ソロキャンプの醍醐味のひとつがキャンプめし。
キャンプめしを作るなら、料理道具にもこだわりたいですよね。
でも種類が多すぎて、どれを選んだらいいか分かりづらいのも事実。
というわけで、今回はぼくが実際に愛用しているソロキャンプ向けのおすすめキャンプ料理道具をご紹介します。
どのアイテムも軽量・コンパクトで、ソロキャンプでの使い勝手はバツグン。デザインもシンプルなため、長く愛用できる定番ギアばかりです。
ぜひ最後までお付き合いください。
- ソロキャンプ用料理道具を選ぶ2つのポイント
- キャンプ料理道具10選|ソロキャンプにおすすめの軽量・コンパクトなギアたち
- キャンプ料理道具10選|ソロキャンプにおすすめの軽量・コンパクトなギアたち まとめ
ソロキャンプ用料理道具を選ぶ2つのポイント
ソロキャンプ用料理道具を選ぶ際は以下2点がポイントとなります。
- 軽量・コンパクト
- 焚き火で使える
それぞれを解説します。
1.軽量・コンパクト
ソロキャンプ用料理道具は軽量・コンパクトなものがおすすめです。
というのも、ソロキャンプの場合は持ち込めるギアに限りがあるため、できるだけ荷物を圧縮する必要があるからです。
車を使うならまだしも、たとえばバイクツーリングなどバックパックひとつにギアを詰め込むとなると多くのギアは持って行けません。
なので、ソロキャンプには小さく収納できるギアや軽い材質のギアがおすすめです。
材質について深堀りすると、なるべくアルミやチタンを選ぶといいと思います。アルミやチタンは鉄やステンレスと比べて軽いため、持ち運びの負担が少なく済みます。
2.焚き火で使える
ソロキャンプ用のクッカーやケトルなどは焚き火(直火)で使えるものがおすすめです。
なぜなら、焚き火は暖を取るだけでなく、炊飯や煮炊き、湯沸かしなど調理全般に活用できるからです。
なので、ソロキャンプ用料理道具は焚き火(直火)で使えるものを選んでください。
具体的には
- 燃えやすい木材や溶けやすいプラスチックなどの装飾が少ないもの
- ススで汚れても大丈夫なもの
がおすすめです。
キャンプ料理道具10選|ソロキャンプにおすすめの軽量・コンパクトなギアたち
ここではぼくが実際に愛用しているソロキャンプ向けのおすすめキャンプ料理道具を紹介します。
1.ピコグリル398
ピコグリル398はスイスSTC社製の軽量焚き火台です。グリルとしても使えるため、一石二鳥の優れもの。
ソロユースから2~3人までの使用に適しています。ソロキャンプ芸人のヒロシさんが愛用していることでも有名ですね。(参考:ヒロシさん愛用道具のレビュー)
- とにかく軽い。フレームとシェルでたった366g。
- コンパクト収納。折りたたむとA4サイズに。
- 5秒で組み立て完了。手間いらず。
- 焚き火台と調理用グリルを別々で用意する必要がなく、荷物の軽量化が図れる。
- 直火のため料理が美味しく仕上がる。とくにお肉は絶品。
2.SOTOレギュレーターストーブ
SOTO「レギュレーターストーブ」は折りたたみ式のシングルバーナーです。
燃料はCB缶(一般家庭用のカセットガス)を使用。およそ5℃の低気温でも一定の火力を維持してくれるため、冬キャンプでも使えます。(参考:キャンプのガス缶はCB缶に統一するべき)
別売りの「アシストセット」を装備すると、さらに使い勝手がアップ。無敵のシングルバーナーに進化します。
- 手のひらサイズのコンパクト設計。
- オールマイティーな使い勝手。湯沸かしから料理まで、キャンプからピクニックまで使うシーンを選ばない。
- CB缶で経済的。
- 低気温でも安定した火力。冬キャンプでも使える。
- 五徳のサイズが絶妙。シェラカップからダッチオーブンまで安定して乗せられる。
3.ユニフレーム 山クッカー角型3
ユニフレーム「山クッカー角型3」はソロ〜2人に最適な軽量・コンパクトな四角いクッカーです。
大・小ふたつの鍋とフライパンがセットになっているため「炊飯」「汁もの・鍋もの」「湯せん」「炒めもの」と全方位に活用できます。
- インスタントラーメンとの相性◎。麺を割らずに調理可能。
- レトルトカレーの湯煎にもちょうどよいサイズ。
- ケトルとしても使える。角からお湯をこぼさずに注げるため、ドリップコーヒーにも重宝。
- フライパンで料理の幅が広がる。
- これさえあれば、なんとかなる安定感と安心感。
4.バウルー シングル
バウルー シングルは日本製のホットサンドメーカーで、35年以上にわたり家庭やアウトドアで愛され続けている定番です。
ガス火のみならず、焚き火にそのまま突っ込んで調理できるのもグッド。
上部の留め具を外して分離すると、使い勝手が爆上がりします。簡単にできるので、ぜひ改造してみてください。
- ホットサンドが外カリッ中フワッと美味しく仕上がる。
- フライパンとしても使える。焼き餃子やハンバーグなど「蒸し焼き」「炒めもの」にもおすすめ。
- 焚き火調理との相性◎。
- キャンプと自宅で年間通して大活躍。
5.トランギア メスティン
トランギア「メスティン」はスウェーデン生まれのアルミ製飯ごうです。熱が内部に均一に伝わるため炊飯に適しています。
炊飯以外にも「パスタ」「煮もの」「蒸しもの」「燻製」などもこなせる万能ぶり。とりあえず一台持っておいて損はない逸品です。
- 「誰でも」「簡単に」「美味しく」ご飯が炊ける。
- 焚き火OK。
- 蒸しものができる。寒い冬のほかほか肉まんは体も心もほっこり。
- 軽量のため携行性バツグン。
- 中に小物を収納できる。
6.オピネルナイフ ステンレス#10
オピネルは130年以上の歴史を誇るフランスの老舗ナイフメーカーで、折りたたみ式のステンレス製ナイフが定番です。
「世界で最も美しいデザイン 100のプロダクト」に選ばれており、木製ハンドルのおしゃれな外観も高い人気を誇っています。
刃が薄いため薪割りには不向きですが、調理用ナイフとしては過不足なく使いやすいです。
- 温かみのあるデザインがおしゃれ。
- コンパクト。
- 刃が飛び出さないようロックできるため安全。
- #10が使い勝手よし。刃渡りが100mmあるので、大きめの野菜や塊の肉、パンにも対応可能。
- コスパ高い。
- 使い込むほどに味わいが増すため愛着が湧く。
7.遊火パン
遊火パンは190×140×厚さ4.5mmのソロキャンプ用黒皮鉄板です。蓄熱性が高いためお肉が美味しく焼けます。
四辺のフチがせり上がっているため、油や調味料などが落ちません。
また、抜き差し可能なハンドルはしっかりしており、安定感があります。
- ソロキャンプにジャストのB6サイズ。
- 油が垂れないため、テーブルや調理器具が汚れない。
- スペックのバランスがよい。
- コスパが高い。
- 使い込むほどに味わいが増すため愛着が湧く。
8.ポーレックス コーヒーミル2
ポーレックス「コーヒーミル2」は日本製の小型コーヒーミルです。
ステンレス製ボディはサビに強く丈夫。また、簡単に分解できるため、パーツごとに水洗いが可能です。
キャンプ場で挽きたてのおいしいコーヒーはいかがでしょうか。目覚めのコーヒータイムやコーヒー片手に焚き火を眺める時間ががさらに豊かになります。
- コンパクトなためキャンプやピクニックにも気軽に持って行ける。
- デザインがシンプルなためどんなシーンにも合う。
- 好みの味(粒度)に調節可能。
- 水洗いできるため清潔に保てる。
- 自宅でもスタメンで使える。
9.スノーピーク チタンダブルマグ300ml
スノーピーク「チタンダブルマグ」は軽量なチタンでできたダブルウォール(二重構造)のマグカップです。
つまり、チタンを二重にして、あいだに空気を挟んだ構造になっているため保温性が高いといわれています。
ハンドルをコンパクトに折りたためるため、収納しやすい形状です。
- 軽量。300mlサイズで93g。
- チタン製のため口元が熱くならない。
- 手に持っても熱くない。
- 飲み口がなめらかで、くちびるにフィット。
- 自宅でも365日使い倒せる。
- 経年変化が楽しめる。使い込むことでチタンならではの複雑な色味に変化。
10.トランギア ケトル0.9L
「メスティン」で有名なトランギアのアルミ製ケトル。ころんとしたフォルムがかわいらしいシンプルなデザインです。
お湯を注ぐだけならクッカーで代用できるものの、やっぱりあると便利。コーヒーやお湯割りには欠かせません。
- 0.9Lがソロ〜ふたりに使い勝手がよい。
- 焚き火OK。
- 過不足ないシンプルさ。
- 愛着が湧く。スス汚れも味わいのうち。
キャンプ料理道具10選|ソロキャンプにおすすめの軽量・コンパクトなギアたち まとめ
以上、ソロキャンプにおすすめキャンプ料理道具を紹介してきました。
どのアイテムも軽量・コンパクトで、ソロキャンプでの使い勝手はバツグン。デザインもシンプルなため、長く愛用できる定番ギアばかりです。
ぜひ好みのキャンプ料理道具を見つけてみてください。
【今回紹介したギア】
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