キャンプ場に落ちている枝や倒木を薪に使いたいと思ったことはありませんか。
でも、
「そのまま使うには大きすぎる」
「かといって素手で折るのはムリ」
そんなときに役立つのがノコギリです。
キャンプ用にノコギリを1本持っておけば、薪を現地調達できるうえにブッシュクラフト的なワクワク感も楽しめます。
本記事では
- キャンプ用ノコギリの選ぶポイント
- キャンプ用おすすめノコギリ
を紹介していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
キャンプ用ノコギリを選ぶ3つのポイント
キャンプ用ノコギリを選ぶには以下3点を押さえておくと失敗しません。
- 折込式
- カーブソー
- 刃240mm
それぞれを深堀りしていきます。
1.折込式
キャンプ用ノコギリはコンパクトに折りたためる折込式がおすすめです。
なぜならキャンプでは携行性が大切だからです。とくにソロキャンプならなおさらですね。
もし折りたためないノコギリだと、バックパックやコンテナに収まらないといった不都合が生じます。
なのでキャンプ用ノコギリは2つに折りたためる折込式を選びましょう。
2.カーブソー
キャンプ用ノコギリは刃がわん曲しているカーブソーがおすすめです。
カーブソーならノコギリを強く押さえつけてギコギコ動かす必要がありません。
木の表面に軽く刃を当てて手前に引くだけで、自然に刃が食い込んでいきます。
つまり太い枝でも労力をさほど使わずにカンタンに切れます。
なのでキャンプ用ノコギリはカーブソーがおすすめです。
3.刃240mm
刃のサイズは240mmをおすすめします。
というのは太い枝を切る場合に労力をあまり使わないためです。
刃が短いと何度も何度も往復しなければなりません。240mmあればワンストロークでより多く切れるため、往復が少なく済みます。
また240mmであれば収納時サイズが30cm以下になるので、携行性もまったく問題ありません。
つまり切断力と携行性のバランスに優れているのが240mmということです。
キャンプ用ノコギリ3選
ここでは上記の「折込式」「カーブソー」「240mm」をすべて満たしたノコギリをセレクトしました。
1.ゴムボーイ「カーブ万能目」240mm
刃渡り :240mm
収納サイズ:約270mm
重量 :265g
価格 :4,433円(税込)
キャンプ用ノコギリの定番「ゴムボーイ」シリーズのカーブソー。キャンプには幅広い用途に対応できる万能目がおすすめです。
ぼくはこのゴムボーイ「カーブ万能目」240mmを使用しています。
デザインがゴチャゴチャしておらず、単一カラーでスッキリしているため気に入っています。
2.サムライ「騎士」240mm
刃渡り :240mm
収納サイズ:約290mm
重量 :290g
価格 :3,520円(税込)
ソロキャンプ芸人ヒロシさんを含め、キャンパー人気が高いのがこのサムライ「騎士」です。ただレッド×グリーンのカラーリングは好みが分かれるところ。
サムライ「騎士」はコラボモデルもあり、コメリ限定のレッド×ブラックのほうがデザイン的に使いやすいです。
またヒロシさんのオリジナルブランドNo.164から出ている「剪定鋸【野斬鋸】」もサムライ「騎士」がベースとなっています。
3.シャークソー「斬月」240mm
刃渡り :240mm
収納サイズ:ー
重量 :260g
価格 :1,724円(税込)〜
1886年創業の工具メーカー「髙儀」による強く鋭いサメの歯をイメージした「シャークソー」シリーズ。そのなかで折込式カーブソーが「斬月」です。
木の繊維方向に関係なく効率よく切断できる刃形を採用しています。
また姉妹モデルに防錆加工を施したフッ素コートモデルもあります。こちらは刃がブラックのためスタイリッシュです。
キャンプ用ノコギリ3選 まとめ
以上、キャンプ用おすすめノコギリを紹介してきました。
どれも「折込式」「カーブソー」「240mm」とポイントを押さえており、切断力と携行性のバランスに優れたノコギリばかりです。
1本持っておけばキャンプに役立ちますので、ぜひいちどチェックしてみてください。
ぼくはゴチャゴチャしたデザインが好きではないので、単一カラーでスッキリしているゴムボーイを使用しています。
【今回紹介したノコギリ】
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