998)

USテキサス出身グルーヴメタルバンドの1st。

ひと言でいうとPANTERAフォロワーだが、クオリティそのものは高い。

直後に大流行するニューメタル風味が感じられるのも面白い。

おすすめ曲:1、2

 

 

18. MNEMIC「Passenger」(2007)

デンマーク産グルーヴメタルバンドの3rd。

近未来的シンセとブリッブリの重低音をフィーチャーした個性派サウンド。

ギョーム・ビドーによる硬軟自在のヴォーカルもキャッチー。

おすすめ曲:2、5

 

 

19. REVOKER「Revenge For The Ruthless」(2011)

UK出身グルーヴメタルバンドの1st。

UK産ながら、初期MACHINE HEADとNICKELBACKを足したようなアメリカンなサウンドが特徴。

フィル・アンセルモ似の咆哮を混ぜながら男臭く歌い上げるヴォーカルも良い。

おすすめ曲:2、4

 

 

20. GEEZER「Plastic Planet」(1995)

BLACK SABBATHのギーザー・バトラー(Ba)によるサイドプロジェクトの1st。

ヴォーカルにFEAR FACTORYのバートン・C・ベルを起用し、若手バンドに負けないヘヴィネスを披露。

この挑戦する姿勢は見習いたい。

おすすめ曲:2、3

 

 

▼関連記事▼

スラッジメタル/ストーナーロックおすすめの名盤

インダストリアルメタルおすすめの名盤

スラッシュメタルおすすめの名盤

サザンハードロック/ヘヴィメタルの名盤